なぜ○○してはいけないの?〜3年生
22日に代表委員会がありました。
この代表委員会の前に、学級で、学校生活で困っていることを話し合いました。 そこでは「体育館でボールを蹴って遊んでいる人がいる。」という意見が出ました。「それ見たことがある。」の声がたくさん聞こえました。それに続いて、「でもそれって3年生もボール蹴っているよね。」の声もありました。 表町小学校では、休み時間に体育館で遊ぶときには、ボールを蹴ってはいけないというルールがあります。しかし、時々ルールを破っている人がいるということでした。 そこで、子どもたちに「なぜボールを蹴ってはいけないのか、なぜルールがあるのか」ということを考えてもらうことにしました。 するとすぐに「蹴ったボールが人に当たってしまう。」「ボールが傷ついてしまう。」などの意見が出てきました。 子どもたちは、なぜしてはいけないのかをしっかり理解しています。続けて「なぜしてはいけないことを分かっていて、ルールを破ってしまうのか」と聞きました。子どもたちは悩みながらも、「楽しくなってやってしまう。」「楽しくて、怪我をさせてしまうかもしれないことを忘れてしまう。」などの意見を出しました。 「楽しければ、ルールを破っていいのか?」と聞くと、「絶対にダメ!」と答えます。「じゃあどうすればいいのか?」と聞くと、子どもたちは、悩みました。やってはいけないことは分かっている、しかしそれをやってしまう、どうすればいいのか・・・一生懸命考えました。 悩みながらも、「やっぱり、なぜしてはいけないのかをもっと意識するしかない」「ルールを破るとどうなるのかをもっと考える」という意見にまとまりました。 たしかに休み時間は、楽しく、子どもたちは、いつも体育館で遊んでいます。しかし、楽しいからといって、ルールを破ってしまうと、誰かが悲しい思いをしてしまいます。みんなが楽しく学校生活を送ることが大切です。 「なぜ〇〇してはいけないのか」を考え、「〇〇をしたらどうなるのか」を常に考えることができる子どもになるために、繰り返し子どもたちとも話し合っていきたいと思います。 |
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