☆★ 令和6年度も秋中生はますますがんばります! ☆★

きょうの授業、ピックアップ! 〜文章題〜

画像1 画像1
 続いてピックアップした授業は2年生の数学です。2年生は連立方程式
の解法をマスターし、いよいよ文章題に入りました。

 文字を2つ設定し、方程式を2つつくって、それを解いていきます。ま
ず文章をしっかり読み込んで、意味にあった方程式をつくれるようになる
のがこつです。数学の問題といえども、日本語の文章をもとにしています
から、「読解力」が要求されます。

 黒板のように買い物の問題なら、一本の方程式はケーキやプリンの個数
でつくり、もう一本は代金の関係を式にまとめていきます。黒板では自主
的に手を挙げ、問題を解いていきます。積極的な姿勢が見られます。

 この後、複雑な関係を式で表せるように学習します。ややレベルが高い
のは、距離や時間、速さの問題です。だんだんと抽象的な内容を取り扱え
るように鍛えていきます。

きょうの授業、ピックアップ! 〜いのちの尊さ〜

画像1 画像1
 きょうの授業でピックアップしたのは、2年生の道徳です。この時間は
『いのちが生まれるそのときに』という題材を学習していました。

 教材の中にある詩を読んで、感想を尋ねます。詩には、「どくん、どく
ん、どくん」という音が出てきます。出産のときは、母子ともに命がけで
あることを教師は伝えます。

 出産時の赤ちゃんの画像なども効果的に紹介しながら、いのちの尊さや
大切さについて生徒に感得させようとしています。

 黒板に書かれている「繁延さん」は写真家の繁延あずささん。3人の子
どもを育てながら、写真家として仕事を続ける中で、様々な出産の現場を
ライフワークとして撮影しながら、たくさんの家族の物語を見つめてきま
した。写真家の文章を通して命は尊いものであること、そして同時に命は
天文学的な奇跡であることも学ぶ授業でした。

2年生は職業講話を聴いています!

画像1 画像1
 2年生は職業に関する学習会を行っています。地域にお住いの佐藤サユ
リ様からお越しいただき、職業講話を聴いているところです。

 2年生は、本来ならば、この後に職業体験学習を行う予定でした。しか
し、新型コロナウイルス感染拡大のため、体験を受け入れていただける事
業所等が限定されてしまったため、7月の実施を見送り、秋以降に延期せ
ざるを得ない状況です。

 しかし、今後の体験を見据えて、職業人として生きていくための土台を
中学生の時期に固めてもらえるよう、講話をお願いしました。講師は、次
のように生徒に語り掛けます。

「中学生の人間関係は、友達などのヨコの関係です。しかし、職場の人間
 関係は、上司と部下のようなタテの関係になります。友達は自分で選べ
 るわけでうすが、上司や部下は自分で選べません。」

 どのような人とも関係を取り結んで、一緒に職場で働いていくことの大
切さについて話しておられました。その他、職場のルールやマナーなどに
ついて約90分間、しっかりお話をお聴きすることができました。 

2年生で土木の出前授業を行いました!

 2年生で、土木に関する出前授業をいただきました。新潟県長岡地域振
興局地域整備部では、「土木出張PR」と題して、中学生を対象に、河川
や道路、橋、水害や地震災害、なだれや土砂災害、除雪など様々なテーマ
で出前講座を開催しています。
 当校でも、キャリア学習の一環として申し込みをしました。ゲーム形式
で学びながら、建設業界の役割と魅力を味わってもらうようにしました。

 地域整備部、新潟県建設業協会・女性部会のみなさま、(株)中央建設、
(株)山崎組、安達建設興業(株)、建設コンサルタンツ協会北陸支部、新潟
県測量設計業協会、(株)長測のみなさまなど、大勢の方からお越しいただ
きました。

 PRということでお話をうかがうほか、測量実習にも挑戦しました。残
念ながら、グラウンドでの実習は雨天のため、かないませんでしたが、体
育館で様々な体験をしました。

 写真の機械は「オンボードステーション」という測量機械です。レーザ
ー技術を応用したもので、ボタン一つで距離を測ることが可能です。授業
では、10メートルに近い位置にボールを投げるというゲームを行ってい
ました。

 また、最新型のドローンも、測量に一役買っています。GPSを利用し
て、地形をカメラで瞬時に読み取ります。体育館内では、小型のドローン
しか飛ばせませんでしたが、それでも内蔵のカメラで顔を認識し、特定の
人を追い掛けることもできるそうです。

 コンビニやスーパーの店員などと異なり、生徒がふだん目にすることの
少ない職業ですが、土木は私たちの生活を根底から支えています。いわば
「縁の下の力持ち」のような職業にも、もっと生徒から注目してほしいも
のだと思いました。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

