子どもたちの成長につながった「大人同士の絆」
▼7月27日(金)の午前中、与板中学校区のコミュニティ・スクール(CS)第2回学校運営協議会が行われました。第1回と第3回は、室内で会議をします。第2回は、外に出て、協議会委員である地域の方々と与板小・中学校の教職員計約40名が4グループに分かれて、与板の街巡りをしたのです。お互いの顔をつなぐ意味合いもありました。案内役は与板地域のことに精通している委員の皆さんでした。(事前に計画を練り、当日はお仕事も休んで私たちを案内してくださいました。)
▼第3グループには、主に保健体育・食育・健康教育関係のメンバーが集まりました。与板小学校のお米作りの先生である さんを案内役にして城山に登りました。 メンバーの一人である栄養教諭、 先生は、城山登りの後で、 さんに次のような相談を持ちかけました。 「夏休み明けに給食に出す枝豆を育てている さんの畑を取材させて欲しいこと。」 「枝豆の栽培過程と思いを子どもたちに伝えたいのでそのための動画編集に力をお借りしたいこと。」 先生は、猛暑の盛りだった8月9日(水)、 さんの枝豆畑におじゃましました。そして、 さんの力もお借りしながら食育動画が完成し、生徒は8月25日(金)の給食時に視聴したのです。下記は、生徒の感想の一部です。 さんが気持ちを込めて育てていること、 さんの与板の子どもたちへの思いを知ることができてよかったです。……枝豆は美味しかったです。(3年) 栽培・収穫の工程がわかりやすくまとめられていておもしろかった。一人でやっているのがすごい。(2・3年) 時間や肥料の種類など様々なことを準備・計画しているので、実際の行動ができるし、おいしい枝豆を作れるのだと思った。(3年) 私たちが食べている給食は様々な方たちが頑張って作ってくださっていることを改めて感じとても嬉しくなりました。給食を簡単に残してはいけないと思いました。(1・2年) ▼なお、取材日から給食に枝豆が出るまでの2週間はかなりの猛暑でした。 さんは枝豆畑の管理にとても大変な思いをされたそうです。 食育動画は、コミュニティ・スクールで培った「大人同士の絆」の結晶です。その結果、子どもたちが生産者等の苦労や思いを知ることができました。 先生の取組は、コミュニティ・スクールの理念である「地域の特色を生かし、地域とともに歩む学校づくり」そのものです。 なお、食育動画は下記のQRコードから視聴できます。 学校だより第9号をアップしました!
今号は「食育編」と「音楽編」です。両者をつなぐキーワードは、「絆」「つながり」「コミュニケーション」です。
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