いじめを深く考える【1】〜4年生
11月29日(金)に,校内いじめ見逃しゼロスクール集会を行いました。毎年,6年生が劇やプレゼンでいじめの場面を投げ掛け,全校の一人一人がいじめについて考える機会をもちます。今年度は,劇での提案でした。
6年生からの提案後,学級で場面を確認し,子どもと担任とで意見を交流しました。 最初に「これは,いじめの場面だと思いますか?」と問い掛けました。すると全員の子どもが「いじめです」と答えました。 その後,担任がA君を仲間外しをしたB君の立場でいじめを肯定しようとしました。しかし,結局のところ,子どもの「いじめは何も解決しない」「A君の気持ちを考えていない」「ただ単に嫌がらせをしている」という意見から,いじめを肯定できなくなりました。 「いじめはいけない」と誰もが言いますし,いろいろな掲示物などでも示されてもいます。しかし,いじめはなくなりません。その理由として,いじめに対する鈍感さや当事者意識の低さがあろうかと思います。 そこで,4年生では,まず「いじめはなぜいけないのか」を深く考えることを狙いました。このやり取りでは,「いじめでは何も解決しない」ということを,意見を交えることで再確認できたのではないかと考えています。 |
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