きょうの授業、ピックアップ!〜変化のある繰り返し〜

画像1 画像1
きょうの授業でピックアップしたのは2年生の英語です。英語の授業で
は、秋葉中学校の授業スタイルの一つである「授業の見通しをもたせる」
というルールを忠実に実行しています。それは以下のようなことです。

・「目あて」や「まとめ」、「振り返り」を黒板に書く。
・具体的な活動内容を順番に書き出し、事前に予告する。

 黒板の右に「目あて」となる”Goal”、具体的な活動として”Task”、
などを書きます。最後にワークシートで「まとめ」です。
 この時間は、リスニングから始まります。しっかり聞き取るには、まず
「耳」をきたえる活動です。
 次にMay I 〜、「〜してもいいですか?」という文型、次に過去進
行形の学習です。

 毎時間、同じリズムでありながら、少しずつ異なる内容を学習すること
で、生徒は安心感をもって授業を受けることが可能です。同時に、内容に
ついて興味を失うことなく活動できます。
 
 毎日、同じような活動でも、教員の指示や質問が少しずつ変化し、テン
ポよく授業を進めること―-―「変化のある繰り返し」が生徒の集中力を
高め、さらに学級の一体感を生み出します。

きょうの授業、ピックアップ! 〜階名唱しながら〜

画像1 画像1
 きょうの授業でピックアップしたのは、2年生の音楽です。音楽では、
アルト・リコーダーの合奏を行っています。アルトリコーダーは、1年生
から取り組んでいますが、なかなか指の動きが思うようにいかない生徒も
います。

 きょう取り組んでいる曲は「メヌエット」。メヌエットとは、もともと
は踊りのための曲です。正式名は「メヌエット・ト長調」。これまでは、
バッハの作曲だと思われてきましたが、ペツォールトによる作品であるこ
とが最近、判明しました。ポップス調にアレンジされて、結婚式場などの
CMのバックに流れていたりします。

 生徒も一度は聞いたことのあるメロディですが、その通りに指が動くか
どうかは別の問題。仕方がないので、教師は原譜の3倍速くらいで階名唱
していきます。

「レ・ソラシドレ・ソソ ミ・ドレミファ#・ソ・ソソ‥‥」

 ファのシャープの後の「ソ」とその直後の「ソソ」は1オクターブ違い
ます。これが難しい!

 教師は、何度も何度も同じメロディをゆっくり階名唱しながら繰り返し
て練習させます。本当なら伴奏のCDもあるのですが、そのペースでは、
多くの生徒がついてこれません。
 ようやく、生徒の多くが原譜のペースについてこれそうな様子が見えて
きたので、教師は伴奏CDを流しながら、演奏させます。

「間に合わなくても気にしなくててもいいよ! せめて最初の音だけでも
 そろえばOKだよ!」

と弱気になる生徒があきらめないよう、励ましの声を掛け続けます。楽器
の演奏は得意・不得意がありますが、たとえ不得意な生徒であっても、
「少しだけだけど、一緒にできた」という実感を生徒がもてるよう、教師
は最大の労力を注ぎます。

きょうの授業、ピックアップ! 〜電気紙芝居のように〜

 引き続いてピックアップしたのが、2年生の技術・家庭科です。先日も
お知らせしたとおり、昨年末に配備が完了したタブレット端末を活用して
様々な授業を進めています。

 きょうの技術・家庭科では、栽培の学習の一環として、様々な作物の特
徴についてまとめる学習を進めていました。作物はいちごや梨、バナナな
ど、自分の興味のあるものを選びます。調べるときにはインターネットの
検索機能を用います。そして、まとめの際にはタブレットの一つの機能で
ある「オクリンク」を用います。
 このオクリンクは、カード型のアプリケーションの一つです。画像や文
字、動画など、様々な情報をカードに記入し、まるで紙芝居のようにつな
げて表示することができます。
 プレゼンテーションツールのように他の人に見せることも可能です。ま
た、本隊だけでなく、他の生徒にデータとして送信して見てもらうことも
簡単にできます。これまでのように情報を受け取る側だけでなく、情報を
発信する送り手側の立場を味わうことができます。今後、ひょっとしたら
「授業」という受け身の印象を与える言葉が使われなくなる日が来るかも
しれません。

 きょうはまだ、初めて1時間目であるため、完成した生徒はいませんで
した。今後、作品ができたらご紹介したいと思います。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

きょうの授業、ピックアップ! 〜文字式を使うよさ〜

 きょうの授業でピックアップしたのは、2年生の数学です。一とおり、
2年生は文字式の基本的な性質を4・5月の2か月を掛けてみっちり練習
しました。きょうは、その応用です。

