3/8(金)第77回卒業証書授与式式後には、卒業記念合唱「群青」を卒業生が歌いました。その歌の前段に、卒業生代表が以下のようなメッセージを話しました。 私たちが卒業合唱として歌うのは「群青」です。この曲は、東日本大震災を被災した福島県の中学校の音楽の先生が中学生たちの言葉を繋ぎ合わせて作った曲です。東日本大震災の日、当たり前のようにまた明日と別れた仲間たち。離れ離れになってしまった彼らは、「当たり前が幸せと知った」と歌います。そして「災害によって会えなくなった、離れてしまった仲間たちとも、心はつながっている」と悲しみを乗り越えていきます。 私たちもコロナ禍の中、当たり前に行うことができなくなったことが多くありました。それでも、私たちは、当たり前の大切さを感じながら、この仲間と様々なことに挑戦してきました。 私たちは、これから一人ひとり違う道を歩んでいきます。9年間ともに過ごした仲間との絆とこの栖吉中学校で過ごした日々。今まで私たちを支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様、先輩・後輩の皆さん、そして先生方。当たり前だと思っていること全てに感謝を込めて、この栖吉中学校から新たな道へと踏み出します。 |