今日、高校の先生方６名（と教育センターの先生１名）が宮内中学校にお出でになり、各クラスの授業を参観したり、会議室で研修を行ったりして１日を過ごされました。

　これは、宮内中学校が高等学校の初任者研修（今年初めて教員になった先生方の研修）の会場校になったことで実施されたもので、「高校の先生方が中学校の授業の様子や学校生活などを体験し、中学校と高等学校の連携を深める」ことを目的に行われました。

　来校された先生方は、４限と５限の時間帯にそれぞれ授業を参観されました。上の３枚の画像は、その時の授業の様子です。

　１枚目(左)の画像は、ＴＡ先生と英語の授業に取り組む２年５組の様子です。とても和やかなムードで、ゲームを取り入れながら積極的に学習に取り組んでいました。自分から進んで挙手する生徒が多く、感心しました。

　２枚目(中央)の画像は、第１理科室でＴＴ先生と理科の学習に取り組む１年３組の生徒たちです。「ロウが状態変化するときの、体積や質量はどのように変化するだろうか」という課題を解決するために、グループごとに実験に取り組んでいます。どのグループも真剣に実験を行っていました。

　３枚目(右)の画像は、Ｊ先生と国語の授業に取り組む１年４組の生徒たちです。「竹取物語」を題材に、古典の学習に取り組んでいます。４人のグループを作り、互いに聞き合いながら音読をしています。１年生にとっては少し難しい古典の学習ですが、互いに教え合って学習に取り組んでいました。

　授業を参観した高校の先生方は、「どのクラスも教え合いや学び合いを自然に行い、活発に意見交換をしていました」、「ジグソー法などを使い生徒に考えさせ気付かせる工夫が、授業の中にたくさんありますね」、「全員の生徒が授業に積極的に参加し、クラスに一体感がありました」など、宮内中学校の授業や宮中生の様子を見て感想を述べていらっしゃいました。

　休み時間等に「こんにちは！」と明るく挨拶をする生徒も多く、とてもよかったと思います。研修に協力してくださった先生方、生徒諸君、お疲れ様でした。ありがとうございました。