☆★ 令和6年度も秋中生はますますがんばります! ☆★

きょうから、タブレットで健康観察!

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 これまで、朝の健康観察は体温記入表を用いて体温を報告したり、口頭
で体調等について生徒から教師に説明してもらったりしていました。

 しかし、体調は個人情報であり、人前で伝えることにも抵抗を感じる生
徒もいるのではないかと考え、今後は健康観察をタブレットを用いて行う
ように切り替えました。

 さっそくけさから、タブレットに体温や体調等を入力します。人前では
言えないような個人的な内容でも、ないしょで記入できます。

 内容は養護教諭等がリアルタイムで把握することができます。必要があ
れば個人的に状況を尋ねることも行います。

 入力を終えたタブレットは教室後ろへ。1日くらいなら充電も不要なの
で、授業のときにもさっと取り出して使うことが可能です。

公立高等学校の学校紹介、説明等について

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 新潟県教育委員会・高等学校教育課は、令和3年度・県立高等学校・県
立中等教育学校の学校紹介、説明等について、発表しました。

 以下に、長岡市内の状況をお知らせします。

〇長岡高
 ・理数科説明会・模擬授業(8月17日(火)午前)
 ・オープンスクール(9月10日(金)午後、9月15日(水)午後)  
〇長岡大手高
 ・家政科説明会:(9月14日(火)13:00〜17:00)
 ・普通科の内容中心:希望する中学校ごとに実施
  (8月26日(木)〜9月29日(水))
〇長岡向陵高
 ・希望する中学校に対して学校見学を随時実施
 (10月4日(月)〜29日(金))
〇長岡農業高
 ・2回実施(7月30日(金)午前・午後)
〇長岡工業高
 ・2回実施(10月15日(金)、18日(月))
〇長岡商業高
 ・3回実施(7月27日(火)、28日(水)、29日(木))
〇正徳館高
 ・学校説明会を1回実施(9月16日(木))
 ・イブニング説明会を2回実施(12月)
〇栃尾高
 ・3回実施(9月〜10月)

※詳細については、各学校のホームページをご確認ください。また、当校
 が発行している進路だよりにも掲載されています。
 → <swa:ContentLink type="doc" item="16916">進路だより第1号(R3.5.21)</swa:ContentLink>
 → <swa:ContentLink type="doc" item="16917">進路だより第2号(R3.6.21)</swa:ContentLink>

※長岡市以外の高等学校等については、以下の高等学校教育課のホームペ
 ージをご覧ください。

 → https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachm...

3年生はタブレットでテスト!

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 株式会社SPRIXから長岡市教育委員会を通じて当校に依頼があり、
TOFAS実証実験に参加しています。

 この事業に参加しているのは1年生と3年生です。簡単にいえば、タブ
レット端末を利用して、計算力テストを行うというものです。

 問題自体は簡単なものですが、全部で百問あります。これを計算して解
いていきながら、4つの選択肢から正答を選ぶというものです。ただし、
タブレットを使用しているからと言っても、計算自体はひっ算で行う必要
があります。選択肢もそれなりに工夫してあり、適当に選んでまぐれ当た
を期待できるものではありません。

 3年生は必死に一問一問計算しながら解いていきます。小数や分数の計
算など、中には小学校時代にやったまま、やり方を忘れている例もあるか
もしれません。「実証実験」と言いながらも、3年生にとっては計算力を
確かめるよい機会であるかもしれません。
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Compass to the future の発行について

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 新潟県教育委員会・高等学校教育課は、新潟県公立高等学校への入学を
めざす中学生の進路選択に役立てることを目的に、このたびパンフレット
を作成しました。

 新潟県内のどの公立高等学校も,それぞれ特色をもち,いきいきとした
教育活動を行っています。これらの中に,各中学生の夢や希望にこたえら
れる学校や学科があるはずです。自分自身の個性や適性,興味・関心に基
づいて進路選択をしてほしいものです。

 ついては、このCompass to the future(通称:コンパス)を活用し、
様々な学校・学科について情報を得てほしいと思います。

 当校では、校内で指導のために資料として活用します。7月5日以降に
自宅に持ち帰ってもらいますので、ぜひ保護者のみなさまからもご覧いた
だけるとありがたく存じます。また、以下の高等学校教育課のホームペー
ジからもPDF形式でダウンロード可能です。ご活用ください。

 →https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachm...

