ごはんをいただくまでの苦労を体験する本格的な米作りに比べれば作業はほんの部分的なものですが、5月から半年間という時間と様々な手間をかけてようやく米ができあがることを、体験を通して改めて知った5年生。 昨日は、脱穀機で気持ちよく脱穀した日に拾った落穂の脱穀を「割りばし」で挑戦してみました。割りばしに稲穂を挟んで引っ張ると気持ちよく脱穀されます。「すごいでしょ。」と誇らしげでしたが、22人が20〜30分の時間をかけても、脱穀できたのは買い物袋半分に満たない量でした。昔の人たちの苦労をしのぶとともに、歴史博物館でも見てきた千歯こきから今の脱穀機に至るまでの道具の工夫をする人の知恵について、考える時間になりました。 |