☆★ 令和6年度も秋中生はますますがんばります! ☆★

きょうの授業、ピックアップ!〜血液循環を探る〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、2年生の理科の授業です。2年
生は、生物領域において人間のからだのしくみについて学んでいます。こ
の授業では、血液循環についてまとめていました。

 人間のからだ、と言っても、実は知識は限られています。なぜなら、自
分のからだはもちろん、ほかの人の体内をのぞいたことがあるはずがない
からです。自分のからだでありながら、生徒はそのしくみをよく理解して
いません。「血液は心臓が送っている」程度です。

 教師は模式図の拡大版を黒板に貼り、血液循環の順序について示してい
きます。「最初に、左心室から血液が送られる。」と、ここで血液を心臓
から送り出す血管を動脈と呼ぶことを学びます。

 実際の体内の様子を見ることは困難ですが、このようなモデルを利用し
て、実際の様子をシミュレーションしながら学習していきます。

2年生の職場体験学習が始動しています!

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 2年生の職場体験学習がそろそろ始まります。9月23日(水)〜24
日(土)の2日間、地域の事業所で働く方と直接、コミュニケーションし
ながら、様々な活動が繰り広げられます。

 このところの新型コロナウイルス感染拡大にともない、様々な事業所で
は中学生の体験学習について、受け入れが難しい状況が続いています。そ
んな中ではありますが、多くの事業所が中学生の訪問を受け入れていただ
き、大変ありがたい限りです。

 生徒は6月にマナー講習を受け、今は様々な書籍を資料として事前学習
に取り組んでいます。
 目的をはっきりもたず、単に職場を訪れても学ぶものは少ないと考えま
す。自分なりに、何を学んでくるかをしっかり意識することが大切です。
自分なりのテーマを考え、訪問させたいと考えています。

きょうの授業、ピックアップ!〜仮主語って何?〜

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 続いてピックアップした授業は、3年生の英語です。
 3年生ともなると、英文法もだんだん高度になります。英語の特徴の一
つに必ず主語がある、ということがあります。

 To speak English is easy for me.

 「英語を話すことは私にとってたやすい」

 この文章を教師は次のように書き換えます。

  is easy to speak English.

 この文章に「私にとって」を付け加えます。

  is easy for me to speak English.

 ここで重大な事実を生徒に告げます。この文には主語がない!
 そこで形式的ではありますが、主語として”It"を付け加えて英文を完成
させます。

  It is easy for me to speak English.

 つまりItは主語ではあるものの、仮に付けた主語なので、「仮主語」と
呼ぶことを説明します。本当の主語は”to speak English”なのです。

 このように教師は段階を追いながら英文法について説明していました。
難しい内容も少しずつかみ砕きながら、理解しやすいよう工夫して授業を
進めています。

きょうの授業、ピックアップ!〜波ぬいにチャレンジ!〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、1年生の家庭科です。家庭科で
は様々な実習を行いますが、きょう取り組んでいるのは裁縫です。
 家庭科の実習は、たとえば調理実習なら、楽しい、面白いというポジテ
ィブな感想が返ってきますが、裁縫は地味な感じがして、つまらないとか
面白くないという感想をもつことが多いようです。
 大人も含めて家庭で裁縫をする機会は減っており、生徒のものづくり体
験はほとんどありません。昔は家庭生活の中で当たり前に身につけていた
技術は、今や学校の授業で受け継いでいくしかなくなっています。

 左の写真のように家庭科の教員は、机の間を回りながら、様々なアドバ
イスをしていきます。チャコペンの引き方や待ち針の使い方など、覚える
ことはたくさんあります。
 右の写真の製作途中の作品は、かなり進んでいる男子生徒のものです。
波ぬいを規則正しいリズムで繰り返しており、見た目もきれいです。
 今や男女共同参画社会。男子も女子も同じように裁縫の技術を身に付け
て自立して生活できるようになってほしいものです。
                           

きょうの授業、ピックアップ!

