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飛翔〜吹奏楽部定期演奏会秘話〜



ふと定期演奏会のプログラムを見ると、曲目の中に『飛翔』という曲がありました。単なる偶然かと思っていると、演奏前のMCにより、『飛翔』は吹奏楽部3年生の一人が作曲したものであることが伝えられました。曲名の由来は、部訓が由来の一つになっています。また、今後それぞれの空へ羽ばたいていく3年生への思い、次の空へ羽ばたいていく1・2年生への思いが込められているのだそうです。3年生が演奏した『飛翔』は、それぞれのパートにソロ演奏の部分があり、力強くとても素敵な曲でした。
子どもたちの可能性は計り知れません。それでも、これほどまでの才能と熱意を秘めた生徒が身近にいることにとても驚きました。曲の完成までには、並々ならぬ努力があったことは容易に想像できます。その“特別な曲”を、強い絆で結ばれている3年生が演奏したことに、言葉では言い表せないほどの感動を覚えました。
東北中学校として開催する最後の定期演奏会に相応しい曲とメンバーがそろっていたこと。足を運んだことを幸運に思えるエピソードです。
感動のフィナーレ〜定期演奏会〜



元気よいMCから始まった演奏会は、2部構成(アンコールを含めて全14曲)でした。今年度の吹奏楽コンクール課題曲をはじめ、映画音楽、ポップミュージック等、様々なジャンルがあり、聴衆を楽しませました。また、この演奏会で引退となる3年生だけのステージや、今後を担う1・2年生のステージがあり、形態の工夫もありました。どの曲を聴いても、生徒がこれまでひたむきに努力していた姿が音色に重なり、感動せずにはいられませんでした。曲と曲の間には、吹奏楽部が入れ代わり立ち代わりMCを務め、それぞれのよさを発揮しながら、会場を盛り上げました。また、聴衆もペンライトを振りながら一体感を楽しむことができたり、途中でサプライズ企画があったりで、2時間があっという間に過ぎていきました。
感動に次ぐ感動で迎えたフィナーレは、この日のために駆け付けてくれた吹奏楽部OB・OGとの合同演奏でした。すばらしい先輩たちとの演奏は、生徒にとっても、聴衆にとっても心に残るステージでした。定期演奏会は、こうして幕を閉じました。
定期演奏会を成功裏に終えられたのは、生徒、指導者のがんばりはもちろん、保護者会の皆様のご協力も大きいと感じます。朝の楽器運び出しや、会場の外での駐車場誘導、受付にも多くの保護者の皆様からご協力いただきました。また、演奏会の途中には保護者会が作成した動画放映もあり、生徒への愛情が十分に感じられる一日でした。
ご協力くださった保護者会の皆様、そして、会場にお越しくださった皆様のお陰で、定期演奏会は本当にすばらしいものとなりました。ありがとうございました。
再スタート〜2学期開始〜



始業式では、各学年の代表生徒が2学期の抱負を発表しました。1学期の反省や経験を通して学んだことを基に、3名とも堂々と発表することができました。さすが各学年の代表者という姿でした。また、原稿を見ずに長文を話す生徒もいました。事前の準備をしっかり行って、この日を迎えたのだと思います。その姿勢から、この2学期にかける意気込みが伝わってきました。
2学期開始とともに、本日から2名の教育実習生が来ました。どちらも東北中学校出身の先輩です。教師の卵として、11月4日(火)までの3週間、生徒と共に学びます。年齢の近い先輩が、よきロールモデルとしてがんばる姿に期待です!
今年度もあと半分。本日の生徒の授業への取組の様子を見ると、1学期とは真剣度が違っているように思えました。卒業・修了に向けて一日一日を大切にがんばっていけるよう、指導・支援していきます。
感謝を込めて



