「なぜ，しばらく水をあげないのか？」畑作りを終えた後，Jamboard（ジャムボード）というアプリを使って，全員の考えをパソコン上の付箋に書いて出し合いました。この付箋は自由に動かすことができますので，同じ意見ごとに仲間分けし，みんなで理由を考えました。
　教師が「でも，ずっと水をあげなくてもいいの？」と問いかけることで，野菜を育てる上で必要なことをみんなで考えていくつばさ学年！こんなふうに実体験とＩＣＴ活用を融合させ，バランスの取れた活動を目指しています。これから本格化する野菜作り。活動を通して成長する子どもたちからも，野菜の生長からも目が離せません！！

　なんと，苗植えの後には学習ボランティアさんから「しばらく水をあげないでください！」という指令が出ました。子どもたちに伝えると「え！？えー！？！？！？」とはてながいっぱい。
そこは，さすがのプロです。あえて子どもたちに考える場面を与えてくださったのです。（つづく）

　「大きく育ってね」「おいしい野菜になりますように」「いっぱいお世話するからね！」そんな気持ちを込めて丁寧に植えていきました。全部をプロ任せにするのではなく自分たちも畑作りを体験したことに加え，「なぜ石をとり除くのか」「マルチの役割は何なのか」「なぜ支柱を立てるのか」を考えてきました。一つ一つを当たり前のこととせず，自分たちで体験したり意味を考えたりすることが今回の学習の最重要ポイントです。（つづく）

　「もう疲れたよ〜」「くわが重たい」「まだこんなに広いところをしなきゃなの！？」と意気消沈のつばさ学年。畑作りの苦労を実感しました。
さあ，ここでプロの技を拝見です。今回，お手伝いいただいたのはＪＡ職員お二人と学習ボランティアの地域の方お一人です。子どもたちが苦労した畑もプロの手にかかればあっという間！！みんな，目を輝かせながら「すごーっ！」「はやいねぇ〜」「まっすぐだし，きれい」と，プロの技に感激していました。畝を作っていただき，マルチをかけたらいよいよ苗植え！（つづく）

　５月26日（水），待ちに待った野菜の苗植えを行いました。プロの方から手ほどきを受けながら，畑作りのスタート。まず，事前に学習した「石を取り除く，草を取る」という作業をしました。次に，くわを使って畑を耕します。体の半分以上もある道具に苦戦しながらも，「野菜のお布団をふかふかにするんだ！」「固い土だと根っこが伸びないもんね！」と耕す意味を考えながら作業を進めました。しかし，まったく畑ができ上がる気配がありません。どうなるのでしょう？（つづく）

　「小国の自然を楽しむ」をテーマに各自が校外学習のプランを計画し，プレゼンテーションをしていました。タブレット端末のソフトを利用して写真や文字を工夫したカードを作成し，自分のプランの魅力をみんなにアピールしています。また，持ち物や安全のための注意点まで説明するなど，なかなか綿密な計画です。どんな計画が実現するのか楽しみです。

４月から勤務している臨時管理員が任期を終え，６月４日(金)で退職となりました。日々の環境整備をはじめ，２年ぶりの運動会の実施や子どもたちの栽培活動の充実へご尽力いただきました。昨年度に続き２度に渡る当校勤務でした。１日(火)の全校集会では，全校児童へ「これまで10か校以上で勤務した中でも，小国小学校は思い出に残る学校でした。小国小の子どもたちはとてもいい仲間だと思います」と，心の温まる挨拶をいただきました(写真中)。大変お世話になりました。どうかお元気で。【写真中：児童の畑作業を支援】【写真右：お礼の手紙を準備する児童】

・かみかみ丼・もずくと卵のスープ・パインコンポート
和風味の丼物は，野菜やきくらげ，さつま揚げや豚肉など，多種多様な歯ごたえを楽しむことができます。スープはもずくがツルツル・ぬるぬるとした麺のようでお蕎麦の感覚でいただきました。パインコンポートは甘酸っぱく爽やかなあと味でした。

　５年生はリレーのチームごとに，タブレットを活用して体育をしていました。まずは，お手本となる動画を視聴して，かっこいいバトンパスのイメージを共有します。次に，練習を開始。このとき，お互いの動作の様子をタブレットで撮影し合います。そして，自分の姿が撮影された動画をチェックし，「イメージに近付けるにはどうしたらいいか」と自分なりに考えたり，話し合ったりしていました。うまくタブレットを使って，バトンパスの上達につなげている５年生でした。

　この日は，縄文時代の人々の暮らしを描いたイラストを見て，気が付いたことをカードにメモしています。イラストは紙の教科書，メモはタブレットのソフトを使用しています。「何をしているのか」「住んでいるところの様子は」「着ているものは」「どんな道具を使っているのか」…どの子もとても良い目の付け所です。各自が書き留めたメモは教師のタブレットへデータ送信をします。送信されたデータを一覧にして，前面の大型テレビに映すことで，瞬時に気付きを共有することが可能となりました。これから学びを進め，それぞれの気付きの意味を明らかにしていきます。６年生は歴史を本格的に学ぶ初めての学年です。どうか歴史の学習の楽しさを味わってほしいと願っています。

