新着情報
アート部を訪ねて
作品展が近いとのことで、この日アート部の部員は、出品作品作りに精を出していました。キャンバスに描いているところをちょうど見ることができました。
自分で考えたキャラや生き物、食べ物等を描いていますが、どれを見ても「さすがアート部!」と感心するものばかりです。作品展出品前のため、作品を写真でお伝えすることができないのが残念です。生徒は、クロームブックで写真を確認したり、どの色を塗ると自分のイメージどおりになるかを考えたり、何度も色を塗り重ねて深みを出したりと、納得のいく作品を描き上げるために熱心に取り組んでいました。
「どうしてこんなに上手に描けるの?」思い切って尋ねてみると、「アート部に入って描いているお陰です。」「アート部の先生の指導のお陰です。」と嬉しい返事がありました。また、中には「将来はアニメーター志望です!」と言う生徒もいました。「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったものです。関心をもってひたむきに取り組み、継続することで力が伸長するのだと改めて感じる瞬間でした。また、的確な指導によってその伸びも大きく、将来が楽しみになりました。
完成にはもう少し時間がかかりそうですが、どの作品も完成が待ち遠しいです。写真でお伝えできる日が来たら、紹介できればと考えています。
ベルマーク回収にご協力をお願いいたします
(ベルマーク教育助成財団 公式HPより)
これは、1960年に始まったベルマーク運動のコンセプトです。ベルマークを集め、学校の設備や教材をそろえたり、国内外でハンディを背負いながら学ぶ子どもたちに援助の手を差し伸べたりする取組です。
当校にはベルマーク委員会があり、ベルマークを収集して教材と交換しています。昨年度交換したキーボード4台は、合唱練習の時に重宝しました。ベルマークがたくさん集まるのは大規模校の強みであり、皆様のご協力のお陰で教育活動に大いに役立てることができています。
今年度も活動は継続していて、さらに活動の範囲を広げています。今年度は学校だけにとどまらず、校外での収集に取り組んでいます。ベルマーク委員の生徒が原信川崎店様にお願いし、店舗の一角にベルマーク回収ボックスを設置させていただきました。途中経過を確認に行くと、10月だけで写真のとおりたくさんのベルマークが集まりました。また、先日は、こつこつ集めたベルマークを直接学校まで届けてくださった方もいらっしゃいました。皆様のご協力がとてもありがたいです。
生徒が計画したことが実現し、成果を出せることは、生徒にとって大きな意味があると考えます。12月に、原信川崎店に集まったベルマークを一度回収する予定です。どれだけ集まっているか、楽しみです。お立ち寄りの際は、ぜひベルマークの収集にもご協力いただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
「いじめをしない、許さない」〜いじめ見逃しゼロスクール集会〜
新潟県では、いじめをなくすための「いじめ見逃しゼロ県民運動」の一環として、6月、11月を「いじめ見逃しゼロ強調月間」と位置付けています。これを踏まえて、当校学区の小学校と連携し、11月4日(火)に「いじめ見逃しゼロスクール集会」を行いました。阪之上小、川崎小、川崎東小、富曽亀小の6年生と当校1年生が、交流を通していじめについて考えました。
「悪口を聞かされた生徒が、その悪口を本人に伝える」動画を観て、誰が悪いのか、いじめを防ぐにはどうしたらよいのかについて話し合いました。小中学生ともに、「悪口を言う人が悪いけど、それを伝える人も悪い。」という意見が多くを占めました。また、「相手の気持ちを考えた言動をとっていくことが大事」という考えも多くありました。子どもたちは、このようなケースもいじめにつながり得ることを学び、新たな視点を得る時間となりました。
2・3年生も別時間に行い、いじめ撲滅宣言を唱和し、いじめをなくそうと全校生徒が誓いました。
