きょうの授業、ピックアップ!〜意見交換はタブレット〜![]() ![]() と読み物資料を読んだり、意見を互いに述べあったりするシーンが思い浮 かびます。 ここでは、教科書の読み物を読んだ後、意見交換はタブレットを通じて 行います。グループで一台、タブレットを用いて、グーグル・クラスルー ムというアプリケーションを用いて、それぞれの意見を入力します。文字 入力はとてもスムーズ。3年生は、キーボードの配列が頭に入っているの で、あっという間に入力してしまいます。 グループであがってきた意見は、画面をとおして全生徒が共有すること ができます。これまでのように、生徒からの意見を先生が黒板に書き写し たり、グループごとに模造紙にまとめたりという手間がありません。生徒 も、「文字をきれいに書かなきゃ!」と無用のプレッシャーを感じること もありません。じっくりと考えることに意識を集中することが可能となり ます。 また、キーワードとなる言葉には、赤のアンダーラインを引いたり、大 事な部分を強調したりすることも画面上で手書きのように、気軽に書き加 えることもできます。 もちろん、全ての学習活動をタブレットでやればよいというわけではあ りません。秋葉中学校では、タブレットを活用した方がよい活動、従来の 黒板や模造紙等を用いた方がよい活動、あるいはホワイトボードを活用し たファシリテーション形式の活動など、メリット・デメリットを考えなが ら、その時々に応じた様々な学習形態を選んでいくようにしています。 令和3年度の公立高等学校入試について![]() ![]() 教育課より発表がありました。 それによると、以下のことが分かったそうです。 ・問題は、平均点50点程度を目安に作成した。 ・問題作成に当たっては、基礎的・基本的な事項の定着を確認するととも に、思考力・判断力・表現力をより適切に評価することができるように 改善した。 ・総合得点の平均点は100点満点に換算して、55.2点で、昨年度よ りも0.3点下がった。 ・社会、数学で平均点が上がり、国語、理科、英語で平均点が下がった。 詳細は以下の高等学校教育課のホームページをご覧ください。 → https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kotogakko/r3... きょうは全国学力・学習状況調査を行っています!![]() ![]() っています。全国学力・学習状況調査といいます。修学旅行など、特別な 事情がない限り、全員が受けることになっています。 教科は国語、数学、それに加えて「質問紙」を行います。小学校や中学 校などの義務教育で、どの学校も等しく学力を身に付けているか、さらに 学力の課題は何かを調べることを目的に行います。この調査により、教員 は、さらによりよい授業を行うため、生徒の学力を向上させるために、ど うしたらよいかを考える材料を集めています。 したがって、得点がよかった・悪かったなどの結果が、個人の成績に関 係することはないテストです。また、結果については、しばらくして個人 のもとに届けられます。黒板のように、「自分自身の力を知る」ための大 事な機会です。 きょうの授業、ピックアップ!〜奥行きのある立体〜![]() ![]() ゲストティーチャーとして、上越教育大学の伊藤将和准教授からお越しを いただき、生徒に直接、ご指導をいただくことにしました。伊藤先生は、 大学院の教育研究科で、美術の指導をされておられる方です。 今回は、奥行きのある立体を描くというテーマです。かなり難しそうな テーマだと感じましたが、意外にも簡単に生徒は描くことができました。 二つの点を消失点として画用紙にプロットします。そこに、いくつかの 直線を描きこむだけで、ティッシュの箱のような直方体がいとも簡単に描 くことができます。理論さえ分かっていれば、透視図法は意外にも簡単に できてしまいます。伊藤先生は、さかんに「短時間で理解してもらえるな んてすごい!」と、生徒をほめちぎっていただきました。 大学の先生から直接ご指導をいただくことは、なかなかできることでは ありません。このような機会をとおして、ぜひ生徒には様々な教科に興味 をもってほしいと思いました。 ![]() ![]() きょうの授業、ピックアップ! 〜原敬の画像から〜![]() ![]() 学習を続けている歴史分野もいよいよ大詰め。大正時代に話が進んでいま す。きょう、取り扱っているのは、「デモクラシーのうねり」、民主主義 運動についての学習です。 ここで学んでいるのは、日本で1910年代から1920年代(ほぼ、 大正時代)にかけて起こった民本主義の発展、自由主義的な運動です。 テレビ画面には、原敬の画像が表示されています。原敬といえば「平民 宰相」と呼ばれ、大正デモクラシーの代名詞のように扱われています。カ トリック信者で、1年間、布教のために新潟に滞在したこともあります。 一説には、原の故郷・岩手の名物「わんこそば」は、原家のもてなし料理 だったものが広まったとの説があります。大正10年、惜しくも東京駅で 凶刃に倒れました。 歴史上の人物も、このように実際の写真が残っている場合、実際に目に することで生徒の印象に残りやすくなります。また、表情などから、人柄 までもしのばれるような気がしてきます。歴史上の人物に、いかに血を通 わせるのか、社会の教師が工夫する点です。 新潟中央高等学校音楽科の体験入学のご案内![]() ![]() ※7月5日(月)、7月6日(火)も可能です。 