どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

五十市の探検〜2年生

 10日に五十の市へ探検に出かけました。
 探検では、栗やサツマイモ、梨など秋の味覚が売りに出ていました。また、キャベツや白菜、ブロッコリー、カブなどの種や苗を、苗屋さんや種屋さんに育て方や収穫時期を聞きながら、選んで買いました。
 学校に戻り、片付けをした夏野菜の後の畑に植えました。世話をしたり観察したりしながら育てていきたいと思います。今から、収穫が楽しみです。
画像1 画像1
画像2 画像2

「正しいこと」を実行して継続する力

 19日の校内持久走記録会に向けて、最初に持久走練習に取り組む際,持久走記録カードを配付しながら,子どもに「速さを変えずに,自分のペースで走るんだよ」と伝えました。
 しかし,その後の5分間走で,友達と談笑しながら走ったり,ふざけて速さを変えて走ったりする子どもの姿がありました。持久走記録会で目指す姿とは大きくかけ離れていました。
 5分走り終えた後,子どもに期待している姿,実際の子どもの姿を伝え,「どういう走りを君たちはしていくのか」と問いました。
 
 どの子どもも神妙な表情で聞いていました。その後,別の時間で子どもの走る姿は,自分のペースで黙々と走る様子に変わっていました。話をしたその日から、その姿はずっと継続されています。この点について,子どもの成長を感じています。
 
 「子どもは正しいことは大概分かっているし,話を聞くことで,『正しい行動をしよう』と実行するけれど,継続することが難しい」ということがよくあります。「正しいこと」や「目指すこと」がその場限りになってしまい,継続されないということです。
 
 しかし,この持久走記録会に向けた練習の場面を取り出して考えると,子どもに話をしたその日から,持久走練習における「正しい姿」「あるべき姿」が継続されていることが分かります。夏休み明けの2週間という短い時間ではありますが,子どもの成長を感じる場面でありました。
 もちろん,伝えたことが,即座に姿となって表れているわけではありません。しかし,確実に子どもは「正しいこと」を耳や頭だけではなく,心でも理解しているからこそ,「継続する力」に結び付いているのだと感じています。

画像1 画像1

持久走記録会がんばります〜2年生

画像1 画像1
画像2 画像2
 19日(木)に迫った持久走記録会に向けて、練習に取り組んでいます。
 同じペースで走ること、腰を高くして呼吸を楽にしながら一歩を無理なく出せるフォームを意識することなどに気をつけながら、走り込んでいるところです。
 練習を始めてから、10分間走と800mのタイムトライアルを重ね、記録が伸びてきた子がたくさんいます。12日、13日にはコースである信濃川堤防で本番さながらに練習を行いました。一定のペースで走り続けるペース走は、運動の得意・不得意に関わらず心肺能力が高まる、練習の成果や自分の成長が記録として出やすい運動です。自分のがんばったことが結果につながるよう、取り組んでいきます。

ミラとクルと100日記念!〜1年生

 9月6日(金)はミラとクルが表町小学校に来て100日目でした。
 「記念写真を撮ったらどう?」という声が挙がり、みんなで準備をして写真を撮りました。ところが、ミラとクルがなかなか思ったところに来てくれず、1枚を撮るのに20分…。「ミラが自由すぎる…」と、ちょっと疲れた子どもたちです。
画像1 画像1

もうすぐ収穫です〜5年生

画像1 画像1
画像2 画像2
 5年生の総合の学習の一環で、学校の田んぼで米作りをしています。
 夏休み明けには稲にも実が付き、収穫も見えてきました。これまでみんなで話し合って方向を決めながら、協力して作業を進めてきました。
 スズメの被害や雑草が増えてきたということに子どもたちが気が付き、学級で話し合って対策に必要な作業を行いました。雑草を抜いたり、大きな防鳥用の網をみんなで協力してかけたり、キラキラ光るロープを張ってみたりと、一人一人がよく働きました。
 「気付き、考え、実行する」姿が様々な場面で見られるようになり、これまでの成長を感じます。

