☆★ 令和6年度も秋中生はますますがんばります! ☆★

きょうの授業、ピックアップ! 〜家族のかたち〜

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 1年生の授業でピックアップしたのは、1年生の家庭科です。家庭科は
最初の単元で、家族について学びます。

 そもそも家族って何でしょうか? 答えは簡単そうで実は難しい。血が
つながっている、親しい、一緒に暮らしている、生きるためのサポートを
してくれるなどの意見があがります。

 教師は様々なアニメを題材にした家系図をつくっていきます。たとえば
野比家(ドラえもん)や野原家(クレヨンしんちゃん)、さくら家(ちび
まる子ちゃん)、磯野家(サザエさん)など。けっして一通りではなく、
様々な家系図が書けることに気付きます。

 ここで、教師は質問します。野比家にとってドラえもんは家族? 磯野
家にとってタマ(ネコ)は? 野原家にとってシロ(犬)は?

 教師が示した言葉は「ファミリー・アイデンティティ」。社会学者であ
る上野千鶴子氏は、家族を成立させている意識のことを「ファミリー・ア
イデンティティ」と名づけています。何をもって家族としてとらえるかと
いうことです。たとえばタラちゃんとタマの間に境界線を引くのか引かな
いのか。
 現代では家族のかたちは様々です。何をもって家族と考えるかはそれぞ
れで異なってよいという発想です。

 学ぶことは、新しい価値観を身に付けることです。昔の考えだけが正し
いという思い込みでなく、新しい発想に立って広い視野でものごとをとら
えることこそ、学ぶことの大きな意義だと思います。
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