きょうの授業、ピックアップ!〜俳句に挑戦〜
続いてピックアップした授業は、3年生の国語です。3年生は、俳句に
ついて学んでいます。俳句は五・七・五のしらべにのせて日常を語る日本 伝統の文学の一つです。世界一、短い詩と呼ばれます。 いくつか、生徒作品をご紹介しましょう。 いさましい 子どもの国の かぶとむし かぶと虫は小学生時代の宝物ですね。夏休みの外遊びでつかまえたと きなどを思い出しそうです。立派な角が子ども心にいさましく感じた のでしょうね。 シュワシュワと あふれ出てくる ラムネ瓶 ラムネも夏の風物詩。シュワシュワのオノマトペが効いています。さ わやかな感じがこちらにも伝わるようです。同時に、作者の夏に期待 する気持ちもあふれ出てくるような感じなのでしょう。 親帰宅 閉じた鞄の 裁判官 これは一読して意味がつかめませんでした。ひょっとして、父親が裁 判官の方? そうではなく、お父さんが鞄が閉じていたのを、まるで 裁判官のように問われたのだそうです。親と娘のちょっとした距離感 が伝わってきそうです。 さて、いよいよきょうが夏休み前の最終日。授業は当分、行いませんが 生徒には短いながらも夏休みに向けて、力を蓄えてほしいと思います。 |