冬季における交通事故防止について<各校種共通の指導事項> 1 安全歩行の指導 降雪や道路凍結による乗用車等のスリップなどで、事故に巻き込まれる危険性が高い ことを踏まえて指導する。また、通学路の安全点検を適宜実施すること。 ●道路を横断する際は、車の動きに十分注意し、車が確実に止まったことを確認してから横断すること。 ●降雪時や除雪等により、歩道を歩行できず、やむを得ず車道にはみ出す場合は、特に周囲の状況を良く確認すること。 2 自転車乗用時の指導 乗用する場合は、特に下記の点に注意すること。ただし、降雪や凍結のある期間は、乗用しないこと。 ●交差点での事故が多発していることから、信号の有無に関わらず、横断前は確実な一時停止及び安全確認を行うこと。 ●スピードを出しすぎないこと。特に、坂道では十分減速して走行すること。 ●自動車の側方及び後方は運転手の死角になるため、左折車等に巻き込まれることがないよう十分な車間距離を確保すること。 ●夕暮れ時及び夜間は、必ずライトを点灯して走行すること。 3 自動車同乗時の指導 全座席でのシートベルトの正しい着用について指導するとともに、家庭へも周知徹底を図ること。 4 事故に遭ったときの対応にかかる指導(目撃した場合もこれに準ずる) ●速やかに警察署に連絡すること。自分ができない場合は、相手または周囲の人に連絡してもらうこと。 ●軽微な事故であっても、相手の氏名・住所・連絡先を必ず控えること。 ●事故現場で、警察官による事情聴取や救急隊員から手当を受ける場合は、指示に従 うこと。 ●事故に遭った時は、けがの有無に関わらず、後で症状が出てくる場合があるので、必ず医師の診断を受けること。 ●ひき逃げ事故に遭遇した場合は、可能な限り、車両の特徴(色、車種、ナンバー等)を覚えておくこと。 5 夜光反射材の活用 運転手が発見しやすいように明るい服装の着用を心がけ、夕暮れ時及び夜間は、夜光反射材を活用するよう指導する。 |