どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

当たり前のこと〜3年生

 「当たり前のことが当たり前にできる人になれ」と子どもの頃によく言われました。その頃は意味がよく分かりませんでしたが、今考えると「人として望ましい行いを自然にできる人になってほしい」という願いが込められた言葉だったのだと思います。
 しかし、「当たり前」はけっこうくせ者です。なぜかというと「当たり前のこと」は環境や集団、個人によって変わるからです。そして、「よい当たり前」と「悪い当たり前」が存在するからです。

 3年生の学校生活では、「よい当たり前」がたくさん増えてきています。一番感心しているのは、片付けです。例えば、図工の版画制作の片付けです。たくさんの新聞紙を片付けたり、版画インクの後始末をしたり、床の清掃をしたりしなければならず、けっこう大変です。最近はそれらの作業を5分程度で協力して行うことができます。
 先日は、「君たちの後片付けは、6年生レベルだね!」と褒めました。実際のところ、片付けを牽引しているのは数人なのですが、その働く姿に影響を受けて学級全体が「片付けはきちんとするのが当たり前」という意識をもち、行動するようになってきたのです。

 一方で、「悪い当たり前」も存在します。例えば、活動開始時刻を守らないことです。1月のある日は、通常日程であるのに5時間目の開始時刻に学級全員が間に合いませんでした。知らず知らずのうちに「5時間目の開始時刻は多少過ぎるのが当たり前」という考え方が子どもたちの中に広まっていたのです。
 そこで、どうすれば活動開始時刻を守れるのかをみんなで考えました。「着替えが間に合わなかったら、後で着替えればいい」「無駄話をせずに、すぐに準備すればいい」など、いくつかの意見が出ました。その後、簡単には改善しませんでしたが、少しずつ時間を守る意識が広まりつつあります。

 「当たり前」が身に付くのには時間がかかりますし、一度身に付いた「当たり前」は簡単には無くならない、変えられないと実感しています。だからこそ今のうちに根気強く、繰り返し繰り返し「よい当たり前」を増やし、「悪い当たり前」を改善する取組を続けているところです。
 スマイル学年が3年生として登校するのは、残すところ29日です。「『みんなえがお』が当たり前」になるように、子どもたちと一緒に過ごしていきます。

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