 文字式というと、数学なのにaやbなどの文字が出てきますが、「なぜ
計算に文字が必要なのか」と考える生徒もいるかもしれません。しかし、
文字を使う方がよい場面もあるのです。

 たとえば「3つの連続する整数の和は3の倍数になる」。このことを実
際に説明しようとすると、1+2+3=6、2+3+4=9、3+4+5
=12‥‥と果てしなく計算していく羽目になります。
 ここで文字を導入することで、あらゆる数の組み合わせでこの性質が成
り立つことが証明できます。文字式のよさを実感できる例です。
 
画像1 画像1

きょうの授業、ピックアップ! 〜自分を見つめて〜

画像1 画像1
 きょうの授業でピックアップしたのは、2年生の道徳です。この授業で
は、2年3組のみなさんから、道徳の示範授業を受けてもらいました。授
業を行うのは、上越教育大学・特任教授の田村博久先生です。田村先生は
石川県内で小学校でお勤めになった後、上越教育大学で道徳教育に関する
調査研究等を行っている方です。実は昨年も当校にお招きし、当時の2年
生を対象に授業を行っていただきました。

 昨年の様子→「特別の教科・道徳」の校内研修会を開催しました!

 この日は多くの教員が参観することもあり、1階多目的ホールを会場に
授業を行いました。きょうの授業のテーマは、「人の個性について考えよ
う」というものです。使用した教材は教科書にある『嫌われるのを恐れる
気持ち』です。他人に嫌われたくないため、自分の感情を隠したり、いや
なことも引き受けたりする生徒についての内容です。
 田村先生がユニークなのは生徒の「相互指名」です。教師が指名するの
でなく、生徒が次に発言する生徒を指名していく方法です。結果的には全
員がこの時間に発言することができました。
 次に教材を用いて生徒の意見を求めました。田村先生は教材を一部加工
し、文章の前段のみに限定して使用していました。
 生徒は、最初は遠慮がちに意見を述べていましたが、だんだんと指名さ
れても臆さずに発言できるようになりました。
 特に「自分も教材の生徒と同じかもしれない」と率直に述べる生徒がい
たり、「教材の生徒と同じ考えの人は、昔よりも今の生徒の方が多い」と
分析したりする生徒がいたことについては、田村先生も大きくうなずいて
賞賛していました。
 授業全体をとおして、生徒は自分なりに本音を語ることができました。
また、友人の意見を聴きながら、じっくり自分自身についての考えを深め
ることができたと思います。

 授業後、教員を対象に道徳教育に関する講話をいただきました。県内の
道徳教育の最先端の研究実践を進めている方だけに、大変参考になるお話
を聴くことができました。教員からも様々な質問や感想発表をさせていた
だきました。実りの多い研修会でした。
画像2 画像2

きょうの授業、ピックアップ! 〜紙すきに挑戦〜

 きょうの授業でピックアップしたのは、2年生の美術です。2年生では
ランプシェード制作に取り組みます。直径約15cm〜20cmくらいの
膨らませたゴム風船に、はけでのりを丹念に付けながら、和紙を貼ってい
く作品です。

 詳しくは昨年の様子をご覧ください
 → きょうの授業、ピックアップ!〜和紙のランプシェード〜

 きょうは、ゲストティチャーとして佐藤徹哉様からお越しいただきまし
た。佐藤様は栃尾地域にお住まいの方です。紙すきの工房を経営されてお
られます。毎年、美術の授業にお越しいただき、生徒に直接指導していた
だいております。
 きょうの授業では、ランプシェードに貼り付ける和紙の紙すきに挑戦し
ました。紙すきは、全員初めての体験。いつもの倍の2時間を用いて、和
紙づくりに取り組みました。
 残念ながら制作場面は取材できませんでした。明日以降、別の学級の授
業の様子についてお知らせしたいと思います。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

きょうの授業、ピックアップ! 〜気体の性質〜

画像1 画像1
 きょうの授業でピックアップしたのは、2年生の理科です。物質の成り
立ちについて学習しています。きょうの実験は重そう(炭酸水素ナトリウ
ム)の加熱分解実験です。

 バーナーの使い方はすでに1年生で経験していますが、おっかなびっく
りです。そもそもマッチを点火するのが大仕事です。IHヒーター世代だ
から無理もありません。それでも何とかガスバーナーに点火し、加熱が始
まります。