今回は、学校生活でよくある事例をテーマに考えました。しかし、いじめにつながるものはこのようなケースばかりではありません。どのような場面でも、自分自身で判断する力が必要となります。子どもたちが、「いじめをしない、許さない」意識をもって学校生活を送れるよう、また、いじめ見逃しゼロスクール集会が単なる活動で終わらないよう指導し、見守っていきます。
夢に向かって
当校の卒業生2人が3週間の実習を行いました。学業中心の学生生活とはまた違った大変さを実感し、苦しい時もあったかと思います。しかし、毎週行った振り返りにおいて、「生徒とのコミュニケーションがまだ不足している。」「授業での補助発問に課題がある。」など、自身の現状から課題を見出し、その改善に向けて努める姿が印象的でした。指導担当職員の話では、生徒との接し方や授業での指示・発問、切り返しなど、週を追うごとによりよくなっていたとのこと。誠実に取り組む姿や一所懸命に取り組む姿など、一人のロールモデルとして実習に真摯に向き合う姿勢を生徒に見せた意義は大きいと考えます。職員にとってもよい刺激になりました。
夢に向かってがんばる先輩の姿を目の当たりにし、接してきた生徒。今日、明日は中間テストで、現在奮闘中です。自分の進路実現に向けて、結果だけでなく、過程を大切に努力を続けてもらいたいと思います。
進取〜気付き・考え・実行する〜
東大廊下は、通行するだけでなく、様々な用途で使われています。部活動で体育館が使えない時には練習の場として、また、休み時間に生徒を集めて簡単な連絡や打合せをする場としても使用します。たくさんの人が使用するため、それなりに汚れるのは仕方のないところです。しかし、日々の黙働(清掃)だけでは落としきれない汚れが蓄積されていくのです。
それに気付いたのが、3年生の男子生徒です。古くなり黒くなったワックスを落とすと、きれいな元の廊下の色が現われました。生徒たちは驚くと同時に、友達が磨いた所よりももっときれいにしようと活動を続けました。昼休みが終わる頃には、生徒が磨いた所はとてもきれいになりました。
生徒は、普段の生活の中から汚れが目立つことに気付き、どうするとみんなが気持ちよく生活できるかを考え、磨くという実行に移しました。もちろん、職員にお願いされたり指示されたりしたわけではありません。主体的に始めたのです。正に、「進取」の姿です。とてもすばらしい姿であると同時に、3年生としてその姿を示したことに感心します。廊下は広いため、今後も続くか見守っていきます。
みんなでつくり上げる〜柏友文化DAY〜
「絶好調です!」本日の朝、生徒から力強い言葉が返ってきました。昨日までは大雨でしたが、開会式が始まる頃には、太陽の柔らかな日差しが木々を照らしました。まるで、生徒の心の内を表すかのような澄み切った空が見え始めました。
10時15分。ロビーで受付担当をしていると、スピーカーからトップバッターである2年2組の美しい歌声が聞こえてきました。どの学級の歌を聴いても本当にすばらしく、姿は見えなくとも、学級全員が心を一つに歌っている様子が容易に想像できました。1年生については、中学生になって約半年でこんなにもすばらしい合唱ができるのだと驚かされました。また、2、3年生についても、歌詞の意味を理解しながら歌っている様子が伝わってきました。会場で聴いたら、もっとすばらしい合唱なのだろうと感じました。歌い終わった生徒の顔を見ると、やり切ったという晴れやかな顔をしていました。全力を出し切った充実感があったのだと思います。
合唱が終わると、日本文化研究部が琴演奏『陽炎』を披露しました。全校と聴衆の視線を一心に浴び、緊張する中でも美しい音色を奏でました。閉会式前に心が和むひとときでした。
閉会式。優秀賞を手にしたのは全7学級。その中から最優秀賞の栄冠に輝いたのは、『友〜旅立ちの時〜』を歌った3年6組。思い出してみると、朝、「絶好調です!」と話したのは、3年6組の生徒でした。
