どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

きみたち、すごい!立派な姿に感動!〜1年生

 先日、5年生の外国語活動に出ていて1年生教室に戻るのが遅くなってしまった時の出来事です。『授業の時間が大分過ぎちゃった!』と思って教室へ急いでいると、1年生教室から国語の教科書をみんなで音読している声が聞こえてきます。
 『他の先生が指導してくださっているんだなぁ』と思って教室に入ると、先生の姿は見えません。それなのに全員がしっかり自分の席に座り、良い姿勢で教科書を開いて声をそろえて音読をしているのです。
 『誰か他の先生が声を掛けてくれたのかな?』と思いながら、子どもたちが読み終わるのを待って話を聞くと・・・、私が来なかったので自分たちで挨拶をして授業を始め、待っている間に今学習しているところや前に読んだ物語を音読することにしたということでした。

 全く大人の手を借りずに、自分たちで何をすべきか考え、実行していた子どもたちの姿に感動しました。「こうしよう!」と言い出した子がいて、その子の考えにみんなが「それがいいね」と共感・納得し、全員で行うことができる、中・高学年でもなかなかできることではないと思います。
 自分で考えられること、より良い行動を選べること、友達の声を聞けること、実際に取り組むことができること、子どもたちの大きな成長を感じました。
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鼓笛隊移杖式に向けて〜6年生

 鼓笛隊移杖式に向けての練習が本格的に始まっています。
 12月には、鼓隊オーディションがありました。6年生から5年生へ、本格的に鼓笛隊が受け継がれていきます。

 本格的な練習が始まる前に、子どもに話したことがあります。それは、「伝統をつなぐ」ということについてです。「去年の6年生から引き継いだものをすべて伝えてほしい。けれど10教わったものを10で伝えていては、より良いものになっていかない。10を11にして伝えていこう。みんなは、どんなことを伝えたい?」
 すると子どもから「技術面だけでなく精神面も伝えていきたい。」「先輩から学んだことだけでなく、自分たちで考えてよりよくなるように伝えていきたい。」といった声が挙がりました。
 伝え方は言葉だけではありません。6年生の姿勢、表情、動作、いろいろなところから伝統はつながっていくのだと考えています。5年生のオーディションに向けての練習では、演奏や動作はもちろんですが、あいさつや礼について教える様子がありました。
 
 6年生がつないでいくのは、鼓笛隊だけではありません。児童会活動や町校班活動で見せてきた姿が来年度の町校を作っていきます。
 卒業までのあと2か月、フェニックスの子どもたちの姿を他の学年がよく見て、伝統がつながっていくことを期待しています。

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立場を変えて考えてみると〜3年生

 3年生のこれまでの成長を見てみると、大きく変わったことの一つに、学級での人間関係の広がりがあります。
 2年生で2学級だったクラスが1学級になり、より多くの子どもたちと関わるようになりました。それに加えて、学級の座席や授業でのグループ分けなども、様々な友達と関わることができるように配慮しています。
 どんな人とも友好的に関わり、協力して課題を解決する力を育てるためです。子どもたちからも、月に1回程度昼休みに「誕生祝いの全員遊び」の発案があるなど、自発的にみんなと関わろうとする姿勢が見られます。

 遊びの様子を見ても、年度当初は同じ友達とばかり遊んでいたのが、いろいろな友達といろいろな遊びをすることが多くなりました。気の合う友達、衝突の少ない友達を選んで少人数で遊んでいた子どもたちも、より多くの友達と交じって集団で遊ぶことが増えてきました。人間関係と遊びの幅が広がる半面、必然的に遊びでのトラブルも増えてくるわけです。
 今週のクラス会議では、クラスの問題を解決するための話合いをしました。いろいろな解決すべき課題が子どもたちから挙がりましたが、全員一致で「仲間外しの解決」を議題に選びました。
 この「仲間外し」とは、「遊びに入れてもらえない」ということだそうです。話合いが始まると、「後で遊びに入る人がいると、どのチームに入れるか決めるのに時間がかかる」、「二つのチームの人数が合わなくなる」、「チームの強さが変わってしまう」、「ルールを知らない、守らない」など、遊びに入れないのは仕方がないという意見がほとんどを占めました。
 これらの考えは、自分が安全・安心な立場にいることを前提として、楽しく遊んでいるのを壊されたくないという考え方です。しかし、子どもたちが問題意識をもっているのは、自分が遊びに入れてもらう立場になったときに、断られるということです。