吹奏楽部定期演奏会に向けて、吹奏楽部保護者会の皆様から多くのご支援・ご協力をいただきました。今回の定期演奏会のために、看板や小道具をたくさん作ってくださったそうです(写真はほんの一部です)。お仕事や家事等がある中で、アート部並みの出来栄えを見ると、吹奏楽部のために時間をかけて丁寧に制作してくださったのだと思います。制作物を見ると、どうやら今回の演奏曲にも関係しそうな予感がします。
本日朝の楽器積み込み作業にも、たくさんの保護者の皆様が駆けつけてくださいました。本当にありがたいです。保護者会のご支援・ご協力に感謝してもしきれない思いです。
吹奏楽部には、自分たちのために、また、これまで支えてくださった方々への感謝を込めて演奏してもらいたいと思います。
集大成



朝、校舎巡視をしていると、第一音楽室前で目に留まるものがありました。吹奏楽部のホワイトボードとミニ黒板です。「めいいっぱいに楽しもう!!」「最高の定演にしよう!笑顔いっぱいに!!」「3年生大好き」など、メンバーに向けた温かい言葉が書かれていました。これが吹奏楽部がこれまで大切に培ってきたものなのだと、改めて感じる瞬間でした。
「全員の心と心をつなぎ、それを演奏(音)で表現する」
言葉にするのは簡単ですが、これまで様々な苦労や葛藤、経験を積み重ねてきたはずです。そのたびに話し合い、支え合い、お互いを大切にしながら、みんなの心を一つにしてきたのだと思います。吹奏楽部の生徒の日頃の姿を見ると、そう思わずにはいられません。
8時半から開始した楽器の積み込みでは、みんなで力を合わせ、声を掛けながら作業を進めました。積み込みを終え、大型トラックが先ほど出発しました。生徒とあいさつを交わすと、本日の空のように爽やかな表情で「がんばります!」と力強い言葉が返ってきました。定期演奏会の開演がますます待ち遠しくなりました。
部活動の地域移行に伴い、東北中学校として開催する定期演奏会は、今年が最後です。長年の集大成と言える定期演奏会です。いつもどおり、楽しんで演奏してもらいたいと思います。
大健闘!〜中越地区中学校駅伝競走大会〜


当校では、夏休み明けから特設駅伝部を結成し、陸上部だけでなく、サッカー部やソフトテニス部からもやる気のある生徒が集まり、練習をこつこつ重ねてきました。
こうして迎えた当日の午前中、女子のレースがスタートしました。30チーム中15位でゴールし、見事県大会出場を決めました。午後に控える男子の励みになる、幸先の良いスタートを切ることができました。
午後1時、男子のレースがスタートしました。1区の当校生徒は、並み居る強豪校相手に1位でタスキをつなぎ、見事区間賞を獲得しました。その後もよい流れをつないで力走を見せた男子は、6位でゴールしました。男女ともに県大会への切符を手にしました。
現地に引率していた職員は、「生徒がよくがんばりました!」と満面の笑みで帰校し、職員から拍手で迎えられました。
県中学校駅伝競走大会は、11月7日(金)に新発田市五十公野公園陸上競技場を会場に行われます。10月末から大会当日までは、柏友文化DAY、2学期中間テストと続きます。日程的には大変な時期ですが、次の大会に向けて練習をがんばってもらいたいと思います。学校全体で応援していきます。
どんなことをがんばったか〜1学期終業式〜



本日は、終業式に先駆けて、長岡市の読書感想文コンクールで優秀賞に入選した生徒の表彰を行いました。奇しくも3人とも3年生で、どの感想文も非常にすばらしい内容でした。全校生徒で拍手を送り、そのがんばりを讃えました。
続いて、終業式では、各学年の代表生徒が1学期の振り返りを発表しました。3人は、学級の班長や部活動のキャプテンとして意識して取り組んできたことやがんばった挨拶、学習、部活動等について発表しました。3年生の代表生徒は、「受験(受検)という言葉の重みをこれまで以上に感じ」ているようで、「残りの半年を学級のみんなと楽しみたい」と締め括りました。
校長先生からは、「今日は、この1学期にどんなことをがんばったかを振り返る一日にしてもらいたい」とのメッセージが生徒に送られました。終業式後には、担任から通知表が手渡されました。中学校の通知表を初めて手にする1年生が、ソワソワして待っていたり、通知表をじっくり見たりしている姿がとても新鮮でした。
さて、生徒は、この1学期にどんなことをがんばったでしょうか。通知表を見ながら1学期の取組を振り返り、自分のがんばりを認められるとよいなと考えます。それを踏まえ、2学期の目標を明確にする秋季休業になればよいなと願います。
準備着々♪



