どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

頼りになるフェニックス学年〜6年生

 16日は、町校班遠足でした。
 6年生は、前日にカレーの材料を切る準備を行いました。一つの班の人数は、大体13人程度です。13人分の野菜を切るのは、なかなか大変そうでした。一つの班が玉ねぎを七つ、ジャガイモを五つも切らないといけなかったのです。
 その中で、「玉ねぎが目に染みても1年生が食べやすいように、小さめに切ろう。」「ニンジンが嫌いな子がいるから、小さくしておこう。」など、班のメンバーのことを考えている様子がありました。

 そして、当日の朝、教室で「自分たちも楽しもう。そして、全校を楽しませよう!」と町校班長会長が声を出し、円陣を組んで出発しました。出発してからは、1年生の手を引いてゆっくり歩いたり、細かく様子を見て声を掛けたり、班のメンバーに指示を出したりと、張り切っている6年生の姿がありました。
 
 翌日、感想を聞いてみると「楽しかった」と言う声ももちろんありましたが、「大変だった。」「今までの先輩たちって、すごかったんだね。」という意見もありました。子どもの中には、「自分たちは最後の遠足。1年生にとっては、初めての遠足」という意識がとても強かったようです。初めての遠足で楽しい思い出を作ってほしい…そんな思いが伝わってきました。
 このフェニックス学年のがんばりが次の学年にも伝わって、よい伝統として残っていってほしいと思います。

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最高学年へのステップ〜5年生

 10月16日(水)の町校班遠足では「町校の5年生として、班のために自分ができることを考えて実行しよう。」という話をしました。
 疲れている1,2年生に「大丈夫?」「もう少しだから頑張ろう!」という言葉を掛けて励ましたり、水筒やリュックサックを代わりに持ってあげたりする子どもたちの姿が見られました。遠足から帰ってきた後の振り返りでは「まだまだかもしれないけど、少しは班の役に立てたかな」という声が聞こえてきました。

 翌日には遠足の野外炊事で使ったアルミ鍋やしゃもじ、お玉などを5年生で洗いました。鍋の周りは煤だらけで真っ黒でしたが、あおぞら学年の子どもたちは二人一組でスポンジやたわしを使ってピカピカになるまで必死に磨き続けていました。鍋やしゃもじなどを洗い終わった後も、家庭科室の流し場の排水口の汚れを箸や爪楊枝を駆使してきれいにする姿に感心しました。今後も全体のために自分ができることを実行していこうという意識を高めながら過ごしていきたいと思います。
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PTAインディアカ表町小チーム決勝トーナメント進出!

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10月20日(水)に表町小学校において長岡市PTAインディアカ予選第3ブロック大会が行われました。表町小学校チームは,14人の選手が参加し,好プレー珍プレー続出で戦いました。その結果,予選リーグを3勝1敗で終え,第2位として決勝トーナメントに進むことができました。
また,今年より新設された「フェアプレー賞」をいいただくことができました。「チームの雰囲気がよく,まとまって応援していた」「和気あいあいとしたプレーがよかった」「駐車場の整理や会場運営に配慮があり,ありがたかった」など,ほかの参加チームからもお褒めの言葉をいただきました。(一番下の写真は副賞のバナナとともに撮影しました)
決勝大会は11月4日(月)長岡市民体育館で行われます。チーム一丸となって前進しますので,どうぞ応援よろしくお願いします。

二学期は「チャレンジ」〜3年生

 15日(火)に始業式を行い、2学期がスタートしました。
 始業式のあと、2学期の学級委員を決めるクラス会議を行いました。1学期と違うところは、司会・進行が教師ではなく、1学期の学級委員であることです。
 どのように学級委員を選ぶかを話し合い、立候補を募って得票の多かった3名が学級委員になることに決まりました。12名の子どもたちが立候補して、どのような学級にしたいかを一人一人が話しました。うれしかったのは、自分たちで話合いを進められたこと、「学級委員としてみんなのためにがんばってみたい」というチャレンジをした子がたくさんいたこと、多くの立候補者から「みんなの笑顔のために」という言葉が聞かれたこと、そして、学級委員決定後に自然と拍手がおこったことです。

