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みんなでつくり上げる〜柏友文化DAY〜
「絶好調です!」本日の朝、生徒から力強い言葉が返ってきました。昨日までは大雨でしたが、開会式が始まる頃には、太陽の柔らかな日差しが木々を照らしました。まるで、生徒の心の内を表すかのような澄み切った空が見え始めました。
10時15分。ロビーで受付担当をしていると、スピーカーからトップバッターである2年2組の美しい歌声が聞こえてきました。どの学級の歌を聴いても本当にすばらしく、姿は見えなくとも、学級全員が心を一つに歌っている様子が容易に想像できました。1年生については、中学生になって約半年でこんなにもすばらしい合唱ができるのだと驚かされました。また、2、3年生についても、歌詞の意味を理解しながら歌っている様子が伝わってきました。会場で聴いたら、もっとすばらしい合唱なのだろうと感じました。歌い終わった生徒の顔を見ると、やり切ったという晴れやかな顔をしていました。全力を出し切った充実感があったのだと思います。
合唱が終わると、日本文化研究部が琴演奏『陽炎』を披露しました。全校と聴衆の視線を一心に浴び、緊張する中でも美しい音色を奏でました。閉会式前に心が和むひとときでした。
閉会式。優秀賞を手にしたのは全7学級。その中から最優秀賞の栄冠に輝いたのは、『友〜旅立ちの時〜』を歌った3年6組。思い出してみると、朝、「絶好調です!」と話したのは、3年6組の生徒でした。
生徒のがんばりが、聴いている私たちを幸せな気分にした一日です。生徒には、これまでの過程で得たこと、学んだこと、そして、心を一つにしてつくり上げた経験を、今後の学校生活に生かしてもらいたいと思います。
本日はたくさんの方からお越しいただいたことが生徒の励みとなりました。ありがとうございました。
いよいよ明日は柏友文化DAY
23・24日は、学年ごとに中間発表会を行いました。合唱を含め、発表順どおりに出入りまで行いました。体育館から美しいピアノの音色と歌声が、職員室にも聞こえてきました。生徒に意気込みを聞いてみると、「バッチリです!」「も〜う心配です。」「いい感じになっています。」など、自信や心配の入り混じった声が返ってきました。
泣いても笑っても、明日が本番です。明日は、体調を整え、万全の状態で参加してもらいたいと思います。また、クラス全員が心を一つにして、会場中にすばらしい歌声を届けることを願います。
学習の秋〜学びを生活に生かして〜
1年生は現在、技術で本棚を製作しています。一枚の板から寸法を測り、のこぎりで切ります。その後、かんなでこば削りを行って、きれいに安全に仕上げていきます。ただ製作するのではなく、切削面の様子や刃の出し方による違いを観察し、気付いたことを学びに変えながら制作作業を進めているところです。まだまだ時間はかかるかも知れませんが、完成が楽しみです。
2年生は、がんについて正しく理解し、健康と命の大切さについて主体的に考えられるようにするために、がん教育講座を行いました。講座を通して生徒は、「がんは怖い病気だけど、今からでも予防することができること、早期発見によってこれまでどおり活動することもできることがわかった。」と感想をもちました。医療系の本や漫画等から知識を得て、質問をもつなど、意欲的に学習に取り組めた生徒も多かったようです。
3年生の家庭科では、交流を通して幼児の心身の発達や成長の特徴を知ることを目的に保育実習を行いました。9月中は、実習の時に何をして遊ぶかを考え、おもちゃ作りやプレゼントの準備をがんばりました。10月30日(木)が最終日の予定です。将来の道や可能性を広げる学習になっています。
保育実習のつながりもあり、本日、鵬幼稚園の園児が当校のグラウンドで陸上大会を行いました。体育の時間に当たっていた学級が、園児の補助をしたり一緒に運動したりしました。陸上大会が終わった時、別れを惜しんで生徒に抱きつく園児もいたそうです。みんなの心が和んだワンシーンです。
どの学年の学習も、今後の進路や私生活に関わってくる内容です。どの授業においても学びを自分事として捉え、生活に生かしてもらいたいと思います。
読書の秋〜柏友読書月間〜
秋の読書週間2025と合わせて、当校では10月17日(金)〜11月27日(木)を「柏友読書月間」と位置付けました。図書委員会が中心となり、生徒が多種多様な本にふれられるよう、読書環境を整備する取組を行っています。
市立中央図書館から出張図書として多くの本をお借りし、当校図書室の本と合わせて15冊を各学級に配本しました。2週間ごとに他のクラスの本と入れ替えを行う計画です。先日、図書委員がお昼の放送で連絡し、全校に呼び掛けました。様々な年齢に対応できるジャンルが揃っていて、普段手にしないような本にも親しむチャンスです。
図書室近くの掲示板には、新しく図書室に入った本の紹介もあります。生徒には、この機会にたくさんの本に親しんでもらいたいと思います。
芸術の秋〜アート部画廊〜
20日(月)、体育館へと続くアート部画廊が様変わりしました。シーズン毎に作品を制作しているアート部が、新作を公開したのです。ハロウィーンが近いということもあって、今回のテーマは、「MONSTER」です。
アニメ映画のキャラクターやジャックオーランタン、日本のおばけ等、様々なジャンルのモンスターが並んでいます。部活動及び美術の時間に磨いた技術を生かして表現しました。登校してすぐ、作品が新しくなったことに気付いた生徒は、足を止めて眺めていました。
山々の紅葉よりも一足早く、アート部画廊が校内を鮮やかに彩っています。
今後につながるように〜級長・副級長認証式〜
