「変化への対応力」「時間活用力」が発揮され…

 2月27日夕方、私たちは職員室で安部首相の休校要請を知りました。そして、「28日も最高の一日にしよう」と心を決めました。一年間のまとめをすること、自他の努力と成長を感じ合うこと、感染防止策を知ること、今後の生活設計をすること…。早速1か月分の課題作成に入る担任がいました。自宅から駆け付ける職員もいました。そして、翌28日、みんなでドラマのような一日を過ごしました。このメンバーで集う最後の時間に、涙する子どももいました。
 私たちは、一年間で1,000時間、六年間で6,000時間もの授業をしています。その中で身に付けているのは「自立する力」です。まさに「変化への対応力」であり、「一日24時間の活用力」です。子どもたちの身体には、未来への憧れに向かってポジティブに歩む力が宿っています。時間や生活をマネジメントして、自ら健康を守ってほしいと思います。人生100年はこうした変化の連続です。どうか豊かで幸せでありますように…と祈ります。

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