「がん教育」で考えたこと

 3年生対象の「がん教育」。生徒の感想をご紹介します。

〇 僕は、がんは早期発見で治すことができるというのを知ることができました。今まで、がんになったら最終的に亡くなってしまうと思っていたので驚きました。そして、がん細胞を殺すNK細胞は、マイナスの行動や考えで数が減り、プラスの行動や考えで数が増えるというのも驚きました。やっぱり心と体は連動しているんだなと思いました。がんは予防できると知ったので、まず生活習慣の見直しをしていきたいです。がんになりにくい強い体をつくっていきたいです。

〇 今、丁度、日本で新型コロナウィルスが流行しているので、恐ろしい病気かつ難病という面ではタイムリーな話題でした。新型コロナウイルスよりも身近に潜み、もしかしたら自分もかかるかもしれない。そんな病気が「がん」です。たとえ「がん」でも、「早期がん」として早めに発見できると、最新医療法で放射線による副作用をなくし、安全にほぼ治すことができるそうです。ですが、恐ろしいのは、「がん細胞」が全身に執着してしまうことです。そうすると治せないケースも出てくるそうです。これらのことを踏まえて、人類は、病気、もしくは、感染症と共存することが必然的になると思うので、このことを自覚し、人類一人一人の意識を変えなければならないと思います。

〇 がんになるのは偶然かと思っていたけれど、その人の遺伝子や生活習慣などが原因でなる必然的なものだと分かりました。そして、がんになる確率も非常に高いと知って、がんになる原因をなくして将来ならないように心がけたいです。私が授業の中で一番心が動いたのは、がんになって37歳で亡くなった方の話です。あともう少しで亡くなってしまうと知った上で、自分よりも娘のことを思っていて、感動したけれど、その方の家族のことを思うと、やるせない気持ちになりました。院長さんの「自分たちが過ごした今日は、昨日亡くなった誰かが生きたかった明日」という趣旨の言葉を聞き、今、自分たちにある生命を大切にし、もたらされた時間や大切な人たちと過ごせる日々に感謝しながら生活していきたいと思いました。

〇 私は、二人に一人ががんになるという話は聞いたことがあったけれど、具体的に、いつも一緒に過ごしているクラスの皆の半分ががんになってしまうと考えたときとても怖いなあと思いました。そして、私自身もがんになる可能性があると思うととても怖いです。でも、がんは予防や早期発見によって防げる病気と聞いたので、日頃から生活習慣を正しくするよう心がけたり、免疫力は悲しいと下がると聞いたので、悲しいことがあってもポジティブに考えられるようにしたいと思いました。また、長岡市はがんの検査をする人が他の市と比べて少ないと聞いたので、自分が大人になったときはもちろん、親にも行くように勧めようと思いました。そして、一番心に残ったのは「あなたが虚しく過ごした今日という日は、昨日亡くなっていった者があれほど生きたいと願った明日」という言葉です。私が何となく過ごした一日もかけがえのない一日ということを忘れずに生活したいと思います。
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学校行事
4/19 部活動集会
4/20 河川清掃活動、授業参観、PTA総会
4/22 振替休業日
4/23 内科検診、生徒活動委員会1
4/25 耳鼻科検診

保健だより

給食だより

その他配布文書

いじめ防止

登校許可証明書

グランドデザイン

登校許可証明書・出席停止報告書

長岡市

部活動