呼名により起立する時、級長・副級長一人一人の強い意志を表すかのような返事が体育館に響きました。校長先生から認証書を受け取ると、級長・副級長が全校の方を向いて立ちました。36人の表情はとても凛々しく、「この人なら任せて大丈夫」と安心感を抱かせる姿でした。
級長になった生徒に話を聞くと、昨年度も級長を務めたことがあるとのこと。また、他にも同じような状況の生徒がいるのだそうです。それだけ周囲の信頼を得ているからこそ、堂々とした態度で全校の前に立っていたのだと思います。
校長先生からは、2学期の級長・副級長は、1・2年生においては来年度、3年生においては卒業以降につながる大切な時期を担う役割であるとの話がありました。2学期がさらに充実したものとなるよう、また、クラスのまとまりをよりよくしていけるよう、級長・副級長にはもてる力を尽くしてがんばってもらいたいと思います。
柏友文化DAYに向けて〜芸術の秋〜
17日(金)より、特別教室の割当表に従って練習が本格化しました。昼休みや放課後には、さっそくあちらこちらからすばらしい歌声が響いてきました。
昼休みの出来事。歌声のする教室の方に行くと、複数の1年生が廊下から中の様子を見守っていました。歌声の主は3年生でした。順調に練習が進んでいるようで、廊下で歌声を聴いていた1年生が感動して涙を流すほどです。また、別の教室に向かうと、別のクラスの3年生が練習に取り組んでいました。廊下を通る生徒が足を止め、「何年生が歌っているの?」と中をのぞく姿もありました。3年生はこの時点でなかなかの完成度です。
日本文化研究部は、地域の先生を講師として、琴の練習に取り組んできました。17日(金)には、3人の先生からご指導をいただきました。9人の部員のうち1年生が4人。既に暗譜は全員ができており、現在は当日に向けて感情を表現したり、完成度を高めたりするための特訓中だそうです。こちらも準備が着々と進んでいます。
芸術の秋。歌も琴も、生徒が納得できる状態で当日を迎えられるよう、指導・支援していきます。
飛翔〜吹奏楽部定期演奏会秘話〜
ふと定期演奏会のプログラムを見ると、曲目の中に『飛翔』という曲がありました。単なる偶然かと思っていると、演奏前のMCにより、『飛翔』は吹奏楽部3年生の一人が作曲したものであることが伝えられました。曲名の由来は、部訓が由来の一つになっています。また、今後それぞれの空へ羽ばたいていく3年生への思い、次の空へ羽ばたいていく1・2年生への思いが込められているのだそうです。3年生が演奏した『飛翔』は、それぞれのパートにソロ演奏の部分があり、力強くとても素敵な曲でした。
子どもたちの可能性は計り知れません。それでも、これほどまでの才能と熱意を秘めた生徒が身近にいることにとても驚きました。曲の完成までには、並々ならぬ努力があったことは容易に想像できます。その“特別な曲”を、強い絆で結ばれている3年生が演奏したことに、言葉では言い表せないほどの感動を覚えました。
東北中学校として開催する最後の定期演奏会に相応しい曲とメンバーがそろっていたこと。足を運んだことを幸運に思えるエピソードです。
感動のフィナーレ〜定期演奏会〜
元気よいMCから始まった演奏会は、2部構成(アンコールを含めて全14曲)でした。今年度の吹奏楽コンクール課題曲をはじめ、映画音楽、ポップミュージック等、様々なジャンルがあり、聴衆を楽しませました。また、この演奏会で引退となる3年生だけのステージや、今後を担う1・2年生のステージがあり、形態の工夫もありました。どの曲を聴いても、生徒がこれまでひたむきに努力していた姿が音色に重なり、感動せずにはいられませんでした。曲と曲の間には、吹奏楽部が入れ代わり立ち代わりMCを務め、それぞれのよさを発揮しながら、会場を盛り上げました。また、聴衆もペンライトを振りながら一体感を楽しむことができたり、途中でサプライズ企画があったりで、2時間があっという間に過ぎていきました。
感動に次ぐ感動で迎えたフィナーレは、この日のために駆け付けてくれた吹奏楽部OB・OGとの合同演奏でした。すばらしい先輩たちとの演奏は、生徒にとっても、聴衆にとっても心に残るステージでした。定期演奏会は、こうして幕を閉じました。
定期演奏会を成功裏に終えられたのは、生徒、指導者のがんばりはもちろん、保護者会の皆様のご協力も大きいと感じます。朝の楽器運び出しや、会場の外での駐車場誘導、受付にも多くの保護者の皆様からご協力いただきました。また、演奏会の途中には保護者会が作成した動画放映もあり、生徒への愛情が十分に感じられる一日でした。
ご協力くださった保護者会の皆様、そして、会場にお越しくださった皆様のお陰で、定期演奏会は本当にすばらしいものとなりました。ありがとうございました。
再スタート〜2学期開始〜
始業式では、各学年の代表生徒が2学期の抱負を発表しました。1学期の反省や経験を通して学んだことを基に、3名とも堂々と発表することができました。さすが各学年の代表者という姿でした。また、原稿を見ずに長文を話す生徒もいました。事前の準備をしっかり行って、この日を迎えたのだと思います。その姿勢から、この2学期にかける意気込みが伝わってきました。
2学期開始とともに、本日から2名の教育実習生が来ました。どちらも東北中学校出身の先輩です。教師の卵として、11月4日(火)までの3週間、生徒と共に学びます。年齢の近い先輩が、よきロールモデルとしてがんばる姿に期待です!
今年度もあと半分。本日の生徒の授業への取組の様子を見ると、1学期とは真剣度が違っているように思えました。卒業・修了に向けて一日一日を大切にがんばっていけるよう、指導・支援していきます。