 チャレンジする姿勢とそれを応援する風土が育ってきたスマイル学年。2学期は安心して過ごせる学級づくりをベースとして、一人一人のチャレンジを応援していきます。

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がんばってあるきました〜2年生

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 町校班遠足では、1年生から6年生までの町校班で協力して、悠久山公園までの往復10キロを歩き通しました。
 公園に着いてからは、5・6年生を中心に、カレーや豚汁を作っておいしくいただきました。また、班ごとにレクリエーションをして、ドッジボールや鬼ごっこなど、体をいっぱいに使って遊んだり、園内の動物や栗拾いや虫捕りなどで自然とかかわったりと楽しみました。
 道中は、片道1時間でしたが、きらめき学年を含め、全校の全員が無事にゴール!
 楽しみながらがんばった1日でした。

2学期のスタート!町校班遠足〜1年生

 16日(水)に気持ちのいい秋晴れのなか、町校班遠足を行いました。
 町校班の仲間で決めた道を通って、バディの友達と一緒にゴールの悠久山公園を目指しました。6年生と同じ距離を歩くのですから、1年生にとっては大変です。最後まで歩きとおすことを目標に頑張りました。
 みんな無事にゴールまでたどり着けるか心配しましたが、最後まで頑張って歩きました。上学年におんぶしてもらったり、荷物を全部持ってもらったりした子もいたようですが、そんな経験も、自分が高学年になったときの下学年のお世話へとつながっていくのかなと思っています。

 悠久山公園では町校班のメンバーでおにごっこやドッジボール、遊具での遊びや生き物探しなどを楽しみました。昼食は、高学年が作ってくれたカレーライスや豚汁を味わい、班の絆を深めながら充実した1日を過ごすことができました。
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充実した1学期でした〜6年生

 今日で1学期が終わりました。町校のリーダーとして、4月から張り切って駆け抜けてきました。児童会活動や町校班活動、行事などを通して、大きく成長した1学期でした。

 6日には、文化祭を行いました。
 文化祭前、「文化祭を成功させよう!」と子どもたちと話し合いました。そして、みんなで黒板に決意を書きました。
 「笑顔で楽しんで演奏する!」、「心を一つに全力で楽しむ」、「お客さんに感動を与えられるようにがんばる!」など、気合の入った決意がたくさんありました。
 文化祭が終わって教室に戻って来た時、学活で子どもと話す時間がありました。学習発表会もバザーも体験コーナーも、全部楽しかったという子どもの表情には、達成感が見て取れました。しかし、「もう終わっちゃったんだね。」というさみしさも感じていたようです。
 1学期が終わったということは、小学校生活も残り半分というところまで来たということです。達成感や成就感を大切に、卒業までの期間を楽しみながら過ごしていきたいと思います。
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届け、わたしたちの想い!〜5年生

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 6日(日)文化祭を行いました。夏休みが終わってからおよそ1か月間、6年生と一緒に文化祭に向けて合唱や合奏練習に取り組んできました。音楽発表を終えて教室に戻ってきた子どもたちは達成感に満ちた表情で「楽しくできてよかった!」「今までで一番上手にできた!」「緊張したけど、最後までやりきった!」といった声が聞こえてきました。 9月のはじめの頃は、楽譜に並んでいる音符を追いかけることで精いっぱいの様子でした。しかし、練習を重ねていくうちに「もっと強弱が分かるように演奏したい」「お客さんにさわやかな歌声を届けたい」など聞きに来るお客さんを意識して練習に取り組む姿が見られるようになりました。また、楽器の準備する場面では、自分から進んで友達の楽器運びを手伝う姿が見られました。この1か月の練習を通して、また少し成長したように思います。
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成長が表れる時〜4年生

 6日の文化祭で4年生は、「劇団虹」のミュージカルの一部を,文化祭用にアレンジして発表をしました。
 会場をミュージカルの空気に巻き込むことを考えて、「アナウンス後の移動から,フィナーレ後に座席に戻るまでの間,すべて歌と演技で表現する」「担任が指揮をせず,伴奏で後ろから見守っている」という演出を行いました。