「進路だより」第1号・第2号を掲載します!

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 3学年部制作の「進路だより」第1号(5月21日発行済み)と第2号
(6月21日発行)を掲載します。3年生には文書で配付しますが、以下
からもPDF形式でダウンロード可能です。
 また、1・2年生の保護者のみなさまには参考までにご覧ください。

→<swa:ContentLink type="doc" item="16916">進路だより第1号(R3.5.21)</swa:ContentLink>

→<swa:ContentLink type="doc" item="16917">進路だより第2号(R3.6.21)</swa:ContentLink>

きょうの授業、ピックアップ! 〜北方領土について学ぶ〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、3年生の社会科です。歴史もい
よいよ大詰め、第2次世界大戦の終結の場面です。

 イタリアやドイツが降伏し、日本だけが唯一、連合国と戦い続けている
状況下、沖縄に米軍が上陸したり、原子爆弾が投下されるなどして、追い
詰められていました。そのときに、連合国が日本に示したのが「ポツダム
宣言」でした。

 教科書にはポツダム宣言の一部が掲載されています。

「日本の主権が本州、北海道、九州及び四国並びに連合国の決定する諸島
 に限定される。」

 この一文について、ロシアは戦後、北方領土が自国の領土とする法的な
根拠としていることを教師は生徒に説明します。
 
 しかし、当時はまだ有効であった日ソ中立条約を無視して、1945年
8月9日に対日参戦したソ連は、日本がポツダム宣言を受け入れた後も、
攻撃を続け、北方四島を占領したことに教師は触れました。

 文部科学省では、中学生にも領土に対する教育が必要と考え、主に社会
科の学習において、北方領土について学習するよう学習指導要領で定めて
います。
 なお、北海道では、北方領土に関する全国スピーチコンテストや標語の
コンテストを行っているそうです。また、北海道の高校入試では、毎年の
ように北方領土についての出題があるとのことです。

 我が国固有の領土である北方四島について、様々な機会をつうじて、生
徒にも関心をもって学ぶ機会を設けています。

COMPASSの送付が遅れます!

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 令和3年度中学校・高等学校連携進路指導協議会の動画配信及び各高等
学校の選抜方法一覧等を掲載したパンフレット(COMPASS)の送付
時期について、このたび下記のとおり遅れるとの連絡がありました。

(変更前) → (変更後)
 6月中旬 → 7月上旬

きょうの授業、ピックアップ! 〜俳句の鑑賞〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、3年生の国語です。この時間は
俳句を題材に取り上げていました。『俳句十句』は、これまでの有名な句
を10句取り上げています。その中から一つを選んで、自分なりの鑑賞に
ついて、発表しているところです。

 発表の生徒が選んだ句は、

  星空へ店より林檎あふれおり  橋本 多佳子

 橋本多佳子さんは昭和を代表する俳人です。戦後俳壇の女流スターで、
女性の哀しみや不安を女性特有の微妙な心理によって表現するのが得意な
方です。前掲の句を読んで、生徒は、

「星空と林檎は、全く違う取り合わせだけれど、よく読んでみると、つな
 がりが何となく分かってくるのがおもしろい。」

などと感想を述べていました。全く異なる年代である橋本さんと生徒が、
星空や林檎のつながりを一緒に感じることに楽しさがあります。

 鑑賞はどれが正解で、どれが間違いということはありません。全て自分
なりの感じたことを堂々と自信をもって述べることができれば満点です。

令和4年度・公立高等学校選抜検査の概要について

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 新潟県中学校長会より、令和4年度の公立高等学校選抜検査について、
速報がありました。県教育委員会・高等学校教育課より連絡があるものと
思われます。以下、概要をお知らせします。