 さて、今週は王番田で稲刈り体験を行います。稲刈りの仕方について調べたり、稲刈りの後にはどんな工程を経て普段見る米になるのか調べたりするなど、米作りについてより深く学び、今後の学習につなげたいと思います。

明日は持久走記録会です〜3年生

画像1 画像1
 19日(木)に校内持久走記録会を行います。信濃川右岸堤防の水道公園付近をスタートして、大手大橋方面を往復するコースです。3年生は去年より400m距離が伸びて、1200mを走ります。
 
 夏休み終了後、朝学習や20分休み、昼休み、体育の授業などで持久走練習に取り組んできました。大切にしてきたのは、自分なりの目標を決めて、それに向けて継続的に練習に取り組むことです。とかく順位にこだわりがちですが、自分の成長に目を向けてほしいと願っています。
 子どもたちには、「自分に勝つこと」を話してきました。「今までの自分に勝つこと」と、「苦しさや後ろ向きな気持ちに勝つこと」です。
 目標に向かって精一杯走る子どもたちにご声援をよろしくお願いします。

本当の裁判みたいだよ〜6年生

 8月29日に弁護士さんから、お話をしていただいたり、模擬裁判をやってみたりする授業を行いました。
 事前に、検察官、被告人、被害者の役を決めたのですが、どの役も応募多数で争奪じゃんけん大会を制した3人が役を演じることになりました。

 見ている傍聴人の子どももは、果たして、被告人は有罪か、無罪かを決めるという大事な役でしたので、どの子も真剣に模擬裁判を行いました。
 大事なことは、なぜ無罪と思ったのか、または、有罪と思ったのかの理由を証拠とともに述べることでした。グループごとに証拠を確認しながら、議論し合いました。今回の模擬裁判では、どちらが正解ということはしなかったのですが、弁護士さんからは、「冤罪ということもありうるので、弁護士は困っている被告人を助けるという意味で、しっかり証拠を見つけ、裁判でそれを述べなければならない。」と話していただきました。

 白熱した模擬裁判を終え、子どもたちは「弁護士さんは格好いいな。」「1日10時間以上、7年間も勉強し続けて、やっと司法試験に受かるなんてすごいな。」「私は弁護士の仕事に興味をもったよ。」と感想を話していました。

 「挫折は宝物」という言葉もいただき、失敗してもそこからどう修正し、頑張り続けるかが大事だという話が子どもの心に響いた授業でした。

画像1 画像1
画像2 画像2

本物に出会って〜4年生

 9月2日(月)に「ふれ愛体験事業」で長岡市在住のソプラノ歌手の五十嵐郊味さんをお招きしたミニコンサートと歌唱レッスンがありました。
 子どもたちは,「プロに習える!!」と期待に胸を膨らませてこの日を迎えていました。

 最初は,五十嵐さんによるミニコンサートでした。「ふるさと」や「冬景色」などのお馴染みの曲が盛り込まれた〈日本の四季〉やイタリアのカンツォーネ,オペラ『蝶々夫人』から〈ある晴れた日に〉などの曲を,日本語やイタリア語で歌っていただきました。子どもが知っている曲も知らなかった曲もありましたが,どの曲でも身を乗り出して聴き入っていました。
 コンサートの後,「音楽室が歌声で震えた!!」や「表現の仕方が,大きくて感動した!!」など,口々に感想を言っていました。プロのコンサートを25人で独り占めできる経験は何とも贅沢でした。

 そしていよいよ〈ノラネコ天国ソング〉のレッスンです。最初に五十嵐さんに聴いていただきました。驚いたことは,最初の歌いだしがとてもすっきりとしていつつ,しっかりとした発声であったことです。「本物の力に触発されたのだな」と感じました。
 レッスンでは,子どもが「難しい!!」と感じていた腹式呼吸を教えていただいたり,歌詞を旋律に乗せるタイミングを教えていただいたりしました。あっという間の40分でした。

