1年生学級レク体育館を見渡すと、バドミントン、バスケットボール、バレーボール、壁際ではおしゃべりを楽しみながら折り紙をする輪もできています。 ほぼ1時間の間、休憩もはさまずにコートを駆け回る生徒たちの体力は無尽蔵としか言いようがありません。 中学校入学からまもなく1年。このメンバーと過ごすのも、残すところ2週間です。 篠笛に初挑戦〜1年生音楽〜小学校で習ったソプラノリコーダーとは指使いも違い、楽譜も音符ではなく数字です。全員で、一音ずつ確かめながら音を出してみます。 同じ音を連続して出す時に、リコーダーでは舌で音を切る「タンギング」を行います。しかし、篠笛の場合は、舌を使わず、笛の穴を抑える指を素早く動かす必要があります。これは、ヨーロッパの言語に比べると、日本語はほとんど「舌」を使わないことが関係しているのだそうです。 数年前の連続テレビ小説の主題歌でゆずの「雨のち晴レルヤ」は、篠笛による「さくら色のワルツ」が原曲ということで、音楽の先生のピアノと篠笛先生のセッションが生徒たちにプレゼントされました。 ほくほくのジャガイモ〜1年生調理実習〜予習がわりに、家で皮むきの練習をしてくるのが宿題でした。お家の方にむき方を習ってきたおかげでしょうか、包丁を持つ手も、じゃがいもを持つ手もなかなか上手に使えていました。 水から茹でたジャガイモをつぶして、塩やマヨネーズで味付けして「いただきまーす!」。シンプルな料理ですが、みんなの笑顔からもそのおいしさが伝わってきました。 1年生調理実習今回は、1人1本のキュウリを無駄が出ないように7種類に切り分けるという課題です。半分は斜めの切り口が特徴の乱切りと斜め薄切り、そして千切りに。もう半分は輪切り、半月切り、いちょう切り、拍子木切りに丁寧にカットしました。 慣れた手つきで包丁を持つ生徒もいますが、中には「俺へたくそだ〜」「だめだ、厚すぎた〜」と危なっかしい手つきの生徒もいます。そんな生徒たちも「最初はできなくても、続けていれば器用不器用関係なく、誰にでもできるようになりますよ」という先生の言葉にちょっとほっとできたはずです。 1年生 性に関する指導
2月8日(木)、講師の先生をお迎えして、1年生を対象とした性に関する指導の教室を開催しました。
妊婦体験ができるジャケットを身につけた男子生徒は、約8kgという重さとバランスのとりづらさや動きづらさにびっくり。また、首の座らない赤ちゃん人形を全員交代で抱っこする場面では、その小ささと予想外の重さに「うわ〜!」と思わず声が上がっていました。 しかし、今ここに自分が存在しているということが、どれほどの奇跡であるのか、とんでもない確率のもとにあるのだと知らされると真面目な表情に。また、赤ちゃんは誰にも教えてもらわなくても、お母さんのお腹の中で快適に過ごすための工夫や、元気に生まれてくるコツなどちゃんと知っているという事実に驚きの表情を見せていました。 「生命誕生」と、思春期の「こころ」と「からだ」を学んだことで、自分のことも相手のことも大切な存在として見直すことができたのではないでしょうか? 安全で美しい町づくり〜1年生総合学習〜
1年生は2月1日(木)に、総合学習〜安全で美しい町づくり〜の学年発表会を行いました。
昨年11月に地域貢献活動として、地域の神社や公園の清掃などをしました。その後、学級内に「安全で美しい町づくり」を班ごとに提案しました。発表に対して他の班は『keep』(良いところ・うまくいったところ)、『problem』(課題・問題点)、『try』(解決策・挑戦してみること)の意見を出しました。この意見を参考にレポートをまとめ、学年発表に至りました。 前回と同じように発表後に『keep』『problem』『try』を出すことで、発表者以外の生徒も自分の考えをしっかりともつことができました。また、一人一人が安全で美しい町づくりに向けて、積極的に行動する気持ちを高めました。 <発表テーマ例>「環境に優しいきれいな町づくり」「世代を超えた交流と地域の美化」「子どもたちが安全に遊べる町にしたい!」「交通規制などしっかりできている町」「みんながのびのびと過ごしやすい町づくり!」 ギターの音色〜1年生音楽〜
この冬、1年生はギター演奏の練習をしました。