1 令和3年度に行った出題範囲の縮減は行わない。
 〇令和3年度の学力検査は、新型コロナウイルス感染防止のための臨時
  休校が全県で行われたため、出題範囲を減らしました。
 〇今後、新潟県全体での臨時休校措置が行われない限りは、出題は従来
  と同様、中学校3年間で学習した範囲全体となります。

2 特色化選抜出願のための実績要件は令和2年度までの要件に戻す。
 〇令和3年度の特色化選抜は、新型コロナウイルス感染のため、大会や
  コンクール等が行われなかったため、大会やコンクール等の実績に基
  づかない出願が行われていました。令和4年度は、再び大会・コンク
  ール等の実績がある生徒について、特色化選抜の受検を認めることに
  なります。
 (例・令和2年度の実績要件‥‥令和4年度は変更の可能性あり)
 〇長岡高・理数科(自然科学の研究)
   中学校在学中に,全県レベルの科学コンクールなどで最優秀賞と判
  断できる成績を得た者,または全国レベルの科学コンクールなどに出
  場・出品して優秀な成績を得た者
 〇長岡大手高・普通科、家政科(水泳男女)
   都道府県中学校総合体育大会ベスト8
 〇長岡商業高・総合ビジネス(バレーボール・女子)
   以下のいずれかの実績を有する者
   ・都道府県中学校総合体育大会の登録選手
   ・スポーツ協会加盟団体主催の全国大会出場
   ・全国都道府県対抗中学バレーボール大会新潟県選抜チームの候補
    選手
   ・新潟県強化指定選手

3 特別追検査は令和4年度も実施する予定。
 〇令和3年度は、新型コロナウイルス感染症罹患者等のための特別追検
  査を行うことになりました。
 〇令和2年度以前は、インフルエンザ等の感染症や負傷など、やむを得
  ない事情により、一般選抜学力検査や学校独自検査を欠席した人は、
  翌週に追査を受けることができました。
 〇令和3年度は、それとは別に、新型コロナウイルス感染症に罹患又は
  濃厚接触者に特定されたこと等により,一般選抜の本検査及び追検査
  を受検することができなかった者を対象とする特別追検査を,令和3
  年3月22日(月)に行うことにしました。この方針が令和4年度の
  選抜検査でも引き続き受け継がれていくということです。

きょうの授業、ピックアップ! 〜学ぶ意味〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは3年生の道徳です。この日の道徳
は学級担任ではなく、学年主任が授業を進めています。代理で行っている
のではありません。

 秋葉中学校では、道徳の授業者は学級担任に限りません。もちろん、学
級担任が行うこともありますが、たとえばこの日のように学年主任が行っ
たり、副任が行ったり、隣の学級担任が行ったりすることもあります。
 同じ授業者が複数の学級を担当することで、その単元や教材のエキスパ
ートになります。また、生徒も様々な先生と授業をすることで、授業の進
め方が異なるため、新鮮な気持ちで授業に取り組むことができます。

 この日の授業では、『私の再出発』を取り上げました。78歳から81
歳まで夜間学級で学び、卒業後も学び続けようと決意した見目律子さんの
作文を読みました。作文を通して,目標をもって学び、困難を乗り越え、
自分を高める喜びを実感して生きていこうとする気持ちを育てたいと思い
ました。

 授業では、ホワイトボードを用いてグループで相談したり、一人一人で
考える時間をつくったりして、主題に迫っていました。

きょうの授業、ピックアップ!〜意見交換はタブレット〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、3年生の道徳です。道徳という
と読み物資料を読んだり、意見を互いに述べあったりするシーンが思い浮
かびます。