 そこで子どもたちには、「自分が入れてもらうとして、時間がかかるとか、人数が合わないとか、強さが変わるという理由で遊びに入れないのは納得ができるの?」と問いました。子どもたちは、首を振ったり、下を向いたり、黙っていたりして、「仕方がない」という子は一人もいませんでした。
 その後、「時間よりもみんなの笑顔が大事だと思う」といった意見が出てきたところで授業時間が終わってしまいました。この続きは、また次回です。
 3年生の子どもたちは、社会性の発達に伴って人間関係の悩みも増えてきています。自分にとって居心地のいい場所を作ろうとすると、他の人がいやな思いをすることも起ってきています。どうすれば「みんな えがお」でいられるのか、今後もみんなで話し合っていきます。

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よりよい町校を目指すために〜4年生

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 1月9日(木)に令和2年度児童会役員選挙が行われました。
 現5年生から会長1名,副会長1名,現4年生から副会長1名が投票により選出されます。今年度,4年生レインボー学年からは8人が立候補をしました。立候補者が8人というのは,とても多い人数ではないかと思います。それだけ,自分たちで町校をよりよくしたいと考え,立候補という形で実際の行動に移そうとする子どもが多かったことは,とても喜ばしいことです。

 立候補者は,自分の主張をしっかりともち,かつその主張を相手に理解してもらい,さらには納得をしてもらうことが必要になります。
 12月初旬から冬休みに入るまでの間,それぞれの立候補者は原稿用紙に自分の主張を原稿用紙2枚程度にまとめ,添削を受けるというやり取りを繰り返し行いました。多い子どもで,実に6回も原稿を書きました。それだけ自分の思いに向き合い続けることができたことに,子どもの成長を感じています。

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スポーツ教室でいろいろな動きに挑戦〜1・2年生

 長岡市スポーツ協会から涌井先生をお招きし、体育の時間にスポーツ教室を実施中です。
 10日には、体を上手に使うコーディネーション・トレーニングを行いました。自分の体を上手に使えるようになるための様々な動きを取り入れた運動に挑戦しました。繰り返していくことで、自分の体をコントロールする力がついていくそうです。

 10日・17日・24日の計3回実施します。
 体がどう動いているかの感覚を掴みながら、楽しく体を動かす中で、様々な感覚や技を身に付けていってほしいと思います。
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新しい年の幕開け〜4年生

 令和2年がスタートしました。レインボー学年の子どもが4年生として過ごすのも,残すところ3か月あまりとなりました。3か月経つと,表町小学校の高学年になり,学校をリードしていく立場になります。

 年末の12月20日に,冬の児童集会がありました。
 出店で,いろいろな学年の子どもに遊び方をやさしく説明したり,ダンスの仕方を一生懸命に伝えたりしながら活動する子どもの姿が見られました。うまくできた時には「やったね」「うまくできたね」と相手を褒め,一緒になって喜んでいました。どの子の様子からも,ニコニコしながら,来てくれた仲間に楽しんでもらおうとする姿勢が伝わってきました。
 終わったあとの子どもの振り返りからは,「仲間と協力できたこと」「困ったときに助け合えたこと」「来てくれた仲間に楽しんでもらえたこと」に喜びや達成感を感じていることが伝わってきました。自分本位になるのではなく,他者意識が育まれている姿と言えます。
 こうした姿勢は,約3か月後に迎える高学年としての姿勢につながるものがあります。この2学期後半は,かっこよい高学年になるための期間です。児童会選挙や鼓笛隊移杖式など,高学年に向かう行事もあります。子どもが一歩一歩,確かな成長ができるよう過ごしていきます。
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年の始めの例とて〜3年生