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 きょうの授業でピックアップしたのは、2年生の音楽です。音楽の授業
は通常、音楽教室で行います。この猛暑の中、冷房設備のない音楽室での
授業を避けて、普通教室で行っていました。

 今や体育祭が目前ですが、その2か月後には合唱コンクールも控えてい
ます。各クラスの合唱練習にも、そろそろ力を入れる時期です。
 合唱は歌詞を覚えて音程どおりに歌えばいい、というものではありませ
ん。そこには歌詞に込められた感情だとか、メロディにのせたい思いなど
があるはず。聞いている人の心に響く合唱にするためには、様々な工夫が
必要です。
 そのような表現の工夫の一つが音楽記号です。「フェルマータ」は長く
伸ばす記号、「クレッシェンド」はだんだん強く、「ピアニッシモ」は最
も弱くなど、楽譜にある様々な記号の意味を教師は解説していきます。
 その上で模範合唱のCDでは、どのように表現しているかを全体で鑑賞
していきます。

 様々な行事の合間ではありますが、教科で学ぶことも含めて、行事に対
する準備の一つではあります。

きょうの授業、ピックアップ! 〜美しい放物線〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、3年生の数学です。

 3年生は2次関数の学習です。関数式からエックスとワイの
値を求め、表を作ってから、グラフを描きます。
 グラフは2次曲線を描きますが、別名「放物線」とも言います。これは
「ものを放り上げたときに、その物体が描く線」を指します。たとえば、

 ・ピッチャーの投げたストレート(変化球は別)
 ・野球のフライやホームラン
 ・バスケットボールのシュート
 ・バレーボールのサーブやトス、スパイク
 ・サッカーのスローインするボールやシュート
 ・噴水

などなど、数えればきりがありません。
 無味乾燥と思われる数学のグラフですが、このように世の中にあふれて
いる例を考えると、身近に思われます。たとえば2次関数を学ぶことで、

・どのように投げれば砲丸を遠くまで投げられるのか?
・どのように打てば、ホームランになりやすいか?
・どうすればロケットが効率的に飛ばせるのか?

 これらの問題を解決するために、二次関数が活用できるのです。そう考
えると、数学も多少はおもしろく見えてくることもあります。
 テストで点を取るために勉強するだけでなく、学んだことを実際の生活
では、どのように応用できるのかを考えれば、勉強はもっと楽しくなるは
ずです。

学校だより「あきば」第7号(R2.8.26)を発行しました!

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 本日、学校だより「あきば」第7号(R2.8.26)を発行しました。
 文書で生徒を通じて発行しておりますが、以下からPDF形式でダウン
ロードしてご覧いただくことも可能です。

   → 学校だより「あきば」第7号(R2.8.26)

 主な記事は以下のとおりです。

 ・体育祭に向けて
 ・学びが変わる!タブレット型端末の導入
 ・新しい学習指導要領に向けて(第4回・最終回)
 ・外部交流を徐々に再開していきます!
 ・様々な相談窓口があります(新潟県SNS相談の紹介)
 ・グリーンコンサート開催

きょうも体育祭応援メニュー 〜青チーム編〜

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 きょうの給食も体育祭応援メニューです。きょうは青チームへの応援メ
ニューです。

 さばの生姜煮
 のりナッツ和え
 夏野菜豚汁
 ごはん
 牛乳

 まず、青い食品はそもそも見当たりません。そこで、さばは「青魚」、
和え物は「青菜」のほうれんそう、青い海で採れる海藻を取りたメニュー
となりました。

 ご覧のとおり、和食のメニューになりました。栄養価が高く、バランス
も取れていて、優れた和食のよさを味わえるメニューでした。

給食も再開!

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 本格的な授業再開とともに、給食もきょうから再開しました。
 きょうのメニューは、

  スタミナ丼
  うずらと野菜のスープ煮
  牛乳

です。スタミナ丼は豚肉やたまねぎ、にんじん、青ピーマンなど、様々な
野菜が豊富に使われています。かくし味に使われているのが、りんごピュ
ーレ。ほのかな甘みを加えるそうです。調理員さんから教えていただきま
した。一方、スープ煮もうずらやベーコンのほかに、キャベツやもやしな
どの野菜が満載です。

 左端に茶色く見える筒状のものは、「ミルメイク」です。これはココア
味で、牛乳に添加してミルクココアを即席でつくれる優れものです。

 このボリュームで食塩量2.0gは立派!スープもそんなに減塩とは感じ
ませんでした。ふだんより汗をかく夏場ではありますが、ともすればファ
ストフードが続きがちな夏休みを送った生徒にとっては、濃い味に慣れた
食生活を、きょうからまた、薄味に舌を慣れさせるという意味ではよいき
っかけではあります。

快適な環境で授業を進めています!