 ここでは、教科書の読み物を読んだ後、意見交換はタブレットを通じて
行います。グループで一台、タブレットを用いて、グーグル・クラスルー
ムというアプリケーションを用いて、それぞれの意見を入力します。文字
入力はとてもスムーズ。3年生は、キーボードの配列が頭に入っているの
で、あっという間に入力してしまいます。

 グループであがってきた意見は、画面をとおして全生徒が共有すること
ができます。これまでのように、生徒からの意見を先生が黒板に書き写し
たり、グループごとに模造紙にまとめたりという手間がありません。生徒
も、「文字をきれいに書かなきゃ!」と無用のプレッシャーを感じること
もありません。じっくりと考えることに意識を集中することが可能となり
ます。

 また、キーワードとなる言葉には、赤のアンダーラインを引いたり、大
事な部分を強調したりすることも画面上で手書きのように、気軽に書き加
えることもできます。

 もちろん、全ての学習活動をタブレットでやればよいというわけではあ
りません。秋葉中学校では、タブレットを活用した方がよい活動、従来の
黒板や模造紙等を用いた方がよい活動、あるいはホワイトボードを活用し
たファシリテーション形式の活動など、メリット・デメリットを考えなが
ら、その時々に応じた様々な学習形態を選んでいくようにしています。

令和3年度の公立高等学校入試について

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 令和3年度の公立高等学校入試について、新潟県教育委員会・高等学校
教育課より発表がありました。
 それによると、以下のことが分かったそうです。

・問題は、平均点50点程度を目安に作成した。
・問題作成に当たっては、基礎的・基本的な事項の定着を確認するととも
 に、思考力・判断力・表現力をより適切に評価することができるように
 改善した。
・総合得点の平均点は100点満点に換算して、55.2点で、昨年度よ
 りも0.3点下がった。
・社会、数学で平均点が上がり、国語、理科、英語で平均点が下がった。

 詳細は以下の高等学校教育課のホームページをご覧ください。

 → https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kotogakko/r3...

きょうは全国学力・学習状況調査を行っています!

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 きょうは、全国一斉に中学3年生と小学6年生が、それぞれテストを行
っています。全国学力・学習状況調査といいます。修学旅行など、特別な
事情がない限り、全員が受けることになっています。

 教科は国語、数学、それに加えて「質問紙」を行います。小学校や中学
校などの義務教育で、どの学校も等しく学力を身に付けているか、さらに
学力の課題は何かを調べることを目的に行います。この調査により、教員
は、さらによりよい授業を行うため、生徒の学力を向上させるために、ど
うしたらよいかを考える材料を集めています。

 したがって、得点がよかった・悪かったなどの結果が、個人の成績に関
係することはないテストです。また、結果については、しばらくして個人
のもとに届けられます。黒板のように、「自分自身の力を知る」ための大
事な機会です。

きょうの授業、ピックアップ!〜奥行きのある立体〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、3年生の美術です。この時間、
ゲストティーチャーとして、上越教育大学の伊藤将和准教授からお越しを
いただき、生徒に直接、ご指導をいただくことにしました。伊藤先生は、
大学院の教育研究科で、美術の指導をされておられる方です。

 今回は、奥行きのある立体を描くというテーマです。かなり難しそうな
テーマだと感じましたが、意外にも簡単に生徒は描くことができました。

 二つの点を消失点として画用紙にプロットします。そこに、いくつかの
直線を描きこむだけで、ティッシュの箱のような直方体がいとも簡単に描
くことができます。理論さえ分かっていれば、透視図法は意外にも簡単に
できてしまいます。伊藤先生は、さかんに「短時間で理解してもらえるな
んてすごい!」と、生徒をほめちぎっていただきました。

 大学の先生から直接ご指導をいただくことは、なかなかできることでは
ありません。このような機会をとおして、ぜひ生徒には様々な教科に興味
をもってほしいと思いました。
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きょうの授業、ピックアップ! 〜原敬の画像から〜

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 続いてきょう、ピックアップしたのは、3年生の社会科です。3年間、
学習を続けている歴史分野もいよいよ大詰め。大正時代に話が進んでいま
す。きょう、取り扱っているのは、「デモクラシーのうねり」、民主主義
運動についての学習です。