 レッスン後の感想発表では「声を伸ばすところがうまくできなくて悩んでいたけど,腹式呼吸のコツを教えてもらったらできるようになって嬉しかったです」や「言葉がたくさんあるところで,うまく歌えなかったので,もっと練習してできるようになりたいです」「あまり考えないで歌っていたところもあったけれど,フレーズを意識したらよくなったので,これからも意識して歌っていきたいです」といった声が聴かれました。感想を発表しようと,多くの子どもが手を挙げていました。それだけ,「学んだ」と思えるレッスンだったのだと思います。「本物との出会い」に感謝です。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

持久走記録会の練習をがんばっています〜2年生

 持久走記録会の練習では、自分の立てた目標に向かって頑張っています。
 体育やチャレンジタイムでは、同じペースで歩かずに10分間走り続けることに取り組んでいます。トラック1周で1マスぬれる「持久走がんばりカード」では、約20kmを走って、2枚目に行く子も増えてきています。頑張って取り組んでいる姿を意味づけながら、持久走記録会本番に向けて練習を重ねていきたいと思います。

 また、先日の校内科学研究発表会では、多くの人の前で発表をする経験を積むとともに、興味のあることを確かめてまとめる姿が素晴らしかったです。
 来年度から始まる理科の学習では、仮説を立てたり、予想したりして、実験や観察の条件を整え、様々なことを確かめていきます。身近な生活の中から、科学的なものの見方・考え方を養っていければと思います。

画像1 画像1
画像2 画像2

夏休みが明けて〜5年生

 9月・10月の学校生活目標、「めあてに向かってみんなでチャレンジ!」に沿って、クラス会議で学級の生活目標について話し合いました。学級生活をよりよくすること、自分とみんなで伸びていくことを視点に、意見を出し合いまとめました。決まったものは以下の3つです。
 1 季節に合わせて衣服の調節をする。
 2 すれ違い挨拶をする。
 3 給食の残量をゼロにする。

 「海の学校」に向けての生活を通して、子供たちは体調の自己管理をすることの大切さや身の回りの人にあいさつしたり感謝の気持ちを伝えたりすることの大切さを感じることができました。
 しかし、これまでの生活を振り返ってみると、そのことが不十分であったことを感じ、今回の生活の課題として改善しようとしています。
 実際の学校生活でも、気付いた子供が周囲に呼び掛けて素早く給食準備に取り掛かろうとする姿が見られました。夏休み明けのこうした姿はこれまでの経験の積み重ねの表れです。季節の変化とともにあおぞら学年の秋も豊かな実りのある秋となるよう過ごしていきたいと思います。

 写真は、学級で行った夏休み自由研究発表会の様子です。
 全員が、夏休みに取り組んだ課題や自由研究を紹介しました。みんながしっかりと課題や研究に向き合った様子が伝わってきました。19人それぞれが違ったことに興味をもって、まとめているものがたくさんありました。聞いている子供たちも、発表のよさを感じながらしっかりと聞き、質問をすることができました。
画像1 画像1
画像2 画像2

ミラとクルと過ごす日々〜1年生

画像1 画像1
 夏休み中、ファーミーランドの職員の方からミラとクルを迎えに来る日について連絡がありました。夏休み明けの初日、子どもたちにそのことを伝えました。

 「みんなに大事なことを伝えなければなりません。ミラとクルとお別れする日が決まりました。」子どもたちは『ついに来たか…』という表情でこちらを見ています。
 「いつ?!」と聞き返した子どもたちに「11月7日です。」と伝えました。
 すると、子どもたちはほっとした表情で「よかった!」「まだたっぷりある!」と口々につぶやきました。「9月何日」と言われるのではないかと予想した子どもたちにとっては、「まだたっぷり!」と感じたようです。

 「その日」まであと2か月と少し、ミラとクルと一緒にやりたいことをわっパーク会議で話し合い、作文シートに意見を書きました。いろいろな意見が出ていますが、子どもたちが自分たちの力でやり方を考え、計画を立て、実現できるようにしていきたいと思います。 
 まずは、やりたいこと企画第1弾として、3週連続で公園へのお出かけを予定しています!

