新着情報
バトンタッチ
前日の立会演説会を踏まえて、生徒は、誰に投票するかを一晩考えました。学年ごとに定められた会場に、生徒は投票に向かいました。国会議員や市長等を決める一般的な選挙と同じように、厳かな雰囲気の中で投票を行いました。
夕方、選挙管理委員が集計を行い、新たな生徒会長及び副会長が決定しました。そして、本日、投票結果が全校へ周知されました。今後、1月(冬休み明け初日)に認証式を行い、バトンタッチとなる予定です。学校をリードしていくのは大変なことですが、自分たちのカラーを出しながら学校をよりよくしていこうとする姿勢や心意気がすばらしいと感じます。エールを送りながら見守っていきます。
貴重な一票を
今回、生徒会長、副会長に立候補したのは、合わせて4名。コミュニケーション能力やリーダーシップ、優しさ、人望の厚さ、広い視野等、一人一人が特長をもった優秀な生徒たちです。全校生徒と保護者が見守る中、それぞれの責任者と共にステージ上で演説を行いました。
4人の候補者は、自分が感じている学校生活の課題や理想から、「委員会のコラボレーション」「生徒会だよりの発行」「学年間交流の増加」「行事のアップグレード」「柏友会規約の改正」「意見箱の設置」「部活動の活性化」など、それぞれの公約を掲げ、具体的な取組について話しました。聴いている生徒たちは、演説に真剣に耳を傾けました。演説の最後には、4人から「貴重な一票を私に!」という熱いメッセージが送られました。
選挙投票日は明日の朝です。本日の演説を聴いて、誰に投票するかを自分で考え、判断し、投票することになります。どの候補者を選んでも、よりよい学校生活を築いていくことと思います。じっくり考えて、明日、貴重な一票を投じてもらいたいと思います。
絶対にしない!〜薬物乱用防止教室で学んだこと〜
生徒は、身近にあるたばこや酒には依存性があることや、ノンアルコール飲料にも微量のアルコール分が含まれているものがあることを学びました。また、薬物による身体への影響や脳が破壊されることを理解しました。
薬物乱用防止教室を通して、生徒は次のような感想をもちました。
「薬自体は病気の治りをサポートする存在なのに、用途用法を守らないと人体にとって危険であることが驚きでした。」
「たばこ・酒は、ゲートウェイドラッグ(入門薬物)になることや、違法薬物には違う呼び方があることなどを知り、もっと気を付けようと思いました。」
「今後の生活では、どんな人にどんな言葉を言われても、きっぱり断り(いかない・見ない・聞かない・触らない)、自分自身を大切にししていきたいです。」
「イライラしたり気持ちが落ち込んだりしても薬物を乱用することがないよう、家族や友達との会話を大切にしていきたいです。」
このように、すばらしい気付きや考えがありました。この時間は、生徒一人一人の今後の人生にとっても有意味な時間となったようです。もしかしたら、今後、薬物乱用の場面に遭遇することもあるかも知れません。その時に、「絶対にしない!」ときっぱりと断れるよう、卒業までに生徒の判断力を育てていくことが重要だと感じています。
勝負の1週間
これまで学校をリードしてきた3年生に代わり、1・2年生が新体制を築いていきます。先日、来年度に向けて新柏友会役員の立候補を募った結果、2年生4名の立候補がありました。校内の掲示板には、立候補者のポスターが貼られており、一人一人の個性がさっそく表れています。また、今朝から立候補者とその支援者が生徒玄関に立ち、選挙活動を始めました。さらに、お昼には放送演説も行いました。昼休みには立候補者の放送演説について話題にしている生徒もいて、さっそく関心を集めているようです。
12月3日(水)にはオープンスクールを実施し、6限に立会演説会を行う予定です。どんな学校にしていきたいのか、そして、どのような公約で全校を惹きつけるのかに注目が集まります。4日(木)朝に選挙投票を行い、5日(金)朝には結果発表の予定です。誰が当選するのか、どんな学校を築いていこうとするのか、とても楽しみです。いよいよ勝負の1週間を迎えます。
健康課題を改善するために〜学校保健委員会〜
これまでの健康診断や歯科検診、給食に関するアンケート、体力テストの結果から、当校生徒の健康課題について、養護教諭や体育主任が説明を行いました。全体的には、県や市よりも身長が高い反面、やせ型が多い傾向にあることや、虫歯は少ないが歯肉炎に問題を抱える生徒が増加傾向にあること、体力的には高いか低いかの両極端に分布していることなどがわかりました。また、PTA正副会長の皆様からの話では、就寝時刻が遅くなる傾向にあることなどが話題にあがりました。
そこで、就寝時刻が遅くなっていることについて話し合ったところ、「大人(親)のかかわり方が重要である」こと、「根気強く子どもとじっくり話し合う」ことが重要であるとの結論に至りました。
思春期を迎えた子どもたちですので、なかなか大人(親)の言うとおりにいかないのは、多くの家庭が同様ではないかと考えます。子どもとじっくり向き合い、大人(親)として、「子どもの将来を共に考え、話し合う」こと、「あなたのことを心配している」というメッセージを送り続けること、そして、「信じて待つ」ことが大切であると、参会者で確認し合ったところです。
子どもたちの健康課題を改善するため、保護者の皆様、ぜひご協力をお願いいたします。
「苦種生甘実(苦種は甘実を生む)」〜最優秀賞受賞!〜