生徒のがんばりが、聴いている私たちを幸せな気分にした一日です。生徒には、これまでの過程で得たこと、学んだこと、そして、心を一つにしてつくり上げた経験を、今後の学校生活に生かしてもらいたいと思います。
本日はたくさんの方からお越しいただいたことが生徒の励みとなりました。ありがとうございました。
いよいよ明日は柏友文化DAY
23・24日は、学年ごとに中間発表会を行いました。合唱を含め、発表順どおりに出入りまで行いました。体育館から美しいピアノの音色と歌声が、職員室にも聞こえてきました。生徒に意気込みを聞いてみると、「バッチリです!」「も〜う心配です。」「いい感じになっています。」など、自信や心配の入り混じった声が返ってきました。
泣いても笑っても、明日が本番です。明日は、体調を整え、万全の状態で参加してもらいたいと思います。また、クラス全員が心を一つにして、会場中にすばらしい歌声を届けることを願います。
学習の秋〜学びを生活に生かして〜
1年生は現在、技術で本棚を製作しています。一枚の板から寸法を測り、のこぎりで切ります。その後、かんなでこば削りを行って、きれいに安全に仕上げていきます。ただ製作するのではなく、切削面の様子や刃の出し方による違いを観察し、気付いたことを学びに変えながら制作作業を進めているところです。まだまだ時間はかかるかも知れませんが、完成が楽しみです。
2年生は、がんについて正しく理解し、健康と命の大切さについて主体的に考えられるようにするために、がん教育講座を行いました。講座を通して生徒は、「がんは怖い病気だけど、今からでも予防することができること、早期発見によってこれまでどおり活動することもできることがわかった。」と感想をもちました。医療系の本や漫画等から知識を得て、質問をもつなど、意欲的に学習に取り組めた生徒も多かったようです。
3年生の家庭科では、交流を通して幼児の心身の発達や成長の特徴を知ることを目的に保育実習を行いました。9月中は、実習の時に何をして遊ぶかを考え、おもちゃ作りやプレゼントの準備をがんばりました。10月30日(木)が最終日の予定です。将来の道や可能性を広げる学習になっています。
保育実習のつながりもあり、本日、鵬幼稚園の園児が当校のグラウンドで陸上大会を行いました。体育の時間に当たっていた学級が、園児の補助をしたり一緒に運動したりしました。陸上大会が終わった時、別れを惜しんで生徒に抱きつく園児もいたそうです。みんなの心が和んだワンシーンです。
どの学年の学習も、今後の進路や私生活に関わってくる内容です。どの授業においても学びを自分事として捉え、生活に生かしてもらいたいと思います。
読書の秋〜柏友読書月間〜
秋の読書週間2025と合わせて、当校では10月17日(金)〜11月27日(木)を「柏友読書月間」と位置付けました。図書委員会が中心となり、生徒が多種多様な本にふれられるよう、読書環境を整備する取組を行っています。
市立中央図書館から出張図書として多くの本をお借りし、当校図書室の本と合わせて15冊を各学級に配本しました。2週間ごとに他のクラスの本と入れ替えを行う計画です。先日、図書委員がお昼の放送で連絡し、全校に呼び掛けました。様々な年齢に対応できるジャンルが揃っていて、普段手にしないような本にも親しむチャンスです。
図書室近くの掲示板には、新しく図書室に入った本の紹介もあります。生徒には、この機会にたくさんの本に親しんでもらいたいと思います。
芸術の秋〜アート部画廊〜
20日(月)、体育館へと続くアート部画廊が様変わりしました。シーズン毎に作品を制作しているアート部が、新作を公開したのです。ハロウィーンが近いということもあって、今回のテーマは、「MONSTER」です。
アニメ映画のキャラクターやジャックオーランタン、日本のおばけ等、様々なジャンルのモンスターが並んでいます。部活動及び美術の時間に磨いた技術を生かして表現しました。登校してすぐ、作品が新しくなったことに気付いた生徒は、足を止めて眺めていました。
山々の紅葉よりも一足早く、アート部画廊が校内を鮮やかに彩っています。

