はじめに
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多様性、グローバル化、情報化が進みこれからの社会は、社会構造そのものが目まぐるしく変化していきます。また、少子高齢化の影響により50年後の生産人口は現在の約半分になると見込まれています。そのような不確定な時代・社会において教育の果たす役割は極めて大きいものです。 |
学校経営の基本理念
(1)義務教育9年間をとおして、「児童生徒にとって、魅力ある学校」「保護者にとって、子どもを通わせたい学校」「地域にとって、誇りに思う学校」「教職員にとって、働きたくなる学校」でありたい。
そのためには、児童生徒一人一人のよさを生かし、教職がの協働性を発揮し保護者・地域住民と連携し、多様な教育活動の中でのびのびとその個性や能力を発揮させる場面をつくり、児童生徒の心に充実感を味わわせる学校を目指します。
そうすることによって、児童生徒にとって学校は明るく楽しいものとなり、学校を大好きになり、将来の夢の実現に向けてなりたい自分を思い描くことができる学校となります。児童生徒をこのような状態に導いていくために、学校は教職員の真剣な教育実践と誠実な生活態度を基盤に保護者からの理解・協力、そして地域の支えの中で教育活動を営み、一人一人の児童生徒に注ぐ愛情を保護者の感謝と協力につなげていきたい。
(2)太田の学びを社会につなげる教育課程を編成する。
子どもたちが活躍する時代は、グローバル化や多様性がいっそう広がっており、子どもたちには自らの可能性を発揮し、未来を切り拓いていくための力を身につけてほしいと考えます。
そのためには、「地球的視野で考え、地域で行動する」「地域のことを考えて、地球大で行動する」という「グローカルな視点」を教育活動の基盤とします。これは持続可能な共生社会づくりにつながり、学習指導要領の改善の方向性「社会に開かれた教育課程」「カリキュラム・マネジメント」「主体的・対話的で深い学び」とも一致するものです。太田での学びが社会とつながっていることを実感させる教育に取り組んでいきます。