 しばらくするとガラス管から気体が発生します。発生した気体は水をと
おして気体を集めます。これが「水上置換法」です。

 気体を集め終えると、すぐにガラス管を水槽から抜いておかねばなりま
せん。試験管内の圧力が下がってしまうと、水槽の水が逆流してしまうか
らです。

 集めた気体を様々な方法で確かめます。火の付いた線香を入れてみる、
燃えているマッチを近づける‥‥1年生のときに学習した気体の性質を改
めて思い出しながら実験を進めています。

 新しい学習内容をインプットしながらも、以前の学習内容のアウトプッ
トをセットで行うところに意義があります。昔覚えた知識が生きた知恵に
変わる瞬間です。「古きを温ねて新しきを知ればもって師たるべし」とい
うことわざは、古いけれども今でも立派に通用する考え方です。
画像2 画像2

きょうの授業、ピックアップ! 〜物質の構造を探る〜

画像1 画像1
 続いてピックアップしたのは、2年生の理科です。2年生の理科の最初
の単元では、原子や分子などの素粒子を取り扱います。
 ウイルスも目に見えませんが、原子や分子も目に見えません。目に見え
ないものをどのようにイメージできるかが大切です。

 昔は原子の画像を見ることはできませんでした。今は技術が発達して、
電子顕微鏡を用いて金原子の画像が教科書などに掲載されています。
 それでも難しいのは分子の構造です。分子は原子と原子が結び付いたも
のですが、結び付き方がケースバイケースです。中には分子をつくらない
物質もあります。

 全ての物質は原子から構成されていますが、その結び付き方はバラエテ
ィに富んでいます。物質の構造を学ぶことは原子や分子などの目に見えな
い粒子の結び付き方を学ぶことなのです。

きょうの授業、ピックアップ!〜人物設定を考える〜

画像1 画像1
 ピックアップした授業は、2年生・国語の授業です。この日は、戸森し
るこさんの『セミロングホームルーム』を題材に授業を進めていました。

 戸森しるこさんは、埼玉県生まれで東京都在住の新進気鋭の児童文学作
家です。『ぼくたちのリアル』で第56回講談社児童文学新人賞を受賞し
ました。また、『ゆかいな床井くん』は第57回野間児童文芸賞を受賞し
て、ますます人気が高まっています。
 『セミロングホームルーム』は、三省堂の国語の教科書のための書下ろ
し作品です。ネット上では、早く読みたい!という声が、作者のブルグに
数多く寄せられていました。

 この授業では、「人物設定のしかたをとらえる」ということがねらいで
す。「黒岩先生」は、生徒に配慮する先生ですが、ちょっと短気。「トリ
ノ」は、頭はよく、セミに詳しい。「語り手」は頭はよくないけれど、一
生懸命で仲間思い。これらを文章の中から読み取っていきます。

 小説は登場人物を頭の中でイメージできると、より物語が楽しめるよう
になります。文章のどこから人物像をどのように浮かび上がらせるかが鍵
になります。教師は様々な生徒の読み取りについて、意見を聴きながら、
人物設定を少しずつ明らかにしていきます。授業の最終で人物像が完成す
るはずです。

きょうの授業、ピックアップ! 〜本能寺の変〜

画像1 画像1
 続いてピックアップしたのは2年生の社会科です。歴史の学習も1年生
から引き続き、中世・室町時代まで進みました。

 黒板で教師がまとめているのは、室町後期の戦国時代です。織田信長が
台頭し、室町幕府を滅ぼしましたが、家臣の反逆に遭い、本能寺の変が起
きました。このあたりは、昨年度の大河ドラマ「麒麟が来る」で多くの生
徒が視聴しているところです。様々なドラマにもさかんに取り上げられる
とともに、本能寺の変がなぜ起きたのか、特番にもなるくらいに関心が高
い場面です。

 授業では、重要語句を空欄にし、教科書を確かめさせながら、自分で答
えを探させます。教えてもらってそれを覚えるという受け身の学習ではな
く、自分で調べて正しい答えを発見する方が記憶に残りやすいのです。教
師はあの手この手で効果的な学びについて工夫しています。

朝読書、2日目です!

画像1 画像1
 きょうも朝読書に取り組んでいます。2年1組におじゃまをしました。
2年1組では、時間前からすでに読書に入っている人もいます。とても集
中して読んでいました。担任の先生も一緒に読書をしています。

 担任の先生から、次のようなお話がありました。
「私は、実をいうとあまり本を読むのは得意ではなかったけれど、一緒に
 読んでいると、落ち着いて読めることに気付きました。たった10分間
 ですが、朝読書はいいものだと思うようになりました。」

 1日10分、1週間で40分、1か月で約3時間、1年間で約30時間
です。「石の上にも3年」継続すれば、90時間。これは、かなりの蓄積
です。毎日の積み重ねが大切です。
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31