小学校生活最後の音楽発表会に向けた6年生の思い

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 6年生の姿に感動し、文章が長いですが悪しからず。

 音楽発表会に向けて、6年生も他の学年と同様に9月に練習を始めていましたが、小学校生活最後の音楽発表会ということで、選曲の思いはひときわ熱く、練習の密度も抜きんでて濃いものがありました。さすが6年生と思っていたのですが・・・。
 音楽発表会まで2週間余り。先週の修学旅行を終え、改めて音楽発表会をどんな気持ちで迎えようとするのか今日の学級活動の時間に、発表会に向かう学級のスローガンを話し合いました。すると、これまでの練習の完成度からは思いもよらない「不安」などマイナスな言葉も出てきました。
 それを聞いた仲間たちから、「え?どうしたの?悩みがあるなら、みんなで聞こう」と声があがり、みんなで車座になり、音楽発表会を控えた心境を語ってはアドバイスし合う『臨時お悩み相談会』のような話し合いになりました。
 「音楽の道に進むわけじゃないので、練習のモチベーションが上がらない。」→「みんなでがんばったという小学校の思い出作りと考えよう。」「みんなでやれば楽しい。」「父も仕事で苦しんで苦労するより、苦労を楽しみたいと言っている。」
 「野球部でも『緊張しい』で情けない。音楽でもそうなりそう。」→「君はチームきってのスラッガー。すごい力をもっている。大丈夫だよ!」・・・などなど、お互いの悩みに向き合い心を寄せ、しかも音楽発表会に向けた学級の士気を高めていく姿がありました。子どもたちの成長に感動です。
 小学校生活最後の、しかも今年だけ特別にリリックホールでできる音楽発表会で、きっと6年生の心の中にある美しいハーモニーや、躍動のリズムが響き渡ることでしょう。
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