インドのある国の人びとは、毎日不平不満ばかり 言って争いが絶えませんでした。お釈迦さまは、そのありさまをごらんになり、高弟たちを派遣して指導させられました。しかし、その国の人びとは上から指導されるのを嫌って聞き入れず、よい国になりませんでした。代わりに派遣された文殊菩薩は、その国の人びとの様子をよく観察し、悪いところにふれず、良いところをみつけてはほめることに努めました。そして、とうとう人の話をよく聞く立派な国民にされました。
これが「文殊の知恵」です!!(諸説あるようですが・・・)
悪口を言い合うより、良いところをほめ合えば「文殊の知恵」が働いて本当の和の世界があらわれるというお話です。
「争いが争いを呼び 喜びが喜びを生ず」一人一人がしっかりと実践し、未来に伝えていく必要があるのではないでしょうか?
校訓「互尊獨尊」が目指している姿とよく似ています。そんな西中学校をこれからも創造していきます。