合言葉は「浮いて待て」今年は雨の日や梅雨寒がなかったので、水泳授業は順調に進んでいます。それぞれ水泳授業の締めくくりに「着衣泳」を、下学年は20日に、上学年は今日行いました。着衣泳は「泳」という字がついていますが、決して服を着たまま泳ぐことを教える授業ではありません。「泳がずに」どうやって助けを待つかを学ぶ授業、「合言葉は『浮いて待つ』」です。今日の上学年の授業では、「服を着て靴を履いたまま水に入ると、動き(泳ぎ)にくいこと」「水の中で足がつかない状態で服を脱ぐのは難しいこと」を体験し、服の中に空気を入れて浮いたり、ごみとして流れてくる可能性のあるレジ袋やペットボトルを活用して浮く練習をしました。 もちろん一番いいのは、「水に落ちない」ことです。それでも万が一のことを想定して最低限の体験と学びを行いました。もう一つ、おぼれている人を見ても絶対に自分が水に入って助けようとしないということも指導しました。 これからさらに暑さが増すと、水辺に行くこともあると思います。水に親しむことは大切なことですが、「魚釣りなど水辺に近づくときは大人の人と行くこと」というきまりを守り、自分の命を自分で守る行動をとることがでるよう、家庭でも見守りをお願いします。 |