忘れ物展示/薬物乱用防止教室/学校保健委員会置き忘れた物が確実に手元に戻るには,どうしたら良いのでしょうか? そうです。記名をすることです。特にこれからの季節,ぜひ傘には記名をお願いします。でも,中には記名できないものもありますよね。その一つにテレフォンカードがあります。 実は,昨日12/6の放課後に,職員玄関にある公衆電話にテレフォンカードが置き忘れてあるのを1年女子生徒が見付け,J先生に届けてくれました。今日,持ち主が申し出てくれて,無事手元に戻りました。当たり前のことかもしれませんが,私(教頭)は,「当たり前のことを当たり前にできることは素晴らしい。」と思いました。宮中生全員がこのように素直な心で行動できると良いですね。 5限には東京から精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳先生を講師にお迎えして,3年生全員が多目的ホールで「薬物乱用防止教室」の授業を受けました。(写真中) 斉藤先生はサッカー少年で,中学生の時はプロを目指したそうです。「まさか,このような仕事に就くとは思わなかった。」と語っておられました。演題は「STOP the 薬物! 〜断る勇気が未来をつくる〜」です。DVDとスライドを駆使しながら,分かりやすく話をしてくださいました。 「自分のことを何でも相談できる人を,一人で良いからつくること。そうすれば,薬物を断ることができる。」と強く語っておられました。薬物乱用をした人たちの更正に関わる斉藤先生の体験をお伺いすることで,改めて薬物には手を出さないと決意することができました。 さらに,斉藤先生からは「挨拶の良い生徒さんですね。」と褒めていただきました。「宮内中学校の私たちを見てください。」という気持ちで生活している宮中生の皆さん,もっと自信をもって良いですよ。 14時50分からは保護者の代表の皆様にお集まりいただき,学校保健委員会を開きました。(写真右) 参加者からは, 「薬物乱用の事件は,宮内中学校の近くでも起きたことがある。中学生も他人事ではない問題である。」 「子供たちの中には,眠気覚ましにカフェインを多く含んだドリンクを飲んでいる人もいる。大量摂取は体に良くないということを教えていきたい。」 「子供は,興味本位で色々なものに手を出す。でも,薬物には絶対に手を出してはいけないということを,私たち大人が責任をもって教えるべきである。」 「薬物乱用や,スマホ等の使いすぎによる健康被害等,大人が分からないことがますます多くなっている。保護者ももっとこのような教室に参加して,親子で話し合うきっかけを作ることが大事である。」 等のご意見をいただきました。今回のご意見を生かして,次年度以降も事業を継続していきます。今後ともよろしくお願いいたします。 |
|