 伴奏をしながら「25ひきのネコが旅に出た」から沸き起こる拍手,子どもの歌声や演奏といった様々な音から,会場がミュージカルの空気に包まれていることを感じていました。「会場と一体になる」そんな音楽ならではの場面もあったのだと思います。発表を終えた後の子どもの表情も,満足そうでした。

 子どもたちのたち振り返りからは、「リリックホールが楽しみになりました」や「会場から手拍子をもらいました」「会場の人を楽しませることができました」と、発表を楽しんでいることや,会場の空気をつくった喜び,そしてリリックホールの本番に胸を膨らませている様子が伝わってきました。
 発表が終わり教室に戻るや否や「先生!!衣装はどうするんですか?」や「猫のメイクをしましょう」といった声も聞かれました。会場と一体になる喜びを得たのだと思います。
 こうした子どもの姿は,これまでの積み重ねから生まれてきた成長の表れです。「克己・前進!!」を学年目標に取り組んできましたが,自分に負けそうになりながらも,力強く伸びようとし,そして前進してきた成果です。
 週明けには2学期が始まります。高学年へのステップの時期でもあります。これまでの成長を糧に,より「克己・前進」できるようがんばります。
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「みんな えがお」の一学期〜3年生

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 6日の文化祭で、音楽発表を終えて教室に戻ってきた子どもたちは、とても満足した表情をしていました。
 「緊張した!」「楽しかった!」「全力でがんばった!」といった様々な声が聞こえてきましたが、練習してきたことを精一杯表現できた達成感を得ていました。目標をもって練習したり、緊張の中発表したりする経験を通して、また一歩成長したように感じます。
 
 図工作品は、「うれしかったこと」をテーマにして、その時の思いを大切にしながら制作しました。技術的には、近くと遠くを描き分けることと、色の配合と水の量によって色を作ることをねらいとしました。思いを膨らませて、こだわりをもって制作活動に取り組む様子は、スマイル学年らしく、完成した作品は、一人一人が自分らしい表現で、どれもとても魅力的でした。

 今日は、一学期の終業式を行いました。スマイル学年3年生も折り返し点です。
 終業式では、一学期の学級委員長が3年生代表として感想発表をしました。発表の中で語られたのは、学年目標「みんな えがお」を意識して集団として成長してきた学級の姿と、いろいろなことにチャレンジすることで成長してきた個人の姿です。
 それは、どの子にもあてはまる成長の姿です。今ではクラス会議の運営は、ほとんど子どもたちだけで行っています。議題を自分たちで決めて、たくさんの意見を出して、全員の納得のいく結論を導きます。
 みんなが自分の好きなこと、得意なことをもっていて、その分野で力を発揮しています。苦手なことにも前向きにチャレンジして、達成感や満足感を得ています。
 そんな様子に、103日間の確かな歩みと成長を感じます。これからの成長もとても楽しみです。

文化祭、大成功!〜2年生

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 文化祭では、たくさんの楽曲や楽器、小道具などある中、自分の思いを一生懸命、表現しようとがんばりました。子どもたちが考えた歌詞や振り付けで素敵な発表になりました。

 今日で1学期が終わります。生活科での経験や自主学習などの家庭学習、様々な発表など、本当にたくさんの努力や経験を重ね、大きく成長した2年生。
 2学期も「きらめきパワー120%」で楽しく成長していきます!

103日間の一学期、がんばったね〜1年生

 4月の入学式から早いもので103日が過ぎました。
 はじめの頃、どこかお客さんのように通っていた学校も、毎日いろいろなことにチャレンジし、友達と一緒に過ごすうちにすっかり自分たちの居場所になりました。みゆきスポーツフェスティバルや持久走記録会、文化祭といった大きな行事。1年生を迎える会やペア読書などの町校班のお兄さんお姉さんとの活動。ヤギのミラとクルとの出会いから、日々のお世話や公園へのお出かけなど「わっとマイパーク」の活動。ひらがな、カタカナ、たし算、ひき算など各教科の学習・・・。
 たくさんの経験を重ね、子どもたちは多くのことを学び、成長してきました。
 二学期もがんばります!!
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パリッとしたハンカチは気持ちがいいな〜6年生