聴き方を更新する姿〜4年生

画像1 画像1
 先週の音楽の時間、「ちょっとまってね」というリコーダーの楽曲の学習を行いました。「ちょっとまってね」はリコーダーの「シ」の音だけで演奏される楽曲で,主に3年生のリコーダー学習で扱われることが多い楽曲なのですが,夏休み明けで基本に立ち返ってほしいという思いから演奏してみました。
 レインボーの子どもたちも学習済みなので,伴奏を聴いてすぐに演奏することができました。2回ほど演奏したあと,「今の演奏はどうだった?」と問いかけてみました。

 最初は「よかったと思う」と答えた子どもたちですが、「本当によかったと思っている?」と再び問いかけると、「ちょっと自信ない・・・」と評価が変わってきました。この段階では、自分たちの音楽がどうだったのかを考えずに演奏していたのかもしれません。

 そこで、再度演奏し、もう一度問いかけてみました。
 すると子どもたちから「フレーズの終わりがよくなかった」という声があがりました。そこに気付けたので、その後は「まだ合っていない」「もう一度吹きたい」「4拍目で休符にしないといけないよ」と,いろいろなアイディアを出しながら,こだわって演奏しようとする様子が見られました。耳をそばだてて聴くことで,こだわって音楽に向き合った場面でした。子どもの聴き方が更新されたからこその姿です。

 このように子どもが主体的にやり取りをして学習を積み重ねている様子が,様々な場面で見受けられました。これまでの学びがしっかりと積み重ねられていることを感じています。

画像2 画像2

夏の間の成長〜3年生

 夏休みが明けて1週間が経ちました。夏休み明けからすぐにスマイル学年の子どもたちみんなが明るく前向きに再スタートできたことをうれしく思っています。
 
 先週は、夏休み中に取り組んだことを紹介したり、学校生活のペースを取り戻したりすることを中心に活動しました。学級での自由研究発表では、一人一人が夏休み中に取り組んだ成果をしっかりと発表することができました。みんなの前で発表する経験だけでなく、友達の話をよく聞き評価する力も育てたいと考え、評価シートに記録しながら聞くようにしました。みんなが真剣に話を聞いてくれるので、発表する方も緊張感をもって発表する経験ができました。夏休みのブランクがあっても、しっかりとした発表会にすることができました。

 理科の学習では、夏休み中に成長したヒマワリとホウセンカを観察し、ものさしを使っいながら成長の様子を記録しました。
 「ぼくたちも大きくなったけど、ヒマワリはもっと大きくなったよ」
と、夏の間の成長を実感している様子が見られました。

 体育の学習では、体慣らしも兼ねて体育館で「折り返しリレー」をしました。4人でチームを組んで体育館の壁までの1往復を区間としてリレーをし、順位とタイムの伸びを競います。ただし、区間にマーカーコーンを8個自由に置いて、その間を1歩で走る制限をしました。コーンとストップウォッチを渡すと、子どもたちはどのようにコーンを置くか自然と相談し始めました。そして、実際に走ってタイムを計ってまた相談。試行錯誤を繰り返します。2回レースをしたのですが、どのチームも2回目のタイムが伸びて大喜びしていました。話合い、協力する力もしっかり伸びています。

 この1週間で子どもたちが夏休み中にもしっかりと経験を積んで成長したことが分かり、とてもうれしく思いました。これからの成長がもっと楽しみになりました。

画像1 画像1
画像2 画像2

元気に会えて嬉しいです〜2年生

画像1 画像1
画像2 画像2
 久しぶりのきらめき村では、ヒョウタンやゴーヤー、カボチャやメロンなど、夏休み前になっていなかった実を観察したり、収穫したりしました。夏野菜もそろそろ終わりに近づいてきていますが、夏野菜を育てたり観察したりして、味わったことで、たくさんの学びや成長をすることができました。

 算数「かさ」の学習で、リットルやデシリットル、ミリリットルなどの単位やマスを使ったはかり方の学習をしています。単位の換算や、日常生活で使うことの少ないデシリットルなど、生活の中にある牛乳パックやペットボトル、ジュースの缶などと関わらせて学ぶことで、量感を育んでいけたらと思います。

