明日から臨時休業へ〜規則正し生活をして、生活リズムを崩さない〜 終学活を少し長めにとり、健康・学習・生活のそれぞれの担当の先生から、全校放送で、各クラスの生徒たちに向けて、臨時休業期間の注意点について話がありました。 本来なら全校生徒が体育館に集合してそれぞれの話を聴くかたちをとりたかったところですが、新型コロナウイルス感染予防の観点から、生徒たちは自分のクラスの座席に座って、放送で聞こえてくる「注意点」に耳を傾けていました。 1 健康について 〜休業期間中も毎朝の健康観察を続けましょう〜 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための臨時休業期間が始まります。学校に登校しないことで安心が保障されるわけではありません。一人一人が、感染しないように十分注意しながら生活することが大切です。 万一、ウイルスに触ってしまったとして、触ってしまった手で自分の口や目、鼻に触れることで、感染してしまうおそれがあります。それを予防するためには、「他の人とできるだけ近づかない」「用事もなく外出をしない」「マスクの着用を心掛け、咳エチケットを守る」「こまめに石鹸で手を洗う」ことに努めましょう。 また、ウイルスに感染した場合にも、発症するまでに2週間くらいかかってしまうケースも多く報告されているため、自分がいつ感染してしまったのか分かりにくいという特徴があります。 その一方で、どんなに予防していても、その予防の「効果」を感じにくい病気でもあります。3月から毎日のように新型コロナウイルスのニュースが続いてますが、私たちの予防生活も「マンネリ化」してきて、ともすると「油断」してしまいがちです。 テレビやニュースで報じられている悲しい現実は、決して「他人事」でないということを改めて確認して、予防や拡大防止に努めましょう。 私たちが「今やるべきこと」をしっかりと確認しましょう。そして、臨時休業明けの学校生活を元気にスタートできるように、全校生徒一人一人が規則正しい生活を心掛けましょう。 休業期間中にも、毎朝の健康観察をしっかり忘れずに行ってください。家で体温を測り、熱やだるさ、咳症状が現れたときには、学校へ電話で報告してください。 (土曜、日曜、祝祭日は連絡しなくて構いません) みんなが元気な顔で、休業後に登校してきてくれることを信じています。 2 学習面について 〜規則正しい生活を定着させ、定期テストの準備を進めよう〜 終学活で家庭学習の課題が配られます。16日間分の学習課題が配られます。 今回の「休業期間」は、家族で出かけたり、部活動に頑張ったりということができない16日間となります。 今回の休業期間は、「不要不急の外出を控え」「できるだけ出歩かず、家で過ごす」ことが求められています。 学習課題と一緒に配布された「計画表」を活用しながら、計画的に学習を進めてください。 そこで、毎日のスケジュールは、学校生活と同じように生活することを実行してください。つまり、自分の家での生活となりますが、午前8時45分〜午前9時35分での50分間は家庭学習に取り組みましょう。 そして、10分間休憩した後で、再び、家での2時間目の家庭学習に取り組んでください。このようにして、学校で過ごすときの生活リズムを崩すことなく、規則正しく生活しながら、定期テストに向けての学習を重ね、準備を進めてください。 今回みなさんに配った「学習課題」には、みなさんがこの休業期間中に生活リズムを崩さずに学習に取り組み、規則正しい生活と学習に継続して取り組む習慣づくりが含まれています。 16日間、しっかり勉強して、休業明けには忘れずに宿題を提出してください。 3 生活面について 16日間の家庭での生活では、次の4つの点をしっかり意識した生活を心掛けましょう。 〇感染リスクが高い人混みや三密(密集、密接、密着)のおそれがあるところには出かけ ないこと。外出するときには、行先、帰る時間を家族に伝え、長時間の外出は絶対にし ない。 〇法に触れる行為(万引き、喫煙等)には絶対に近づかない 〇交通安全ルールを守る。 4月に入ってから小中学生の交通事故が市内でも複数発生しています。左右の安全確認 が不十分で車と接触してしまったり、一時停止の場所で止まらずに交差点に進入してし まい事故に遭ったりというケースが発生しました。 できるだけ外出しないことを心掛けながら、外出した時にも交通安全に十分に気を付け ましょう。 〇ゲームやスマホのルールを守り、長時間利用しない。 SNSやスマホなどを介して、個人情報を拡散したり、相手を傷つけてしまう言葉を書き 込むことは絶対にしてはいけません。 以上、健康、学習、生活のルールを守って、「自分の命は自分で守る」「一人一人の心 掛けで新型コロナウイルスを終息させる」ことに努めていきましょう。 |