閑話休題。当校には整美委員会があります。主に、中庭や校庭の花壇の管理を行っています。年度当初に畑を耕して肥料をまくところから始め、花の苗植えや水遣り、草取り等の管理に取り組んできました。6月半ばには、花いっぱいコンクールの審査員や指導者から現地アドバイスを受け、「コンクールで優勝するためにはどうしたらよいか」を考えながら、花の世話に努めてきました。その結果、第30回長岡市花いっぱいコンクールにおいて、最優秀賞を受賞しました。
22日(土)、アオーレ長岡で行われた表彰式に整美委員会の正副委員長が参加しました。名誉なことに、当日の司会も任せていただくことになりました。生徒は、「緊張する〜。」としながらも、入念に原稿をチェックし、大役をしっかり務めることができました。
表彰台に登った代表生徒は、賞状を受け取ると、「嬉しい!」と満面の笑みを浮かべました。これまでがんばった成果や苦労の過程を評価していただき、充実感でいっぱいだったのだと思います。正に「苦種生甘実」です。
表彰を受けた代表生徒の中には、長岡農業高校を志望している生徒がいます。「高校でも、最優秀賞を目指したい!」と早くも将来を見据えているようです。委員会活動や花いっぱいコンクールがそのきっかけになっているとしたら、これほど嬉しいことはありません。基幹的農業従事者は、2050年までに約100万人減少し36万人となる推計が出ていますが、目標をもってがんばる有望な若者が育っていることを頼もしく思います。
いろいろな木彫技法を学ぶ
冬の美術と言えば、彫刻刀を使った作品作りです。小学校では木版画が主流ですが、当校の2年生は彫刻刀を使って模様を彫り、オリジナルの鍋敷きを制作します。現在は、彫刻刀を使って様々な木彫技法の練習に取り組んでいます。
「薬研(やげん)彫り」「浮き彫り」「菱合い彫り」「かまぼこ彫り」等の技法を理解し、どんな模様にし、どんな彫り方をするかを考えていきます。あるクラスでは、薬研彫りにチャレンジしているところです。初めはなかなか上手くいきませんでしたが、回を重ねるごとに上手に彫れるようになってきました。手応えを感じた生徒も多く、さらに上手に彫れるよう意欲的に取り組んでいます。作業の速い生徒は、浮き彫りや菱合い彫りにチャレンジしています。
楽しく自分が納得のいく作品作りができるよう、指導・支援していきます。
伝統を引き継いで
14日(金)には、3送会を行い、これまでお世話になった3年生との時間を過ごしました。短い時間の中でしたが、お互いに感謝の気持ちを述べたり、一緒にゲームを楽しんだりして、吹奏楽部みんなで過ごす時間を大切に過ごしました。3送会での生徒の様子を見ると、先輩たちから引き継いできた伝統を大切にしてきたことや、部員がお互いに尊重して接してきたことがよく伝わってきます。このような愛情あふれる関係性からよい音が生まれるのだと感じさせられるひとときでした。
吹奏楽部1・2年生は現在、12月7日(日)の新潟県アンサンブルコンテスト、冬に開催を予定している校内コンサートに向けて猛練習中です。3年生に追いつき、追い越せるよう努力を積み重ねてもらいたいと思います。
希望の春に向けて〜進路教室〜
入試まで約3か月となりましたが、少しずつ入試制度も変わってきているようです。進路教室では、県教育委員会や各高等学校、高等専門学校等から提示された来年度の入試要項・概要について、進路指導主事が説明しました。入試制度や内容、受験計画・準備日程について確認しました。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症等の感染症が流行する時期です。3年生にとってこれからは、勉強に取り組むだけでなく、しっかり体調管理を行うことも重要な入試対策となります。我慢しなければならないこともありますが、希望の春が訪れるよう努力を続けてもらいたいと思います。
今日はあいにくの雨ですが、午後から長岡大手高校のオープンスクールがあり、86名の3年生が参加します。2限後に3年生の半数近くが出発する予定です。
アート部を訪ねて
作品展が近いとのことで、この日アート部の部員は、出品作品作りに精を出していました。キャンバスに描いているところをちょうど見ることができました。
自分で考えたキャラや生き物、食べ物等を描いていますが、どれを見ても「さすがアート部!」と感心するものばかりです。作品展出品前のため、作品を写真でお伝えすることができないのが残念です。生徒は、クロームブックで写真を確認したり、どの色を塗ると自分のイメージどおりになるかを考えたり、何度も色を塗り重ねて深みを出したりと、納得のいく作品を描き上げるために熱心に取り組んでいました。
「どうしてこんなに上手に描けるの?」思い切って尋ねてみると、「アート部に入って描いているお陰です。」「アート部の先生の指導のお陰です。」と嬉しい返事がありました。また、中には「将来はアニメーター志望です!」と言う生徒もいました。「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったものです。関心をもってひたむきに取り組み、継続することで力が伸長するのだと改めて感じる瞬間でした。また、的確な指導によってその伸びも大きく、将来が楽しみになりました。
完成にはもう少し時間がかかりそうですが、どの作品も完成が待ち遠しいです。写真でお伝えできる日が来たら、紹介できればと考えています。