 夏休みに取り組んだ課題をお互いに見合って、ハートぽかぽかカードでよいところを伝え合いました。ポスターや絵、科学研究や観察、習字や工作など、どれも力作ぞろいです。作文からも夏休みにたくさんの経験をしてきたことがよく分かりました。20名の子どもたちと共に、1学期後半もきらめきパワー120%で頑張っていきたいと思います。

気づき、考え、実行するの集大成〜6年生

 8月20日から始まった3泊4日の山の学校、子どもたちは大きな怪我や事故なく、無事帰ってくることができました。
 子どもたちは、この4日間でたくさんの成長を遂げました。20日から23日までの4日間、「先生、次は何をするんですか?」という質問は、ありませんでした。私が「次は何時に何があるの?」と聞くと、「次は、〇時に△△をします。」と即答することがほとんどでした。それだけ、子どもたちはしおりをよく見て、次に何をすればいいのか考えていました。

 残念ながら、立山登頂はできませんでしたが、ミクリガ池の周辺を1時間散策した時のことです。「ここは段差があるよ、気を付けて。」、足を滑らしたり、バランスを崩して転びそうになったりした友達に対して、すかさず「○○さん大丈夫?」と声を掛ける姿、「その石、滑るよ!」など友達のことを想っての声掛けがたくさんありました。これらの子どもの姿を見ることができて、本当にうれしかったです。子どもたちは、本当によく頑張りました。今回の立山自然教室は、今後の学校生活に間違いなく、よい影響を及ぼしてくれます。残りの学校生活も、「気付き・考え・実行する」を大切にしてくれると思います。
画像1 画像1
画像2 画像2

8月1日、「長岡市恒久平和の日」を迎えました

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 長岡空襲から74年目の夏です。8月1日を迎え、今朝から慰霊行事が行われました。

 平潟神社では、午前6時から戦災殉難者慰霊祭が行われました。

 町校の学童109名の尊い命も含め、1488名が亡くなった長岡空襲。今年も6年生が、平和の森公園で午前8時から行われた「空襲で亡くなった子どもたち・教職員と市民を追悼する集い〜2019平和祈願祭〜」と午前9時からアオーレで行われた「長岡市平和祈念式典」に参加し、心を込めて祈りを捧げてきました。(平和祈念式典中の撮影・録画は禁止されており、画像は式典開始前の1枚です)

 今晩は、灯篭流しや午後10時30分には慰霊花火の打上もあります。そして、2日・3日は長岡まつり大花火大会です。

 7月22日の夏休み前全校集会講話(こちら)でもふれましたが、あらためて命や平和の大切さ、有難さ、尊さをかみしめる3日間にしたいものです。

春〜夏の成長を振り返って〜3年生

 明日から夏休みに入ります。3年生のおよそ三分の一が経過したことになります。
 この間学級では、「みんな えがお」の学年目標を目指して、「学習・生活のきまりを整えること」と「みんなで意見を交わしながら関わりを深めること」に重点を置いてきました。

 4月当初は活動を始めるのにとても時間がかかりました。活動開始に合わせて私語を止めたり、整列や着席をすることができなかったためです。
 これは個人の課題でもあり、集団の課題でもありました。正しい行動について理解していても、実際に行動できない、あるいは自分だけできて満足している状態でした。
 しかし、現在は自分たちで決めた「みんなで声を掛け合う」の合言葉のもと、学習の初めにはきちんと準備を整えて活動をスタートすることができるようになりました。

 一事が万事で、「みんなで声を掛け合う」は、学習でも成果を発揮してきています。例えばグループで学習する際、特定の子の考えだけが優先されるのではなく、みんなの声を聴いてグループとしての考えを導くようになっています。
 これらのことは指示されたわけではなく、子どもたち自身で考え、議論し、獲得してきた力です。今後も子どもたちのもてる力を引き出すことができるよう一緒に考えていきます。