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 きょうから本格的な授業が再開しました。朝からの猛暑の中です。生徒
は汗だくで登校してきます。学校では、少しでも快適な環境の中で学習を
進めてもらおうと、冷房をフル稼働しているところです。本来なら節電を
考慮し、温度を27〜28度に設定するところですが、連日30度を超える猛
暑の中ですので、さらに低い温度設定を行い、少しでも健康に、そして学
習意欲にも影響のない状態になるよう配慮しています。

 1年1組もようやく冷房が設置され、きょうから授業中に稼働させてい
ます。これまで会議室に移動するなど、苦労はありましたが、ようやく自
教室で授業ができるようになりました。大変、お待たせしました。

 1年2組は、英語の授業です。本来、英語の授業は英語学習室で行うの
が常ですが、冷房設備がないため、英語学習室での授業をあきらめ、冷房
が効く自教室で学習を進めています。

 この猛暑も、もうしばらくとのことですが、熱中症の危険がないよう、
学校では最大限の注意を払っているところです。

きょうの授業、ピックアップ!

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 久々の授業再開のきょう、ピックアップしたのは2年生の社会の授業で
す。社会は歴史的分野で、ヨーロッパ史を学習しています。

 イギリスは古い王室が連綿と続いている国ですが、一度だけ共和国にな
ったことがあります。それがピューリタン革命で、時の権力者・クロムウ
ェルは、国王チャールズ1世を処刑してしまいました。
 しかし、共和政は長く続かず、クロムウェルの死後には王政が復活しま
した。しかし、市民は国王ジェームズ2世に不満をもち、再び王室を打倒
します。今度は血を流すようなことはなかったので、これを名誉革命と呼
びました。

 ヨーロッパの歴史はなかなか親近感がわかず、用語も頭に入りにくいも
のです。教師は、これらの事象をしっかりインプットできるよう、次の用
語を音読させます。

 「1642年、国王を処刑したピューリタン革命」
 「1688年、新国王を迎えた名誉革命」

 単に丸暗記ではなく、2つの革命の違いを意識させるとともに、音読に
よって、耳に残るよう工夫しています。

 音読の効果は、すでに様々な研究で記憶に役立つことが立証されていま
す。一説には音読は黙読の3倍、記憶に残るそうです。それは目で読み、
声を出し、その声を耳で聞くため、目・口・耳の3つを使って勉強するこ
とになるので、その分刺激が大きくなり、覚えやすくなる上、忘れにくく
なるのだそうです。さらに、最近では立って音読したり、耳栓をして音読
するとさらにその効果が高まるといわれています。

 授業では、教師は音読させた部分の黒板の文字を消し、その後に重要語
句をいわせて、知識が定着したか確かめています。

 生徒には、恥ずかしいとか、面倒だと思わず、音読によって、知識をし
っかり定着させてほしいものです。

全校朝会講話(R2.8.21)

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 8月21日の全校朝会講話を掲載しました。以下のPDFファイルをダウ
ンロードしてご覧ください。

 → 全校朝会講話(R2.8.21)
 

全校集会講話(R2.7.31)

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 明日から夏休みになるという授業最終日。全校生徒を集めて集会を行い
ました。その際の講話内容を以下にPDFファイルとして、まとめました
ので、お時間がある際にぜひ、ご覧ください。

 → 全校集会講話(R2.7.31)

夏休み前授業最終日の給食は?

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 明日からいよいよ夏休み。きょうは、授業最終日です。ということは、
給食も夏休み前はきょうが最後。

 きょうのメニューは、以下のとおりです。

   夏野菜カレー
   ひじきの和風サラダ
   すいか
   牛乳

 きょうのメニューで目をみはるのは、野菜の種類の多さです。カレーと
サラダで、にんじん、玉ねぎ、かぼちゃ、なす、青ピーマン、トマト、き
ゅうり、キャベツ、とうもろこし、枝豆が素材として含まれています。

 さて、夏休みの昼食は当然ながら給食は出ません。以前の学校日記でも
お知らせした料理のレシピなど参考にして、栄養が偏らないようご注意い
ただきたいと思います。

 参考レシピ
 「給食だより」夏休み号が発行されました!