 ここで学んでいるのは、日本で1910年代から1920年代(ほぼ、
大正時代)にかけて起こった民本主義の発展、自由主義的な運動です。

 テレビ画面には、原敬の画像が表示されています。原敬といえば「平民
宰相」と呼ばれ、大正デモクラシーの代名詞のように扱われています。カ
トリック信者で、1年間、布教のために新潟に滞在したこともあります。
一説には、原の故郷・岩手の名物「わんこそば」は、原家のもてなし料理
だったものが広まったとの説があります。大正10年、惜しくも東京駅で
凶刃に倒れました。

 歴史上の人物も、このように実際の写真が残っている場合、実際に目に
することで生徒の印象に残りやすくなります。また、表情などから、人柄
までもしのばれるような気がしてきます。歴史上の人物に、いかに血を通
わせるのか、社会の教師が工夫する点です。

新潟中央高等学校音楽科の体験入学のご案内

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1 開催日  令和3年7月7日(水)

 ※7月5日(月)、7月6日(火)も可能です。

2 会場   県立新潟中央高等学校音楽棟
 (新潟市中央区学校町通2番町5317番地1 TEL025-229-2191)

3 対象 音楽科を志望する中学3年生とその保護者及び教職員

4 日程
(1)受付13:30〜14:00(音楽棟1Fにて)
(2)施設見学14:00〜14:20
(3)校長挨拶および学科説明14:25〜14:50
  (音楽ホールにて)
(4)音楽科生徒によるミニコンサート 15:00〜15:20
(5)質疑応答・アンケート記入 15:20〜15:30
   その後、閉会、解散

5 申込方法
 ・中学校をとおして申し込みます。
 ・令和3年6月28日(月)が締切です。早めにお申し出ください。

きょうの授業、ピックアップ! 〜じっと見守る〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、3年生の家庭科の授業です。家
庭科では、3年生ともなると「保育」の領域の学習に入ります。保育とは
簡単に言えば、「子育て」。将来、生徒も関わることになる内容です。
 今や男女平等参画社会。男子も女子も等しく子育てについて学びます。
「子育ては女性に任せておけばいい」というのは、間違った考えです。

 画像は、幼児のからだの成長について学んでいるところです。窓際にあ
るテレビで幼児の生活の様子についてVTR視聴しています。
 幼児はだんだんと成長するにつれて、遊びの様子がだんだんと変わって
きます。最初は滑り台、次にぶらんこ、最後はジャングルジムと、冒険心
が高まります。大人が見て、ちょっと危ないという遊びこそが本人にとっ
ては楽しかったりします。

 次に、はしやスプーンを使っての食事シーン。当然、上手になど食べら
れるはずがありません。スプーンにご飯を山盛りにして口に入れる直前で
全てこぼしてしまったり、ご飯をスープ漬けにして口に運んでいたりと、
散らかし放題のシーンが続きます。

 でも、教師はこう言います。
「上手に食べれないからと大人が手助けしていたら、子どもはいつまでも
 上手に食べられませんよね。」
 なるほど。失敗だらけの食事であっても、子どもの成長には欠かせない
大事な経験なんですね。それならば、大人は黙って見守っていればいい。

 ここまで書いてきて、それって中学生も同じじゃないの? と感じまし
た。上手でないからと何でもかんでも大人が手助けしていたら、中学生は
成長しません。むしろ失敗を経験し、それを教訓として自分で修正してい
く。そこに成長があるんですね。

 大人は手を出したいのをがまんしながら、子どもをじっと見守る。令和
2年度「楽しい子育て全国キャンペーン」三行詩作品・一般(大人)の部
の文部科学大臣賞に、「子育てをやってるつもりが親育て」という作品が
あるのを思い出しました。

