☆★ 令和6年度も秋中生はますますがんばります! ☆★

合唱祭に向けて

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 すでにきょうが9月最終日。10月31日の合唱祭まで、あと1か月とな
りました。
 3年生は、合唱に向けた意気込みをカードにまとめていました。合唱
は個人が声を出すだけでなく、全体で調和したハーモニーが必要です。
このカードのように、「個人」と「チーム」の2つに分けて努力目標を
まとめていました。
 あと1か月。チームとして、全体がまとまりのある活動を進め、きれ
いなハーモニーが生まれるよう期待しています。

秋中句会 〜秋の部〜

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 以前にお伝えした「秋中句会」ですが、秋になってまた開催されていま
した。
 夏の句会については→きょうの授業、ピックアップ!〜俳句に挑戦〜

 以前は7月の夏の句会でした。今回の秋の句会について、何句かこの場
でご紹介してみたいと思います。

 星月夜 チェックの君と 門限と

 星の明るい夜、チェック柄のシャツ(またはカーディガンなど?)を着
ている「君」と歩いている楽しい時間。しかし一方では、門限も迫ってい
るのが気になる‥‥という俳句。みずみずしい若者の句ですね。しかし、
門限は守りましょう!

 朝顔の ドラマがはじまる たのしみだ

 家の庭にある朝顔が、これからいくつもいくつも咲き誇る。まるで朝の
連続ドラマのようで楽しみだという俳句‥‥と思っていたら、「朝顔のド
ラマ」とは11月から放送予定の『監察医 朝顔』でした。上野樹里主演の
今流行の医療系謎解きドラマです。

 子供たち 蟋蟀取って 思い出す

 子供が草むらで蟋蟀を取っている様子を見て、自分自身がかつて子ども
時代に同じように虫を取ったことがあったなあと思い出すという俳句。さ
て、「蟋蟀」とは何でしょう? 正解は「こおろぎ」。よく調べて書いた
ものです。

 秋の夜 空一面に 満月だ

 秋の澄んだ夜空。明るく満月が輝いている。空一面に光っているようだ
という俳句。実際には、「空一面」は少しオーバーに聞こえる表現かもし
れません。しかし、そのように思えるくらい印象的な満月だったというこ
とでしょう。

 星月夜 その手を伸ばせば 君の手に

 星のきれいな澄んだ夜空。きらめく星々には一見、手が届かないように
見えるけれど、その手を伸ばせば(君が本気で望むのならば)君の手が届
くかもしれないよ、という俳句。「星」は現実の星だけではなく、君の夢
や希望、願いなどの象徴なのかもしれません。あきらめないで追い掛けれ
ば、いつかは手が届くという応援の意味があるのかもしれません。

 灯籠で だいだい染まる 川一面

 これは、現実の灯籠流しの様子を見て詠んだ句なのか、それとも去年の
灯籠流しを眺めたときの思い出なのかは分かりません。しかし、夜を描い
たきれいな一句です。灯籠流しのだいだい色に川面が染まっている様子が
目に浮かぶようです。

 俳句は世界一短い詩と言われます。十七音に自分の気持ちや感情を載せ
て、ほかの人の心に届いたら素晴らしいですね。

「坊主めくり」を楽しむ!

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 きょうの3学年朝会では百人一首に挑戦‥‥と思ってよく見ると、百人
一首の札を利用した「坊主めくり」を楽しんでいました。

 坊主めくりは、ひらがなが読めない小さなこどもでも楽しめるゲームで
す。百枚の絵札を裏向きにして積み、それを囲むように参加者は丸く円を
描くように座ります。順番を決め、順に1枚ずつ札を取ります。
 ・絵札が男性(殿)の場合、自分の手札にする。
 ・絵札が僧侶(坊主)の場合、自分の手札全てを捨てる。
 ・絵札が女性(姫)の場合、札全てをもらう。
 山札が全てなくなった時、一番たくさん札を集めた人の勝ちです。

 百人一首の札を用いてはいますが、和歌の知識は不要です。しかし、絵
札を眺めているうち、様々なことが分かってきます。
 たとえば「殿」の札には、在原業平や天智天皇、歌人の藤原実方朝臣な
どがあります。頭に烏帽子があるので、見た目で判断できます。
 「坊主」は、喜撰法師や西行法師、素性法師など。髪の毛がないので、
すぐ分かります。
 「姫」は清少納言や紫式部、持統天皇など。これは衣装などが色鮮やか
で華やかなのが特徴です。
 
 名前には振り仮名がついているので、読み方をまず覚えられます。また
苗字と名前の間に「の」が入ること、親王は男性で、内親王は女性などと
いうことも分かってきます。遊んでいるうち、絵のほかに和歌にも興味が
わくかもしれません。単なるゲームと思っていたら、様々な学びが隠れて
いることに気付きます。

 坊主めくりが楽しいのは最後の一枚まで勝敗が分からないのが理由の一
つです。教員も一緒に車座になって楽しんでいました。

高校進学について見通しをもって考えました!

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 きょうの3年生は重要な進路についての学習です。生徒のほぼ全員が高
等学校への進学を視野に入れています。高校選びはどのように進めたらよ
いのか、学年全体で学びました。

 高校を考える上で、様々な条件について検討する必要があります。もち
ろん、これが常に正しい、という公式などはありません。生徒一人一人に
とって、その条件のもつ意味合いが大きく変わるからです。
 たとえば、その高校で何を学ぶか、あるいは高校進学後に進む道は?
どうやって通学するのか? 部活動はどうするか? 学校の経費は? な
どなど、これらの条件はどれを優先するかは人それぞれです。
 また、公立高校一本でいくのか、あるいは私立高校一本でいくのか、あ
るいは公立と私立の併願でいくのかなど、様々な出願が考えられます。

 今後、生徒は様々なことを考え、悩み、迷い、周囲の人と相談し、最後
に自己決定します。大変かもしれませんが、この段階をとおして様々な苦
労を経験し、人間は成長していくのだと思います。
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