きょうの授業、ピックアップ!〜俳句に挑戦〜

 続いてピックアップした授業は、3年生の国語です。3年生は、俳句に
ついて学んでいます。俳句は五・七・五のしらべにのせて日常を語る日本
伝統の文学の一つです。世界一、短い詩と呼ばれます。
 いくつか、生徒作品をご紹介しましょう。

 いさましい 子どもの国の かぶとむし

  かぶと虫は小学生時代の宝物ですね。夏休みの外遊びでつかまえたと
  きなどを思い出しそうです。立派な角が子ども心にいさましく感じた
  のでしょうね。

 シュワシュワと あふれ出てくる ラムネ瓶

  ラムネも夏の風物詩。シュワシュワのオノマトペが効いています。さ
  わやかな感じがこちらにも伝わるようです。同時に、作者の夏に期待
  する気持ちもあふれ出てくるような感じなのでしょう。


 親帰宅 閉じた鞄の 裁判官

  これは一読して意味がつかめませんでした。ひょっとして、父親が裁
  判官の方? そうではなく、お父さんが鞄が閉じていたのを、まるで
  裁判官のように問われたのだそうです。親と娘のちょっとした距離感
  が伝わってきそうです。

 さて、いよいよきょうが夏休み前の最終日。授業は当分、行いませんが
生徒には短いながらも夏休みに向けて、力を蓄えてほしいと思います。

きょうの授業、ピックアップ!〜文章題に挑戦〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、3年生の数学です。3年生は文
字式の学習を終え、因数分解や二次方程式を学び、いよいよ応用問題を学
んでいます。いわゆる「文章題」への挑戦です。

 黒板に書いてあるこの時間のめあては、「動きを止めて、動点の問題を
考えることができる」です。
 この問題は、「動点問題」と言われ、数学嫌いの生徒は特に苦手とする
傾向があります。「ある図形の周を毎秒〇cmの速さで移動したとき、正
方形の面積が△cm2 になるのは何秒後か?」というような問題です。
二次方程式をつくって解を求めます。
 
 二次方程式の特徴は、解が2つ求められることです。ただし、出てきた
解が適しているかどうかをよく考える必要があります。黒板の問題はどち
らも適していますが、たとえば面積が負の数になったりすれば、その解は
不適として、答えには記載しません。3年生ともなると、このような複雑
な問題にも挑戦します。

緊急地震速報がありました!

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 本日30日の午前9時36分、緊急地震速報がありました。東京都心から
五百キロ以上南にある鳥島の近海を震源とする地震があり、気象庁は9
時38分、新潟県を含む関東甲信や東海、東北の一部の広い範囲を対象に
緊急地震速報を発表しました。幸いなことに、震度1以上の揺れは全国
で観測されませんでした。

 地震が発生すると、弱いゆれのP波(初期微動)とS波(主要動)が
震源を中心に拡がります。速く伝わるP波をとらえたら、すぐに地震の
大きさやゆれの強さを予測して、ゆっくり伝わるS波がくる前にこれか
ら大きなゆれが来ることを伝えるのが緊急地震速報です。

 緊急地震速報が発令された瞬間、職員室では多くの職員の携帯電話が
ふだんとは異なるトーンで鳴り響きました。すぐに校内放送で、生徒に
机の下に隠れるよう指示しました。ほとんどの生徒がすぐに指示を聴い
て、敏速に行動することができました。

 「誤報でよかった」と胸をなでおろしたところです。新幹線などは、
自動運転制御装置が働いて停止したため、大混乱になったそうですが、
学校としては図らずも、地震の際に指示を的確に聴き、すぐに身を守る
行動をする、よい訓練になったかと思います。

 ご家庭でも地震はもちろん、土砂崩れや洪水などの災害時、どう行動
したらよいかをご家庭で話し合っていただければと存じます。

きょうの授業、ピックアップ!〜職業について〜

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 続いてピックアップした授業は、1年生「総合的な学習の時間」です。
1年生は「職業の世界」について学びます。