3日(金)にゲリラコンサートを成功させたばかりの吹奏楽部(トーホクSTREET)。今度は昼の放送で公言し、6日(月)昼休みに武道場にてミニコンサートを実施しました。武道場はあっという間に200人以上の聴衆で埋まりました。
今回の曲目は、「Happiness」と「かわいいだけじゃだめですか?」の2曲です。集まった生徒の興味・関心に合わせ、聞き覚えのあるポップな曲を選んだようです。手拍子を求めたり、一部歌ったりしながら、聴衆を楽しませようとする吹奏楽部。一方、手拍子で盛り上げたり、曲に合わせてダンスをしたりする生徒たち。短い時間でしたが、会場が一体となり素敵な時間を過ごすことができました。
演奏はトーホクSTREETでしたが、準備や後片付けは吹奏楽部のメンバーが手際よく行いました。みんなでつくり上げる、すばらしいコンサートとなりました。
放課後、吹奏楽部は市立劇場のホールを想定し、体育館で練習・確認を行いました。体育館からは聞き覚えのある曲が流れてきていましたので、誰もが楽しめる定期演奏会になりそうです。また、本番では、吹奏楽部のメンバー全員が、自信をもってかっこよい姿でステージに立っているはずです。演奏の準備も心の準備も着々と進んでいます。
光る 丁寧な接客



木工室に入ると、威勢のよい声が響きました。
「いっぱいありますので、見ていってください!」
いちょう、かしわ、みつば学級の生徒が、作業学習で様々なものを製作しました。その学習のまとめとして、10月3日(金)昼休みに作品販売会を行いました。
机には、手提げかばんや巾着、ポチ袋、キーホルダー、ペーパーウエイト、小物入れ等、手作りの作品がたくさん並んでいました。どれも細かい部分まで丁寧に作られていて、心を込めて作ったことがよくわかるものばかりです。職員が立ち寄ると、生徒が元気よく出迎えたり作品の説明をしたりして、一所懸命に対応しました。また、会計では、レジ打ちを正確に行い、お釣りを間違えないようにしながら接客しました。商品を紙袋に入れて渡すなど、最後まで丁寧な対応を心掛ける姿が光りました。
生徒は、自分たちが製作したものを買ってもらえることに喜びを感じることができました。製作から準備、販売、片付け、売上金の計算等の一連の活動は、進路実現に向けてとてもよい経験となりました。売上金については、今後の作業学習で使用する材料購入費(布、手芸部品、紙代)等に充当する予定です。次の活動ではどんな製作に取り組むのか、とても楽しみです!
やってみたかった♪



10月3日(金)昼休み、吹奏楽部がゲリラコンサートを行いました。どうやら、「少し演奏を聴いてもらい、定期演奏会で続きを聴いてもらいたい」と考えており、このような「ゲリラ的な宣伝をやってみたかった♪」とのこと。発想がすばらしいです!
吹奏楽部の思惑どおり(?)、たくさんのファン(生徒&職員)が演奏を聴きに集まっていました。会場に入りきらないファンたちが廊下に並び、ディズニーランドかと見紛うほどの盛況ぶりでした。演奏が終わると万雷の拍手が送られ、吹奏楽部の生徒は顔に充実感を浮かべていました。
秋休みとなる10日(金)、定期演奏会は17時30分開演です。いつも見ていて感じるのは、生徒が生き生きと演奏していることです。本当に楽しそうに演奏する姿に感動します。どんな曲が披露されるのか、どんな姿を見せるのか、とても楽しみです。