小学校では鍵盤ハーモニカやソプラノリコーダー、そしてカスタネットやタンバリン、小太鼓などの打楽器に触れてきました。習い事でピアノ教室に通うこともありますが、ヴァイオリンやギターなど弦楽器に触れる機会はなかなかありません。 ほとんどの生徒は初めてのギターに期待が隠せない様子。軽く弦を弾くと、自分の指先から音がこぼれていく様子に瞳を輝かせていました。 弦の押さえ方をあっという間に覚えると「きらきら星」の演奏に挑戦しました。 1年生技術の製作風景
1年生の技術の作品作りも佳境です。
製作中の「写真&ペン立て」は、木材・亜鉛版・アクリル板の三種類の素材を使って組み立てます。それぞれの素材の特性に合わせた道具の使い方を学んで加工しました。設計図通りに線を引き、カットし、穴を開け、折り曲げる…たくさんの工程に、いくつもの道具を用いなければなりません。 生徒たちは、平たいアクリル板に熱を加えると自由に曲がる様子に目をみはり、亜鉛版が折りたためること感心し、新たな発見の連続です。知識として知っていることと、五感をフル稼働して経験することは全く違うのだということが、生徒の表情の変化から伝わってきます。 まもなく組み立て作業に入ります。完成が待ち遠しいです。 ダンス ダンス ダンス!!〜1年生体育の授業〜4人前後のグループをつくり、ダンスの曲も自分たちで選び、振り付けやフォーメーションも自分たちで工夫しました。アイドルのヒット曲はかわいらしい仕種、洋楽のヒップホップにはクールな表情を意識した振り付けもばっちりでした。 最近は、インターネットの動画でダンスの振り付けをコピーするのが好きな生徒や、ダンス教室に通った経験のある生徒もいて、その出来栄えに驚かされました。 礼に始まり礼に終わる〜1年体育の授業その2〜
1年生の男子は柔道に挑戦しました。
柔道着の帯の締め方からスタートし、基本となる受け身、その次に寝技を練習しました。 練習最終日は、畳の上にマットを重ね、試合のような形で組み合いました。かなりの身長差がある生徒同士で組むこともありましたが、小柄な生徒も瞬発力と負けん気でぐいぐい攻め込んでいました。 正座で相手と向き合い畳に手をつき礼をするのが、今どきの中学生には新鮮な体験だったのかようです。「礼!」の号令がかかる度に、嬉しそうにぴょこんぴょこんと頭を下げる姿が微笑ましかったです。 この後は、男子がダンス、女子が柔道の授業に入ります。 朝読書バッグ完成〜家庭科の作品作り〜
1年生が家庭科の授業で製作した「朝読書バッグ」が完成し、11日からの保護者面談にあわせて展示されました。
製作に使う布は生徒各自が用意したものです。同じ型紙で作られているわけですが、色がら・素材が違うと印象もかなり違いました。 着なくなったワイシャツのデザインを上手く利用して、ポケット付きのスペシャルバッグを作った生徒もいて、見ごたえのある展示となりました。 展示後は、毎日必要な朝読書用の本が、机やカバンの中で傷まないように利用していきます。 長岡企業の魅力を学ぼう〜1年生総合学習〜
11月16日(木)に長岡市内の3つの企業の方にお越しいただいて、講演会を行いました。
私たちが暮らす長岡には、国内外で活躍する企業がたくさんあり、優れた製品やサービスを社会に提供しています。そんな企業の代表の方々から貴重なお話をお聞きすることができました。 <生徒の感想> ・社会人になるためには、基本的生活習慣を身につけること、コミュニケーションをとること、チャレンジ精神をもつことが大事だとわかりました。 ・人の役に立ち、人に幸せを届けられるように私もなりたいと思いました。働くことは信頼が必要だとわかりました。 ・国家技能士が多くてより良い製品がつくれるのだなと思いました。また、女性が活躍できていていいなと思いました。 ・僕たちは、これから頑張れば、いろいろな仕事ができるとわかりました。明日からでも、夢に向かって頑張ろうと思いました。 1学年親子レクリエーション好プレーや珍プレーに拍手や歓声が起こり、笑顔があふれました。この楽しい行事を企画・運営してくださったPTA1学年部の皆様、行事に参加して盛り上げてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。 キホンのキ 1年生の技術の授業板を正確に5cm四方のサイズに切りだし、かんなをかけて滑らか仕上げなければならないのですが、これがなかなか難しいようです。定規を使って印をつけても、のこぎりで切り出すと小さくなってしまう生徒が続出。また、ずいぶん不自然な姿勢で板を切っている生徒がいたのですが、どうやら左利きの友達がのこぎりを使う様子をお手本にしていたということもありました。 それでも、同じ作業台の仲間たちと、お互いのために何ができるか、何を分担し合うべきか、協力の重要性を考えながら作業をしている様子が感じられました。 安全で美しい優しいまちづくり〜1年生総合的な学習〜
