たすけおに たのしくするには先週のお話です。低学年(1,2年生)の体育で助け鬼をしました。どうも、うまくいきません。つまらなそうな表情をしている子もいます。そのうち、鬼の決め方で言い争いも起きました。また、時間も長い方がいい、短い方がいいなどいろいろなことを言います。その度に助け鬼はストップして、時間だけが過ぎていきます。とうとう、ほとんどできずにその時間は終わってしまいました。体育の授業が終わると、「私が明日までにきまりを考えてきます。」と2年生の班長さんが私に言いました。 次の日の体育で、2人の班長が代表して発表しました。 1 ルールを まもってやります。 2 もんくを いわないでやります。 3 なかよく やります。 4 おなじ人ばかり おいかけません。 5 タイマーがなったら やめます。 すると、昨日とやっていることは同じですが、みんなが楽しそうにやっています。なぜ??そこで、しばらくたってから、説明を聞いている側の子にインタビューしました。返ってきた言葉は、「優しく言っているから」「子どもが言っているから」同じ年の子に同じ目線で言われることで、心に届くのですね。その証拠に聞いている側も、真剣でしたし、説明している班長さんたちもマイクを片手に分担しながら懸命に説明していました。小さな自治ですが、子どもたちにとってみれば、大きな一歩です。すごい!ルールを書いてくるといった一人の班長さんは、自分から私にルール作りを申し出くれ、さらに約束通りに翌日の発表となりました。感謝&素晴らしい!今週の助け鬼でもルール説明でもう一度確認して、しっかりと取り組んでいました。何か問題が起こると、一旦助け鬼を中止して、話し合って解決し、また始めます。頼もしい限りです。 私も精進しなければ・・・。優しく言うか。なるほど。少し早口だったかもしれません。表情にも気を付けていこう。がんばります! 今週もありがとうございました。来週もよろしくお願いいたします。 *助け鬼:体育館にて実施。時間は、体育の終わり頃で、2分間×3セットくらい実施します。 |