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 2020年、2学期後半がスタートしました。スマイル学年は新年から一人も休まず、とっても元気です。明るい一年を予想させる子どもたちの姿を見て、うれしい気持ちになりました。
 「年の始めの例」とは新年の恒例行事のことだそうです。先週は、新年の恒例となっていることをいくつか経験しました。
 新年初めの登校日には、みんなで「ことわざカルタ」をしました。日常生活でことわざを使うことが少なくなった昨今ですが、遊びながら覚えることができたらいいなと思い何回か行いました。初めは耳慣れないことわざに恐る恐る札を取る様子でしたが、子どもたちはあっという間に慣れて、意味は分からくてもことわざを覚えていきました。

 水曜日には「校内書初め大会」を行いました。3年生以上の子どもたちが体育館に集まり、およそ1時間集中して書初めに取り組みました。毛筆での書初め大会は、小学校で初めての経験です。3年生になって始めたばかりの毛筆書写ですが、スマイル学年のみんなが集中して一生懸命に学習しているので、短期間でとても上達しています。冬休み中の練習の成果もあって、以前に書いたものとは見違えるほどによい作品が出来上がりました。

 木曜日には「児童会役員選挙」が行われました。来年度の児童会長と副会長を選ぶ選挙です。表町小学校では、3年生から投票権をもちます。投票に先立って、週初めから立候補者が給食の時間に各教室を回って演説をしました。3年生教室にも3日に渡って立候補者が訪問しました。
 候補者が立ち去った後、「うーん、誰がいいか迷う。」「みんないいことを言っていたよね。」という声が聞こえました。学級委員選びでも少しは経験のある子どもたちは、演説の内容をよく聞いていたのだと思います。
 投票直前に立会演説を行ってから、厳粛な雰囲気の中一人一人が投票しました。「何か本物の選挙みたい」「すごく緊張した」と、口々に話していました。ちなみに投票箱と記載台は実際の選挙で使われているものを借用しているので本物です。そのことを話すと、「えー!すごい!」と、とても驚いていました。

 4月からは4年生に進級します。やる気と自信をもって前に進むことができるように、また、「みんな えがお」の学年目標に向かって、みんなで過ごしやすい環境について考え、実行していきます。残りの3年生の期間、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

明けましておめでとうございます

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 皆様、明けましておめでとうございます。
 旧年中はたいへんお世話になりました。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 降積雪のない穏やかな年末年始でした。児童玄関にも、管理員さん手作りの門松が飾られました。本日、冬休みを終え、元気な顔と活気が町校に戻ってきました。

 まずは凛とした空気の中、体育館で行われた全校集会では、スタートの子年にちなんで、皆が躍動し、明るい展望が広がるようにと、数種類の書初めをもとにした校長講話がありました。五輪の意味についての問答では、どの学年も積極的に手を挙げ発言しようとする活気ある姿が見られました。

 そして、五輪にちなんで、心掛けたい五気(五つの気持ち)について話がありました。
〇元気  
元気の源は、よく食べ、よく動き、よく眠り、よく笑うこと。
〇やる気 
自分は、できる・やれる・がんばれる。大切な心意気、三つの「る」。
〇根気
不撓不屈の町校魂。あきらめず、粘り強く物事に取り組み、やり遂げる・成功させる。
〇本気
本気ですれば たいていのことができる・本気ですれば なんでもおもしろい・本気でしていると 誰かが助けてくれる。この有名な詩を参考にしてみる。
〇勇気
チャンスを生かし、失敗を恐れず、勇気をもってチャレンジしてみる。

 締めくくりには、第一校歌を斉唱した後、全員で記念撮影をしました。

 こうして、心新たに2学期後半3か月がスタートしました。
 卒業、進級の節目には、きっと一人一人にきれいな桜が咲く素敵な春が訪れることでしょう。
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学校行事
1/26 ↓A週19
1/28 中 高学年スキー教室(八海山麓)
1/29 職員研修4(今年度研修の総括)
1/30 低学年スキー教室(長岡市営)
1/31 東中オープンスクール