 9月25日、総合の時間にクリーニング組合の方を講師に迎え、働くということの意味や、やりがいなどをお話ししていただきました。
 また、洗剤の仕組み(界面活性剤)や、アイロンのかけ方も習い、充実した2時間を過ごしました。
 様々な職業の方にお会いしてきましたが、子どもたちの作文の中に以下のような言葉がありました。「やりがいのお話を聞いた時、他の職業の方も同じこと(お客さんに喜んでもらえることが嬉しい、お金のためだけに働いているわけではない。自分の努力したことに価値を付けてもらう対価としてお金をいただいている)をおっしゃっていたので、みんな同じ気持ちなのかなと思いました」
 
 4月から様々な方と触れ合い、多くの体験をしてきた子どもたちですが、大人になって働くということの意味ややりがい、素晴らしさを肌で感じ取っているようです。

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町校文化祭です!

 いよいよ6日(日)は表町小学校文化祭です。
 4日の午後から、5・6年生が準備を行いました。また、PTA役員の皆様からもバザー等の準備に御協力をいただきました。
 すっかり準備が整い、文化祭を迎える緊張感やワクワク感が校舎中にあふれています。
 
 これまで一生懸命練習してきた音楽発表や、力作ぞろいの絵画、工夫をこらしたクラブ作品など、子どもたちのがんばりをぜひ御覧ください。
 多くの皆様の御来校をお待ちしています。

 文化祭プログラムはこちらから

高学年の力を合わせて〜5年生

 いよいよ6日は、子どもたちが楽しみにしている文化祭です。
 学習発表会の音楽発表に向けては、6年生と一緒に夏休み明けから一か月間練習を重ねてきました。練習に臨む姿勢はいつも真剣で、着実に技術と音楽に向き合う意識が向上してきました。
 先々週からは、相手意識をもつことに力を入れてきました。発表で「誰にどんな自分を見てもらいたいか、何を伝え、何を感じてほしいか」を一人一人が考える中で、気持ちの入った熱い発表になってきました。

 絵画制作は、自分の身の回りにあるものをじっくりと観察して描きました。その中に自分たちが小人になったらどんなことをしてみたいか想像を巡らせています。鉛筆やスケッチペンで下絵をかいて、水彩絵の具を塗りながら、「自分だけの世界」を目指しました。一人一人の個性が光る素敵な絵をぜひご覧ください。
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他者意識を育む〜4年生

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 いよいよ令和元年度の文化祭を明後日に迎えます。
 4年生レインボー学年は,音楽発表で〈25ひきのネコが旅に出た〉〈茶色の小びん〜レインボーバージョン〜〉〈ノラネコ天国ソング〉の3曲を発表し,絵画作品では〈〇〇をしている私〉を掲示します。
 どちらも,「音楽表現を楽しむ」ことや「絵画表現を楽しむ」ことに加え,「相手にどのように伝わるのか」や「相手にどのように伝わってほしいか」という他者意識を育む大切な学習場面だと考えています。
 
 音楽発表の様子を先週の金曜日に録画し、今週の月曜日に皆で見ました。見るにあたり,「どのような姿で発表したいか」「お客さんに,どんな感想をもってもらいたいか」の2点を一人一人が発表しました。
 1点目は「ふらふらしないで,真剣な気持ちで臨みたい」「できることを精一杯やりたい」といった姿,2点目は「成長した自分たちを見てもらいたい」「さすがレインボー学年だねと言われたい」といった理想をもっていることが分かりました。

 普段「〇〇が映っている」や「〇〇がおもしろい」といった,録画で映った仲間の様子を楽しむことが多い子どもたちですが,この時は皆,神妙な面持ちで参観している様子が印象的でした。話を聞いてみたら「全然だめだった」「これでは『レインボーは成長したね』という好評価はもらえない」という感想でした。自分たちが掲げた理想と,実際の姿がかけ離れていることがショックだったのだと思います。しかし,そのショックは他者意識を育む絶好のチャンスでもあります。

 その後、「文化祭に向かって」というテーマで振り返りをした時には、見ている方々を意識した前向きな文章がたくさんありました。明後日の文化祭が楽しみです。皆で楽しめる文化祭になるよう願っています。

