現在体育館前の廊下に、３年生が１学期の美術の授業で作った作品を展示しています。「こころの種」というテーマで、石粉粘土で制作した立体作品です。
３年生一人一人が、今の自分や自分の理想の姿や思いを植物に見立てて表現しました。
石粉粘土は乾燥させた後に彫刻刀などで彫ることもできる粘土です。その特性を生かし、細かい彫刻を施したり、ヤスリで磨いてツヤを出すなど、たくさんの工夫を凝らした作品が生まれました。
色を付けるかどうかも、色の効果を考えて自分たちで決めました。

作品を作る前に、今の自分、今までの自分、これからの自分について考える姿。
制作しながら、どうしたら自分が思い描いていたものが作れるのか試行錯誤する姿。
出来上がった作品を見合って、互いの作品の良さや多様性に気付き、話し合う姿。

きっと制作した作者たちは大変だっただろうと思いますが、半年間その制作を見ることができ、そして完成した作品を見れることは本当にうれしかったです。

感染拡大防止のため、保護者の方々に学校に来て作品や、制作の姿を見ていただくことが出来ない分、可能な限り美術の様子などもお伝えできればと思います。

ちなみに、1年生はレタリングの学習、2年生は関原中のピクトグラムの制作を現在行っています。