学校概況

神田小学校は、長岡駅より北へ1.7kmの信濃川右岸の市街地に位置している。 学区は小学校を中心に、東西・南北とも約1km程の広がりをもつこぢんまりとした区域である。 この中心部を国道8号線と351号線が走り、その両側は商店街を形成し、それ以外の大部分は住宅地である。 また、学区の真ん中を柿川が北上している。 ここはかつての長岡船場であり、ひき舟で賑わう市場として最も栄えた地域であった。 今もその名残をいくつか見ることができる。

国道8号線のバイパス開通とともに交通量が増し、児童の登下校、帰宅後の交通安全指導の重要性が高まり、PTAの協力のもと事故防止に万全を期さなければならない。 一方、学区にこれといった公園や遊び場がないため、放課後や休日に校庭を利用する児童も多い。 校庭利用の諸注意の徹底、安全面での点検など十分に意を注ぐ必要がある。

学区民の学校に対する期待は大きく、各協力団体は学校を核とした自主的な活動を行っている。 また、市当局並びに学区民の熱意により、神田コミュニティセンター・児童館も設置されている。 特に、PTA組織は主体的な運営を目指して積極的な取組がなされ、学区の夏祭りをはじめ、学校の教育活動を側面から援助すべく地に足のついた活動を進めている。 平成23年度には、PTA緊急メールシステムを本格運用し、不審者情報、災害時の対応等をスムーズに提供できるようにした。

今後も学校・家庭・地域が一体となって、心豊かでたくましい児童の育成を目指し、開かれた学校づくりに努力していく。