1年生は、9月から12月の総合学習で「地域学習」を中心に学びます。安全で、美しい、優しいまちづくりについて学びを深め、地域の皆さんに提案しようと考えています。
9月14日の学習テーマは「ユニバーサルデザインって何?」でした。新しいコンピュータ室や図書室の本などで調べ、ユニバーサルデザインの考え方や具体例をまとめました。 9月21日は車いすや高齢者体験キットを用いた学習を行いました。生徒たちは、膝やひじが曲がりにくくするベルトや、視界が狭くぼやけて見える眼鏡を身につけて、階段の上り下りに挑戦しました。 今回学んだ内容は、日々の授業の中でも意識されるようになりました。発表するときは誰にでも聞こえやすい大きさと速さを心掛け、黒板に文字を書くときは丁寧に見やすい大きさで書こうとしていることが伝わってきます。 1年生どきどきの職場訪問今回は各事業所に5〜6人という少人数班での訪問でした。訪問先までの移動、役割分担、想定外のできごとが起きた場合への対応、全て自分たちで力を合わせるしかありません。打ち合わせを十分にしたつもりでも不安でたまらない生徒もいたようです。 しかし、どの訪問先でも温かく迎えていただき、どの班も笑顔が学校に帰ってくることができました。 御協力いただいた堤岡中学区とその周辺の20を超える事業所の皆様、大変ありがとうございました。 <生徒の声> ・疲れていても笑顔で対応することを聞き、仕事は人を喜ばせたり、元気にさせているんだと思った。 ・誰かのために働いて、楽しいと思ったり、やりがいを感じられる人になりたいと思った。 ・心を込めて、熱心に仕事をしている姿がとてもかっこいいと思った。 オリジナルキーホルダー作り木工の学習で7×7cmの板に各自でデザインから始めました。かわいい動物、好きなスポーツ、星やりぼん、ゲームキャラクターを模したものまで、バラエティに富んでいます。自分のイメージに近い作品に仕上げるために、電動糸のこ、様々なやすり、ボール盤、はんだごてなど、様々な道具のつかいかたを学びながら、製作に励んでいます。 そして、ケガを防止することも学習の一つ。蒸し暑い中ですが、使い方に注意の必要な道具を使う時は、長袖体育着で頑張っています。 花いっぱいまであと少し
5月2日に1年生が総合学習の時間にまいた花の種が、大きく花開き始めました。自分たちが暮らす地域にみんなで育てた花をお届けする地域貢献の一つです。
毎日の水やりや植え替えなどの世話はもちろんのこと、どんな場所に花を置けば喜んでもらえるか、実際に足を運んで考えているところです。 学校から離れた場所に置いたプランターに水やりに行くときの水道の確保など、解決しなければならないことがいくつかありますが、もうまもなくお花をお届けできます。みなさん楽しみにお待ちください。 ネットを使った調べ学習
1年生はキャリア学習の一環で、6月に学区の事業所でグループごとに職場インタビューを行う予定です。訪問を前に、職業調べやマナー講座の時間も設定されています。
先日はICTサポーターの平沢さんから、インターネットを使った調べ学習についてアドバイスをしてもらいました。その中で、気軽に利用できるからこその注意点がいくつかあげられました。 本よりもインターネットの方が、自分が調べたことや考えたことなど情報を簡単に広めることができます。便利である反面、本に比べるとその情報が正しいのかどうかが判断しづらいこともあります。 また、ネット上の情報をそのまま切り取り貼り付けるコピー&ペーストにも話題が及びました。引用部分や参考元を明確にすること、あくまでも自分の意見・考えがメインであって、引用はサブということを意識して調べ学習に臨んでほしいと思います。 本の住所って?図書館の本は日本十進分類法に基づいて、0〜9の番号が割り振られています。これが本の住所です。本の住所を知っていれば、どの本棚に必要な本があるのか見当をつけることができます。 オリエンテーションでは、本の住所とタイトルが書かれたカードが生徒に配られ、実際に本を探してみるという活動をしました。本を探しながら、本棚の間を歩き回ることで、自分の本棚にはないようないろんな本があることに気づけたのではないでしょうか。 |
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