画像1 画像1

海ノート〜5年生

画像1 画像1
 いよいよ明日から「海の学校」です。これまで、子どもたちは日々の生活の中で自信を深めたり、思うようにいかないことに不安や焦りを感じたりしながら、少しずつ成長しています。「海の学校」に向けて練習を始めた時から書き始めた「海ノート」の子どもたちの振り返りについて一部紹介します。

○練習を始めたころの「海ノート」を振り返りました。そこには、今私ができていないところが書いてありました。今日はそこを意識して取り組みました。人を待たせない、行動するときしゃべらないができませんでした。なので、次回それをより意識して取り組みたいです。
○海の学校で2000メートル泳ぐことはすごい自信につながると思います。だから、最後まで全力で泳ぎ切ろうと思います。そうするには、全員で協力していくことは欠かせません。また、大人の人たちからも協力していただいています。感謝の心をもって全員で2000メートルを完泳したいと思います。

 始めは自分の泳ぎのことだけで精いっぱいだった子どもたちですが、次第に隣で泳ぐ仲間のペースを考えたり、「ファ〜イト〜」の掛け声をしっかり出したりするようになってきました。
 練習の過程では自分の改善するべきところが分かっていても、ついつい甘えの気持ちをが出てしまう場面も見られました。
 しかし、改めて自分たちを支えてくれる人の存在を考える学習を通して、心の変化が見られるようになってきました。そして、いろいろな壁にぶつかりながらも2000メートル完泳を目指して、前向きに学習活動に取り組むようになりました。終わった後、子どもたちが充実感を感じることができるような「海の学校」にしていきたいと思います。


画像2 画像2

3年生の「31人プロジェクト」大成功!!〜すばる学級

 多くの人にすばる学級に来てもらい,すばるのよさを知ってもらう企画「すばるにおいでよ!めざせ31人プロジェクト」をついに達成しました!
 すばるでぶんぶんごまを楽しんでいる姿を見た子から,「ぶんぶんごまって,楽しいの?」「どうやって回すの?」と質問が出ました。そこで,「すばる新聞 第2号」を作って,ぶんぶんごまの遊び方を紹介することにしました。
新聞を作るにあたり,国語の「こまを楽しむ」という説明文の学習を生かし,文章の内容や構成を考えて書きました。教科書の文章を手本にしながら,新たに注意事項も加えるなどの工夫も生まれました。

 出来上がった新聞は,3年生教室に掲示してもらいました。また,3年生全員分のこまを作ってプレゼントしたいという思いも生まれ,33人分のこまを協力して作りました。
 
 さらに,まだすばるに来ていない友達を調べ,個別に声を掛けるという努力が実を結び,ついに31人全員達成することができました!この活動を通して,「物事を順序立てて説明する力」や自ら友達に関わる「コミュニケーション力」を伸ばすことができました。

 夏休み明けは,5年生に働き掛けて「50人プロジェクト」に挑戦していきます。
画像1 画像1

すごい!ロボットが自分で考えて動くなんて!〜6年生

画像1 画像1
 夏休み前にお会いしたのは、長岡工業専門高等学校のロボティクス部で活動している樋口さんです。今までは働いている大人の方にお会いしてきましたが、今回はあえて子どもたちの少し先輩の学生さんからお話を聞きました。
 2年前に大会に出場し、見事、世界一になったロボットを持ってきて子どもたちの前で実際に動かしてくれました。ボールの色で識別し自分で考えて動くようプログラムされており、動きも素早く、子どもたちからは歓声が上がりました。
 
 ロボットの技術だけでなく、考え方にも子どもたちは共感するところが多かったようです。樋口さんのように夢をもち、諦めずに努力し続ければ、夢は叶うと感じたようです。 また、それには仲間が大切であり、やりたいことを見付け、どんどん挑戦した方がいいというアドバイスももらいました。年齢の近い先輩の素敵な姿を見て、多くの刺激を受けた子どもたちでした。

画像2 画像2
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
学校行事
9/19 校内持久走記録会
9/21 西部保育園運動会(体育館グラウンド使用不可)
9/23 秋分の日
9/24 音楽朝会(文化祭リハ) PTAガラス拭き15:50-16:40
9/25 持久走予備日