3年生も徐々に学校生活のペースができてきました。
先週は、年度初めの活動にはりきって取り組みながら、自分や学級をどのように高めていくかをたくさん考えました。
15日(月)の朝学習には、1年生と一緒に体育館でダンスをしました。5月のMSFでおどる「R・Y・U・S・E・I」のダンスを教えるためです。みんなで元気にダンスを踊った後、3年生だけで振り返りをしました。その中で、「自分たちがしっかりダンスを覚えていないところがあるから、練習してもう一度教えたい。」という意見が挙がりました。それを聞いて、多くの子がうなずいていました。小学校の先輩として、自分を高めながら1年生を導こうという意識がすばらしいと感じました。
16日(火)の朝会には、JRC登録式と学習会をしました。
講師の中村陽子さんから、「道徳心と行動力が大切だ」という話を聞いた子どもたちは、すぐに「気付き・考え・実行する」という言葉を思い出していました。
朝会後に教室に戻った子どもたちは、以前よりも周囲の様子に気を配るようになったように感じました。
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同じ日の6時間目には、児童総会に参加しました。スマイル学年は初めての児童総会です。みゆき児童会の六つの委員会の活動計画を聞いた後、質問や意見を言う時間がありました。このとき、上級生に交じって3年生から二人の子が質問台に立ちました。初めての場でも進んで前に出る姿勢をうれしく思いました。このようにして、自分から学級、学級から学校と、視野を広げていっています。
一方で、学級の問題も明らかになってきました。今課題にしているのは、「準備に時間がかかること」と「ふさわしくない場面で騒がしくなることがあること」です。改善に向けての話合いでは、「周りをよく見て、みんなで声を掛け合った方がいい。」「時間を考えて、早めに行動した方がいい。」「人に任せるのではなく、自分から声を掛けた方がいい。」など、たくさんの意見が交わされます。自分たちの学級を更によくしたいと、子どもたち自身も思っている証拠だと思います。
まだスタートしたばかりの3年生ですが、みんなのやる気によって、すでによい方向に行動が変わってきています。この一年間、一人一人が笑顔であるためにはどうすればいいか、周囲のみんなが笑顔であるためにはどうすればいいかを常に考えながら、充実した学校生活をみんなで造っていきます。