2 会場 県立新潟中央高等学校音楽棟 (新潟市中央区学校町通2番町5317番地1 TEL025-229-2191) 3 対象 音楽科を志望する中学3年生とその保護者及び教職員 4 日程 (1)受付13:30〜14:00(音楽棟1Fにて) (2)施設見学14:00〜14:20 (3)校長挨拶および学科説明14:25〜14:50 (音楽ホールにて) (4)音楽科生徒によるミニコンサート 15:00〜15:20 (5)質疑応答・アンケート記入 15:20〜15:30 その後、閉会、解散 5 申込方法 ・中学校をとおして申し込みます。 ・令和3年6月28日(月)が締切です。早めにお申し出ください。 きょうの授業、ピックアップ! 〜じっと見守る〜![]() ![]() 庭科では、3年生ともなると「保育」の領域の学習に入ります。保育とは 簡単に言えば、「子育て」。将来、生徒も関わることになる内容です。 今や男女平等参画社会。男子も女子も等しく子育てについて学びます。 「子育ては女性に任せておけばいい」というのは、間違った考えです。 画像は、幼児のからだの成長について学んでいるところです。窓際にあ るテレビで幼児の生活の様子についてVTR視聴しています。 幼児はだんだんと成長するにつれて、遊びの様子がだんだんと変わって きます。最初は滑り台、次にぶらんこ、最後はジャングルジムと、冒険心 が高まります。大人が見て、ちょっと危ないという遊びこそが本人にとっ ては楽しかったりします。 次に、はしやスプーンを使っての食事シーン。当然、上手になど食べら れるはずがありません。スプーンにご飯を山盛りにして口に入れる直前で 全てこぼしてしまったり、ご飯をスープ漬けにして口に運んでいたりと、 散らかし放題のシーンが続きます。 でも、教師はこう言います。 「上手に食べれないからと大人が手助けしていたら、子どもはいつまでも 上手に食べられませんよね。」 なるほど。失敗だらけの食事であっても、子どもの成長には欠かせない 大事な経験なんですね。それならば、大人は黙って見守っていればいい。 ここまで書いてきて、それって中学生も同じじゃないの? と感じまし た。上手でないからと何でもかんでも大人が手助けしていたら、中学生は 成長しません。むしろ失敗を経験し、それを教訓として自分で修正してい く。そこに成長があるんですね。 大人は手を出したいのをがまんしながら、子どもをじっと見守る。令和 2年度「楽しい子育て全国キャンペーン」三行詩作品・一般(大人)の部 の文部科学大臣賞に、「子育てをやってるつもりが親育て」という作品が あるのを思い出しました。 きょうの授業、ピックアップ 〜陸上競技の開始〜![]() ![]() 内で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、市が「緊急 警戒情報」、新潟県が「特別警報」を発出しています。 その関係で長岡市教育委員会は、様々な教育活動について感染防止策を 徹底するよう学校に指導がありました。そこで、保健体育の授業について は、可能な限り屋外での活動を行うように指示されました。 きょうは天候もよいため、屋外で陸上競技を行いました。これまで屋内 での活動が多かったため、屋外での運動を始めるのは少し大変です。から だを慣らす意味で、足の振り上げなどの準備運動を入念にやっているとこ ろです。 これから様々な運動をとおして、からだを動かすスキルを徐々に鍛えて いきます。短距離や中距離等のタイムを計測したりすることもあるでしょ う。けがなく、無理なくがんばってほしいものです。また、水分補給もと ても大事です。これからは、ぜひ水筒を用意し、必要に応じて、こまめに 給水ができるよう、ご家庭でもご協力をお願い申し上げます。 きょうの授業、ピックアップ! 〜規則は何のため?〜![]() ![]() 業では「二通の手紙」という題材を取り扱いました。あらすじは以下のと おりです。 動物園の入園係の元さんは間もなく定年。ある日、入園終了時刻が過ぎ てから幼い姉弟が来た。入園時刻を過ぎ、さらに保護者同伴でないと入園 できない規則だが、元さんは事情を察して二人を入園させた。 ところが、閉園時刻を過ぎても姉弟は戻らない。職員総出で捜索し、二 人は無事に発見され、事なきを得た。 数日後、姉弟の母親から謝罪と感謝の手紙が届く。その一方、上司から 今回の件を受けて懲戒処分(停職)の文書を受け取る。元さんは「この年 になって初めて考えさせられることばかりです。この二通の手紙のおかげ ですよ。また、新たな出発ができそうです。本当にお世話になりました」 と語り、退職した。 教師は、「元さんがこの年になって考えさせられたことは何か」と生徒 に問います。グループで話し合い、考えを発表します。 ・自分のせいで子どもが事故にあったらどうしよう ・子どもに優しいだけではいけない ・ダメということも優しさ ・軽い気持ちでルールを破ってはいけない 話し合いをとおして、生徒は規則も大切、子どもの気持ちを考えること も大切であることに気付きます。規則一辺倒でもいけないし、子どもの気 持ちを無視してもいけないことに悩みます。 この「悩む」という経験を道徳の時間に積み上げることが大切だと思っ ています。実際にどう行動するかは一概には言い切れません。しかし、こ れから生きていく上で、あれかこれかとじっくり考え、判断し、結論を引 き出す力が大切になります。「考える道徳」の着実な実践こそ、私たち秋 葉中学校の教師が進むべき方向だと思っています。 |