全学年で性に関する学習を行いました!限目、2年生には3・4時限目、3年生には5・6時限目の時間を設定し て、学習会を行いました。 講師は開業助産師で、看護師や受胎調節実施指導員、思春期保健相談士 などの資格をおもちの酒井由美子様をお願いしました。 酒井様は栃尾地域のご出身で、広く中越各地の小・中・高等学校を訪問 し、年間で100を超える学習会の講師をお務めになっています。 1年生には、生命誕生から思春期までの過程を学ぶことで、命の大切さ を実感してもらうことを目的としています。 2年生は、思春期の重要性を理解し、思春期に起こりやすい様々なこと に適切に対応するスキルを学ばせます。 3年生は、性に関わる場面に直面した際に、正しい知識に基づいた自己 決定が適切に行える力を身に付けることが目的です。 酒井様からは豊富な経験に基づき、実際の中・高校生が直面する様々な 性に関するトラブルや問題について詳しくお話をいただきました。 特に3年生の講話では、現実の問題として望まない妊娠をしないために どうすればよいか、万一妊娠したらどうしたらよいかなどについてお話を いただきました。 妊娠した場合は信頼できる大人に相談すべきであること、性被害に遭っ たら自分一人で抱え込まないこと、SNSによる被害を避けるにはどうし たらよいか、性感染症を防ぐにはどうしたらよいかなどについて分かりや すく、生徒の心に染み入るようにご説明いただきました。 性に関する内容は、なかなか家庭で話題にすることは難しいかもしれま せんが、やがて生徒がいつかは直面する問題でもあります。ぜひ、きょう の講話について家庭でも、「どう思った?」などと感想を聞くなどをきっ かけにお話しいただければありがたいと思います。 |