文化祭大成功を目指して〜2年生

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 いよいよ文化祭直前。音楽発表に向け,歌や楽器の練習に一生懸命取り組んでいます。
 発表する曲は,音楽の時間に歌ったり演奏したりした「ドレミであそぼ」,「カエルの合唱」,「おもちゃのチャチャチャ」,「かぼちゃ」,「カレーライスの歌」を,きらめき村の活動に合わせたきらめきバージョンで発表します。

 図画工作では,絵画「レッツゴーきらめき村」に取り組んでいます。2年生の生活科を中心に,楽しかったことやわくわくドキドキしたことを,絵の具と紙粘土で表現しました。子どもたちの力作が完成しています。

たくさん収穫できた!〜5年生

 5月23日に王番田で田植え体験をしてから4か月、豊かな実りの時期を迎えました。
 かまを使った稲刈りでは、稲を刈る子とコンバインに運ぶ子に分かれ、素早くていねいに作業を進めました。作業場では、米を乾燥、もみすり、選別、出荷準備する過程や、設備を見せてもらいながら学習しました。なかなか見ることができない様子に、子どもたちは興味津々でした。
 また、いい米をたくさん作るための工夫や注意していることを、とても詳しくお話しいただきました。これまでの学習が実生活につながるように、今後の学習を進めていきます。
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自分たちでよりよい生活をつくっています【自学の心】〜4年生

 レインボー学年では,「明日,来た時に気持ちよく過ごせる学級を」ということで,終学活前の整理整頓や軽清掃を行っています。机の縦横を揃えたり,棚の整理をする他,埃や消しカスが目立つ時に掃き掃除を行ったりします。黒板下にチョーク汚れがある時には,拭き掃除も行います。一人一人の担当は特に決めておらず,個々人ができることを見付けて取り組むようにしています。

 4月から行ってきたこの活動ですが,年度当初は清掃や整頓をする子どももいるのですが,遊んだり談笑したり,何もしなかったりする子どももいました。担任の指示ではなく,自分たちの力でよい環境をつくり,その中で学習や生活をすることを当たり前にしてほしいとずっと考えていました。

 そんな中,先日の学活前に少し遅れて教室に戻ると,全員着替えを終え,ランドセルを机に乗せて座って待っていました。
 「わぁ,支度を終えたのだね。遅くなってすいませんでした。じゃぁ帰りの会を…」と話すと,子どもから「もう終わりました。あとは先生の話です。」と返ってきました。
 そして「あと,整理整頓と軽清掃も終えています。2階の窓も閉めておきました。」と続きました。
 これに驚いて,「どうしてそうなったの?」と尋ねると,環境係が帰りの会の係からの連絡の時に皆に伝えたのだそうです。

 「自分たちでよい環境を作ろうとしたこと」,「仲間の提案を聞いて,皆で行動に移したこと」,「自分たちにできることをできるだけたくさん見付けたこと」,子どもたちは大きく成長していました。自分たちの判断でよりよくしようと考え行動できたこと,嬉しく思っています。

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分かち合う〜3年生

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 子どもたちが一つの目標としている文化祭まであと少しです。
 文化祭のステージ発表に向けて、「ビューティフルネーム」の歌唱練習と、「エーデルワイス」のリコーダー合奏の練習に取り組んでいます。
 また作品展に向けては、「うれしかったあの時」というテーマで、水彩画制作をしています。
 いつも感心するのは、スマイル学年の子どもたちの「何でも楽しもう、がんばろう」とする集団としての前向きな姿勢です。得意・不得意や、好き・きらいはあると思いますが、どんな活動にも笑顔があり、がんばりが見られるのです。それには「分かち合う」ことが関係しているように思います。
 
 最近、昼休みに教室でリコーダー練習をする子が増えてきました。もともとリコーダー演奏が好きな子たちに加えて、苦手だと言っていた子も加わっています。練習をがんばっていると、達成感を味わう瞬間が訪れます。「やったー!最後まで(リコーダーの演奏が)できた!」と喜ぶ子の周りには、笑顔で拍手をする子どもたちがいました。個人の成長の喜びを、周囲のみんなで分かち合っている姿です。
 
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10/31 第2回避難訓練(不審者対応)