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雪に耐えて 梅花麗し/釜石小学校校歌

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3年1組の教室に「雪に耐えて 梅花麗し」の掲示物が貼ってありました。
これは西郷隆盛の句だそうです。戊辰北越戦争の時代を考えますと、長岡にも因縁深い人物です。

なぜ、この句が紹介されたかというと・・・

春先の道徳の授業で、教科書に掲載されたメジャーリーガー、プロ野球選手として活躍した黒田博樹選手を主とした教材からでした。「信念をつらぬいて生きる」黒田選手が、好きな座右の銘として、この句が学級担任のM教諭から紹介されたものでした。

 梅の花は、冬の雪や厳しい寒さを耐え忍ぶからこそ、初春に美しい花を咲かせ、かぐわしい香りを発する。 苦難や試練を耐えて乗り越えれば、大きく見事な成長が待っているというたとえだそうです。

大成するには忍耐が不可欠だということから、黒田選手は座右の銘にしていたそうです。朝、教室を巡回していたら、ふとっ目に飛び込んできたので紹介させていただきました。
 また、2年2組では先日4日に地震想定の避難訓練を宮内保育園さんと合同で実施しました。その時に、校長先生から全校生徒に紹介があった釜石の奇跡で有名な小学校の校歌がK教諭により、さっそく教室に掲示してありました。

 岩手県釜石市大渡町の釜石小学校さんは、3月11日の大震災以来、避難所になったこの小学校で、毎朝みんなでこの校歌を歌ったそうです。

普通、校歌っていうと、「緑が輝く」とか「朝日を浴びて」「前へ進もう」というような歌詞が多いですが、こういう生きて行くための思いを歌にしている歌詞は素晴らしいと感じています。

 避難所で歌っている方も、きっと「しっかり生きる」と決意を新たにされていたことと思います。

 作者は、「ひょっこりひょうたん島」の井上ひさし先生、仙台出身で、岩手県大槌町の蓬莱島がモデルと言われているそうです。

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