タブレットを使う学習の可能性その学習中に、とても興味深い光景がありました。「先生のよいところをどんどん教えて」の課題に対しての答えを共有する場面でした。子どもたちは、答えを入力した後、まず、画面でお互いの答えを確認しました。そして、「そうだね。そこも先生のよいところだね。」と、直に友達に話しかけてお互いの思いを確認してもいました。お互いの考えを知ることは、タブレット上で十分にできますが、お互いの思いを確認したり同意を得たりして安心感を得ることは、面と向かってすることが大事なのかもしれません。 今日は、参加の仕方を学ぶことが一番のねらいですから、直に話せる距離にいる教室で学習しました。そして、今後、またリモート学習が必要になった時に、考えを交換し合ったり、共有したりすることにとても役立ちそうだとわかりました。けれども、思いを十分に共感し合うためには、顔を突き合わせることも大事だとも感じました。 たくさんの可能性を秘めたタブレットですが、このような試行を通して、頼り切らない活用法も考えていかなければと思いました。 |