学校長より

豊田の教育プランイメージ

☆絆☆夢☆命☆


感動を共有し合う子ども&保護者。
豊田の輝きを伝授する地域。
互いの人生を精一杯生きる同僚。
素敵な出会いに恵まれた御縁に幸せを感じています。
子どもたちは、素敵な彩りを放ち、人生百年の「夢」を逞しく描いています。
かけがえのない「命」を輝かせ、みんな揃って過ごす幸せを大切にしてまいります。

配布文書はありません。



人生の夢と志を語り継ぐ 〜7月は 夢創造ナビゲーション月間〜


子どもたちの将来の夢を広げること、これが学校の大きな使命です。そのために先ずは、教員自らが「夢や希望をもった存在」として子どもの前に立つ必要があります。「自分もこんなふうになりたい」と感じる大人との出会いが、子どもの人生を彩らせる糸口になります。そういう大人に出会えた子どもは幸せです。
豊田小学校の子どもたち一人一人に夢があり、得意なことがあり、一生懸命打ち込んでいることがあります。御家族の皆様と共に、学校もその夢や志を応援していきたいと感じます。新潟県全体でもその取組を重要視しており、7月はその強調月間です。各教室で、子どもたちが自分の夢をイメージしたり表現したりしていきます。夢に向かって歩んできた自らの体験を子どもたちに語りかける担任もいます。
今の小学生が職業人として活躍する10年後・20年後、地球規模で大きな変化が訪れると言われています。今ある職業の大半は機械化・情報化され、現在の小学生の半数が「新たに生まれる職業に就く」との予想も出されています。そういう時代を迎えるとき、「人間ならではの営み・人間しかできないこと」がいっそう重要視されます。それは、創造力であり、感性であり、感情や諸感覚であり、かかわる力だと考えられます。「自己肯定感」と「意欲」は、その幸福で豊かな人生の基盤となります。
学校では今、子ども一人一人の努力・成長に目を向け、プラスのイメージを広げることを貫いています。そして、「つながりの中で新たなものを創り上げる学び」を積極的に取り入れています。何より教師自らがチャレンジする楽しさを語り継ぐ存在でありたいと願い続けています。



学校における働き方改革


『教師は、子どもに何を教えるかでなく、どんな人間として子どもの前に立てるかである』
『人の記憶に残るのは、相手が話した言葉のわずか1割。最も心に留まるのは、相手の姿や立ち振る舞いである』
『僕もこんなふうになりたいと憧れる大人との出会いが、子どもの未来にエネルギーを与える』
教師は生き方が問われます。心身ともに健康で、日々どんな体験をし、どんな夢をもっているか、顔や動きに現れます。
子どもの豊かな感性は、教師の“人としての振り幅”を一瞬で見抜きます。「自分自身はどんな存在で、どんな強みを発揮して、どんな価値を生み出したいのか」と、先ずは私たち自身が日々問いかけ、毎日の生活を輝かせる必要があります。このことが、教師の働き方改革の本質なのだと感じています。キーワードは、「誇り」「やりがいと充実感」「成長の実感」。誰かが何かをしてくれるわけではなく、自らが当事者として「自分の人生をつくり上げていく」日々です。
「働き方改革 =自らの意思決定 =マネジメント=豊かな人生 =夢の創造」…、この好循環を大事にしたいと願っています。