建学の精神
北辰中学校という校名について、命名者の本間多三治は、「三島郡の北に位(くらい)し辰歳(しんさい)に起工す。亦辰は十二支の一にして龍を象(かたど)れる故に登竜門を象徴するとの意なり。
即ち郡北に位置する青少年の修養の道場にして登竜門をとの謂ひなり」と由来を述べている。
また、夏目漱石の門人であった松岡譲の作詞による校歌には、「学ぶ希望の星が丘、北斗のひかり仰ぎつつ」という一節が1番の歌詞にある。
心の中に確かに北極星をもち、その光を仰ぎ見ながら自らの進む道を見定め、厳しく自分自身を鍛え上げることで大いなる成長を遂げる場として北辰中学校はある。
長岡市立北辰中学校校歌
1番
霊気かがよう 伊夜日子の |
峰のすがたの 気高さに |
吾等の理想 かよわせて |
学ぶ希望の星が丘 |
北斗のひかり仰ぎつつ |
北辰 北辰 吾等が母校 |
2番
聖僧の御跡 今もなお |
かおりすがしく 地にみてり |
和らぎむつぶ友垣の |
永久の契りは堅くして |
往かん真理のこの道を |
北辰 北辰 吾等が母校 |
3番
古りし城址に そそりたつ |
松の緑を 吹くからに |
黄金の波の風のいろ |
豊けき郷に茜さす |
校旗の下にていざ鍛えん |
北辰 北辰 吾等が母校 |