　種から育て始めたヒマワリとホウセンカがだいぶ育ってきました。今までは，ポットで栽培をしていましたので，いよいよ畑へ植え替えです。その前に，現在の様子をじっくりと観察をして，シートに記録していました。「ええっと，大きさは…(定規を使って測る子も)」「形はどうかな」「どんな色だろう」「手触りを確かめてみよう」(写真左・中)学年が変わり，理科をスタートして間もないのですが，生活科で学習した学び方をよく生かしていますね。また，関心や愛情をもって植物を見ていることがよく伝わりました。いよいよ植え替えです(写真右)。ここからの学習の充実と植物の生長が楽しみです。

・ご飯・鮭のマスタード焼き・シャキシャキサラダ・五目汁
鮭は，マスタードとノンエッグマヨネーズを和えたソースを使用してソフトな口当たりです。サラダはジャガイモの火加減が絶妙で，ネーミング通りのシャキシャキ感。ゴマ油の風味もよいです。お汁は薄味のすまし汁で優しい味わいでした。

　２日(水)，長岡市教育センターが教材として刊行している地図(『長岡全図』)を活用した授業を始めました。机のサイズ以上に大きな地図ですので，まずは使い勝手がよくなるように折りたたみ方をみんなで確認します。続いて，小国小学校の位置を確かめました。「学校だから『文』のマークだよ」と，３年で学んだ地図記号の見方を生かそうとしている子がいてすばらしいです。この地図は市内の小・中学校は全て色ラインが引かれ，見付けやすいように工夫されています。「あった，あった」と見付けた子から声が上がりました。「長岡市全体でみると，小国はどちらの方かな」と教師が問うと，すかさず「南！」との声が。さらに，八方位で言い表そうとしている子も。学んだばかりの方位の見方で表現しようとしていて感心です。３年は本格的な地図利用を始める学年です。これから，土地の利用の仕方など，地図を見て立体的に考える学習へと進んでいきます。さまざまな地図を活用して楽しく学んでほしいものです。

・ゆかりご飯・手作りさつま揚げ・切り干し大根のごまドレ・ニラ豚汁・さくらんぼフレッシュ
できたてのさつま揚げは香ばしくて，外側がカリッとした浜焼き風。中身はふんわり具だくさん。おいしくいただきました。ニラの風味が漂う豚汁は，食べるとパワーが湧いてきます。切干大根はハムやゴマ，ドレッシングの味付けで和風＆洋風の良いとこどりの豊かな味わいです。

　「元気になあれ」の祈りが通じたのでしょう。１年生のアサガオは，グングン成長しています。朝，学校に着くと，一目散に駆け寄ってアサガオの様子を見に行く姿が微笑ましいです。

　３年生は，ヒマワリとホウセンカを栽培しています。ポットに種を植え，朝登校すると「芽が出たかな」「今日はどんな様子かな」と，関心をもって玄関に入る前に観察をしています。水やりも毎日欠かさずしていて感心です。

　朝の教室前廊下の様子です。理科で班ごとにメダカの飼育をしています。ペットボトルの水槽で観察をしています。身支度を終えると，様子を眺めたりエサをあげたりと熱心です。産卵を始め，顕微鏡で卵の様子を観察している子もいます。身近に生き物がいると，子どもたちの心も活性化するようです。

・ご飯・ひじきの佃煮・カミカミサラダ・いも団子汁
　お雑煮風のスープに入った団子は，噛むほどにおいもの味わいが出てきます。今日のサラダのよく噛む秘訣はスルメです。こちらも噛めば噛むほどよい味となるので，噛み続けることが苦になりません。大豆入りでバランスもばっちり。佃煮はご飯との相性抜群の上，ひじきで鉄分も取れてありがたいです。

　５月28日(金)午後，５・６年生児童と職員によるプール清掃を実施しました。午後は快晴となり，屋外作業にはたいへんよい天候となりました。プール内はもちろん，プールサイド，外回りなど，協力して仕事をした高学年です。おかげでピカピカのプールとなりました。この日落とし切れなかったところは，後日６年生が続きをする予定です。運動会に始まって，プール清掃で終えた高学年児童大活躍の１週間でした。

　５月28日(金)午前，５年生が総合的な学習の時間の体験学習として田植えをしました。今年も桐沢担い手生産組合のみなさまからご協力をいただきました。格子状に目印を付けてくださった箇所に一つずつ丁寧に手植えをしていきます。手元の苗を植え終えると，「くださーいっ」と畔にいる人に声をかけて，楽しそうに作業をしていました。裸足で田んぼに入って泥の感触も楽しみました。５月らしい爽やかな風が吹く中，子どもたちの歓声があたり一面に響いていました。