宮中生の「ちょっといい話」1つ目は、職場体験学習に参加した2年生の生徒に関する、職場の方からのお手紙です。 【嬉しい手紙】 ============================= (前略)突然のお手紙、大変失礼いたします。私、市民体育館にて英語のリトミックを担当しているAと申します。 先日の職場体験では、貴校よりNさん、Tさんのお二人からお出でいただきました。私の講座に来ていただいた際には、準備から小さな子どもたちのお世話、後片付けまで率先して取り組み、あいさつや応対もハキハキと笑顔でこなす素晴らしい姿勢に大変感動しました。 お二人から「でんぐり返し」のお手本を見せてもらったお子さんが、人生初の前転に成功し、親御様も大変喜んでいらっしゃいました。 感謝の思いをお伝えしたく、図々しくお手紙させていただきました。 お二人はもちろん、お二人の親御様、先生方の心の温かさを、たった1時間ではありましたが感じた次第です。どうぞよろしくお伝えくださいますよう、お願い申し上げます。(後略) ============================== 宮内中学校としては初めて3日間の実施となった今回の職場体験学習で、このような嬉しい感想をいただけるなんて、本当にありがたいことです。生徒たちにとっても、私たち教職員にとっても、とても励みになりました。Aさん、ありがとうございました。 2つ目は、学校に先週いただいた、地域の方からのお電話です。 【嬉しい電話(若い女性)】 ============================== 私は地域に住むBという者です。実は先日、私の高齢の母が夕刻に自転車で道路を走行中に転倒し、ケガをして倒れてしまいました。するとそこを通りかかった男子中学生が母に声をかけ、丁寧に世話してくださったのです。 血が流れているのを見て「救急車を呼びましょうか?」と母に尋ね、「救急車を呼ぶほどではないので家族を呼んでほしい」と答える母の頼みに応じるだけでなく、私が現場に到着するまで母の側についていてくださったのです。 学校とお名前を尋ねると、宮内中3年生のNくんであることを教えてくれました。どうしても感謝の気持ちをもう一度お伝えしたくて、学校に電話をさせていただきました。(後略) =============================== 3年生のNくんは「当たり前のことをしただけです」と謙遜していましたが、その当たり前のことを当たり前にできるのが、素晴らしいことだと思います。こんな素晴らしい生徒が宮内中学校で育っていることを、とても嬉しく誇りに思いました。 このエピソードは、10月3日の1学期の終業式でも、全校生徒に紹介させてもらいました。 本当に「嬉しい手紙」と「嬉しい電話」でした。宮内中の生徒たちをしっかり見守ってくださっている地域の皆さんや、励ましてくださっている保護者の皆さんに、心から御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。 |
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