 小学校時代は、「将来の夢」のように漠然と考えていたことはあるかも
しれませんが、中学校になると進路について具体的な活動をとおして学ぶ
機会が増えます。

 現代の子どもは、テレビやインターネットの環境で育っており、情報や
流行には敏感ですが、自分で道を切り開いていく力となる実体験や生活体
験が乏しいといわれています。分かりやすい例が「マッチを使うことがで
きない」などです。
 私たちが生きている社会について知ることは、生徒にとってかけがえの
ない経験であり、生きていく知恵や力になります。多くの大人と触れ合う
ことで、多様な生き方や価値観に触れ、経験し、感じることができます。

 その一つの窓口が進路学習であり、職業調べであり、職場訪問などの体
験学習です。そして、それらの活動の道しるべを私たち教職員は『キャリ
ア教育』と呼んでいます。
 「キャリア教育」は、文部科学省によれば、「一人一人の社会的・職業
的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャ
リア発達を促す教育」です。簡単に言えば、職業人としての資質を高めて
いくことを指します。

 まず、DVDをとおして職場訪問の実際の様子を学びました。このクラ
スでは、「介護福祉士」の職場を訪問し、様々なインタビューをしている
様子を確認していました。
 生徒は今後、実際の職場を訪問したり、働く人へのインタビューを行っ
たりする活動に取り組みます。保護者のみなさまのご協力をいただく部分
もあるかと存じますが、よろしくお願い申し上げます。

きょうの授業、ピックアップ!〜手順の見える化〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、2年生の英語です。2年生の英
語では、”〜ing”を用いた動名詞の用法を学んでいます。

 黒板の左はいわば「目次」です。秋葉中学校の授業は、1時間の流れを
最初に生徒に確認できるようにしています。

 まず”Goal”。つまり目的地です。「〜ingを含む文をスラスラ言える」
この授業で習う動名詞を用いた文を読んだり、話したりすることができる
ようになるというのが1時間の”Goal”です。

 次が”Step”。どんなルートをたどって”Goal”に達するのか、という
道筋です。そのステップは、この日は6段階に細かく分かれていて、以下
のように進めています。

 1 Homework‥‥‥‥‥‥ つまり宿題のチェックです。
 2 Shiritori‥‥‥‥‥‥‥ 英語のしりとりゲームです。
 3 Gesture Game‥‥‥‥ジェスチャーを用いたゲームです。
 4 P.45‥‥‥‥‥‥‥‥‥教科書の45ページを開いて学習します。
 5 1回音読‥‥‥‥‥‥‥教科書を音読します。
 6 pair talk‥‥‥‥‥‥‥ ペアで会話練習をします。

 授業の前に全体の流れを把握し、授業中は今、どの段階の学習活動なの
かが分かるようにします。終わった活動は、線を引いて消していきます。
そして活動中は、黒板に貼り付いているキッチンタイマーを活用してきめ
細かく活動時間をコントロールします。このように、細切れに活動を進め
ることで、飽きっぽい生徒も集中して取り組めます。

 このような工夫をとおして、たとえ英語の不得意な生徒、集中力が途切
れやすい生徒などはもちろん、あらゆる生徒に学習内容がきちんと定着す
るよう努めています。

読書感想文を書こう!

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 夏休みは課題図書や自由課題で読書感想文を書く生徒もいるのではない
でしょうか。校内で、読書感想文の攻略法をまとめたポスターを見掛けま
した。そもそも、読書感想文は何のために書くのでしょう?

読書は勉強の基本です。知的活動の基礎です。生徒が職業に就いたとき、
生涯何かについて学ぶときなど、今後の人生でとても重要です。
 社会人は報告書や提案書、レポートなど、文章を書く機会は増えます。
そのようなとき、参考資料を読み、考え、人にわかってもらうための文章
を書く力は、重要な能力になるはずです。

 人工知能が発達するこれからの社会では、創造的にものごとを生み出す
人間の力がますます重要です。読書感想文を書くという課題は、将来AI
に打ち勝つ力を付けるという意味では、とても有効です。

 その力を分類すると、次の3つになります。
  1 インプット(読書すること)
  2 プロセス(考えること)
  3 アウトプット(考えたことを表現すること)

 この3つの力を効果的に高めるのが読書感想文の大きなねらいです。ぜ
ひ、生徒には「宿題だから」、「しかたなく」でない、積極的な気持ちで
課題に向かってほしいものです。
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7 8 9 10 11 12 13
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