きょうの授業、ピックアップ 〜陸上競技の開始〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、3年生の保健体育です。長岡市
内で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、市が「緊急
警戒情報」、新潟県が「特別警報」を発出しています。
 その関係で長岡市教育委員会は、様々な教育活動について感染防止策を
徹底するよう学校に指導がありました。そこで、保健体育の授業について
は、可能な限り屋外での活動を行うように指示されました。

 きょうは天候もよいため、屋外で陸上競技を行いました。これまで屋内
での活動が多かったため、屋外での運動を始めるのは少し大変です。から
だを慣らす意味で、足の振り上げなどの準備運動を入念にやっているとこ
ろです。

 これから様々な運動をとおして、からだを動かすスキルを徐々に鍛えて
いきます。短距離や中距離等のタイムを計測したりすることもあるでしょ
う。けがなく、無理なくがんばってほしいものです。また、水分補給もと
ても大事です。これからは、ぜひ水筒を用意し、必要に応じて、こまめに
給水ができるよう、ご家庭でもご協力をお願い申し上げます。

きょうの授業、ピックアップ! 〜規則は何のため?〜

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 きょうの授業でピックアップしたのは、3年生の道徳です。きょうの授
業では「二通の手紙」という題材を取り扱いました。あらすじは以下のと
おりです。

 動物園の入園係の元さんは間もなく定年。ある日、入園終了時刻が過ぎ
てから幼い姉弟が来た。入園時刻を過ぎ、さらに保護者同伴でないと入園
できない規則だが、元さんは事情を察して二人を入園させた。
 ところが、閉園時刻を過ぎても姉弟は戻らない。職員総出で捜索し、二
人は無事に発見され、事なきを得た。
 数日後、姉弟の母親から謝罪と感謝の手紙が届く。その一方、上司から
今回の件を受けて懲戒処分(停職)の文書を受け取る。元さんは「この年
になって初めて考えさせられることばかりです。この二通の手紙のおかげ
ですよ。また、新たな出発ができそうです。本当にお世話になりました」
と語り、退職した。

 教師は、「元さんがこの年になって考えさせられたことは何か」と生徒
に問います。グループで話し合い、考えを発表します。

 ・自分のせいで子どもが事故にあったらどうしよう
 ・子どもに優しいだけではいけない
 ・ダメということも優しさ
 ・軽い気持ちでルールを破ってはいけない

 話し合いをとおして、生徒は規則も大切、子どもの気持ちを考えること
も大切であることに気付きます。規則一辺倒でもいけないし、子どもの気
持ちを無視してもいけないことに悩みます。
 この「悩む」という経験を道徳の時間に積み上げることが大切だと思っ
ています。実際にどう行動するかは一概には言い切れません。しかし、こ
れから生きていく上で、あれかこれかとじっくり考え、判断し、結論を引
き出す力が大切になります。「考える道徳」の着実な実践こそ、私たち秋
葉中学校の教師が進むべき方向だと思っています。

きょうの授業、ピックアップ!〜日本と世界の関係〜

 きょうピックアップしたのは、3年生の社会科です。3年間続けてきた
歴史の学習もいよいよ大詰め、時代は明治後期に入ります。
 この時代は、日本が韓国と清などのアジア諸国に進出・勢力拡大をねら
い、ロシアやイギリスなどの列強諸国と対立したり、同盟を結んだりする
関係について学んでいます。現在の世界情勢にも深く結び付いた内容にな
っています。

 教師は一通り内容を黒板にまとめて説明を終えました。そこで、次のよ
うな関係図のプリントを配付します。

 「このプリントを使って、きょう学習した内容を友達に説明しよう。」

 生徒は思い思いに自分が学習した内容をとなりにいる生徒に説明をして
いきます。最初はノートや教科書を見ながらつっかえつっかえですが、そ
のうちにだんだんと「自分の言葉」で語るようになります。付け焼刃でな
い内容が記憶に定着するよう工夫しています。

 このように教師は、友達とのコミュニケーションをとおして、「協働的
な学び」の機会をつくっています。
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