運動会への道(2) 逆境に負けないところが壁が立ちはだかりました。 楽曲使用の著作権の扱いです。 運動会等の学校行事で市販のCDの音楽を流すことは、教育目的の音楽の使用にあたるため、著作権には抵触しません。 しかし、その様子をYoutubeにてライブ配信するとなると著作権が関係し、そのままCDの楽曲を流すことがてきません。 また、多くのCDの販売元は、YouTubeでの楽曲の使用を認めていません。(あまりにも多くの申請に対応できないためだと思われます) このままでは、練習してきた全校ダンスや応援ダンスが、配信時無音になってしまう可能性が浮上しました。 「職員で伴奏して、職員が歌ったものを録音するか」などの声もありましたが、状況を全校のリーダーである6年生に投げかけてみることにしました。 すると・・・ 「先生、僕たちが歌います!」と力強い返答が返ってきました。感涙。。。 そして、さらに・・・ 「赤白分かれて応援歌を録音すると歌声が小さくなるので、赤の応援歌も、白の応援歌も全員で歌って録音します。いいですか?」 もちろん、よろしいです! 感涙×2! こうして、6年生が楽曲を歌って録音したおかげで、運動会のライブ配信の無音を避けることができました。(楽曲を児童らが歌ったものをライブ配信することはOKであるとのことです) 録音した歌もとても生き生きしていて素晴らしかったです。翌日の応援練習で早速、録音した歌を流し、いつもよりのりにのってダンス練習をすることができました。 コロナ禍、運動会無観客開催ですが、子どもたちは逆境に負けずに前向きに捉え、できることを頑張っています。 子どもたちの頑張りに感動した一幕でした。 |
|