心機一転〜3年生
2学期の新しい係が決まりました。
1・2年生のときに、「学級の決められた自分の役割をきちんと行うこと」が大切だった係活動ですが、3年生では「学級のために必要なことを考えて活動すること」にレベルアップしています。そのため、クラス会議では「学級のためにどんな係が必要なのか」を話し合いました。 まず、個々が必要だと思う係と仕事を提案していきました。30近い係と仕事が次々に提案されました。 次に、「学級にとって本当に必要か」という視点で提案された係を絞っていきました。今回、成長を感じたのは、不必要な係を指摘する際に「それはボランティアで誰かがやればいいから」という言葉がたくさん聞かれたことです。窓の開閉や照明の操作は、気が付いた人ができるようになったからもう不要ということです。ゴミ拾いをする係がなくても、気が付いた人が拾う学級になってきたということです。 話合いの結果、10の係が設置されることに決まりました。メンバー決めが難航するかと思っていましたが、譲り合って意外にすんなりと決まりました。 その日の連絡帳の一日の振り返りに、「明日から新しい係だからきんちょうします」と書いた子がいました。学級の仕事が新しくなるということは、学級での自分の役割が変わる、新しいことに挑戦するということで、子どもたちにとっては一大事なのです。がんばろうとする気持ちを大切にしながら、係活動を通して、「進んで集団のために考え、行動する力」を育んでいきます。 |
|