4年生 今週の道徳「花を咲かせた水がめの話」(保護者の感想)
<あらすじ>
昔インドに水くみの仕事をしている男がいた。男は水がめを左右の肩に担いで、ご主人様の家へ運んでいた。 しかし家に着くと、左の水がめ水はいつも半分に減っている。ひびが入っているからだ。右の水がめは、日々は入っておらず、水をいっぱいに蓄え得意げである。 そこで、左の水がめは、水くみの男に言った。「私なんかいたってしょうがない。壊してください。」と、何度も訴えた。 ある日、その男は丘のてっぺんに着いた途端、言った。「ごらん!道のどっち側に花が咲いているかな?」と。 ひび割れた左側の水がめは、きらきらと輝く花道を見渡しながら、「自分は、少しでも役立っていたのか!」という喜びでいっぱいになった。 保護者A:ひび割れた水ガメは、水を運ぶ道具以外に、花を咲かせるという違った形で人を喜ばせることを知りました。そして、自信を失った自分を、改めて好きになれて本当に良かったです。どんな存在であれ、必ず役に立っているのです。 自分を認め、「ありがとう」って言ってくれるだけでよい。その一言が大切で、その一言が心を救う。その一言が、頑張る糧となる。 人は、ついつい欠点ばかりに目がいってしまいます。水くみの男のように、我が子のいいところを見付け、優しく接することが出来るようになりたい、と思いました。 |