科学者や技術者もきっと・・・

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 理科の時間、3年生が体育館で、ゴム動力車の走る距離が動力に使うゴムの太さによってどう違うのかを確かめる実験をしていました。
 ゴムを引き伸ばし、縮む力で走る方式なので、引き伸ばす長さも同じになるようにしています。スタートから止まったところまでの距離を正確にするために、巻き尺をセットし、距離を正確に読み取ってデータを記録しています。ううむ。そろえる条件はしっかりと守っているし、データも残すとは、なかなかやるな!と感心していると、たった今発車させた子どもたちが、「がんばれ〜!がんばれ〜!」と車を応援し出しました。そして、応援の声が次々と広がっていきました。
 なんてすてきな姿でしょう。自分の予想した結果が出るように、人ではなく道具である車を応援しているのです。この姿を見て、先日、はやぶさ2号がリュウグウから帰還したニュースを思い出しました。はやぶさ2号の帰還を固唾を飲んで見守っていたJAXAの人たちやこのプロジェクトにかかわった科学者や技術者の人たちも、同じだったのだろうなと思いました。
 子どもが思いを込めた物を扱う授業。大事にしたいなと改めて思った瞬間でした。

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