巨大書制作体験 2柳澤魁秀先生を講師に迎えての巨大書制作体験、いよいよこの日は、子どもたちが巨大書に挑戦する番です。 新聞紙をみんなで5分以内に体育館いっぱいに敷き詰めたり、グループの中で文字を書く順番をジャンケンでなく自分から声を上げて決めたり、巨大書を書く前から、子どもたちの協力や挑戦は始まっていました。 子どもたちは、あらかじめ考えてきた一文字を、大きな紙に精いっぱい書きました。 誰もが初めての挑戦、そして、与えられた紙は一枚だけです。 一画一画書き進めるのを見守りながら、 「よし、いいよ。」 「その調子。」 「すごい、やったね!」 と周りの仲間から声が上がり、書き終わる度に拍手が起こりました。 みんなで、墨がたまっているところをタオルで吸い取り、みんなで紙を運び、協力しながら書き進めました。 体育館いっぱいに子どもたちの巨大書が並べられた様子は、壮観でした。 最後は、魁秀先生が、巨大書パフォーマンスを見せてくださいました。 そこで書かれた言葉は、「夢のとびら」です。 そして、先週は恥ずかしがって自分の考えを発表できなかった子どもたちが、今週は、進んで手を挙げ、自分の言葉で思いを伝えようとしていました。 先生から教えていただいた「表現欲」と「発信力」を、子どもたちなりに受け止め、一歩踏み出そうとしているように思えました。 二週に渡った巨大書制作体験。 魁秀先生が語られた一つ一つの言葉と巨大書を書く体験から、たくさんのことを学び、自分を見つめることができました。 |