どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

スキーを楽しみました〜4年生

 18日に、古志高原スキー場にてスキー教室を行いました。
 暖冬による雪不足の中でも、山古志には十分に雪があり、楽しくスキー授業を行うことができました。
 昨年度までの経験や感覚が生きていたようです。少し急な斜面でも、挑戦している姿がありました。
 
 学校に帰ってきてから、
 「急な斜面でもスピードを調整して滑ることができたよ。」
 「板を並行にして滑るやり方を教えてもらって、うれしかった。」
 「ジャンプしたり、友達の後ろについていったりして、楽しかった!!」
 など感想を話し合っていました。技術の向上を感じていたようです。
 
 また、班で学習を行っていたのですが、一緒の班の友達が遅れていても責めたりせず、温かく励ましていました。
 休憩時間には、みんなで雪合戦を楽しんでいる様子もあり、お互いが気持ちよく、仲良く過ごせるように、行動できるようになっていると感じました。
 2回目のスキー教室は八海山麓スキー場です。次回も、安全に、楽しくできるようにしたいと思います。

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「チームフェニックス」へのアプローチ〜5年生

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〜「合意形成」(様々な考えをもった人たちの意見の一致を図ること)ができる集団に〜

 合意形成の場面は子供たちの今後の人生で何度もあると思います。人が人と共に生きていく以上、必要なスキルです。
 今年度の学年目標としている、集団をチーム(一人ではできない課題を良好な関係を構築しながら解決する集団)にすることも、そのような将来につながっています。
 そこで、合意形成ができるチームを目指して、クラスの話合いを以下の手順で行うこととしました。

○まず、話合いの目的を全員で確認する。
○次に、目的に沿って意見を出し合い、課題解決のための最良の方法を検討する。
○最後に、課題解決の方法を全員で共通認識する。

 その一つのアプローチが総合的な学習の時間における話合いです。
 「お米大好きプロジェクト」として、自分たちが作った米をどうするかについて何度も話合いを重ねてきました。話合いの仕方も、目的に応じて「対話」「討論」「議論」と様々な形態を経験しました。初めのうちは意見をまとめるのに時間がかかりましたが、話合いの目的に沿ってみんなで考えを伝え合い、検討することで、みんなが納得できる結論を導くことができるようになってきました。

 11日(金)の学習参観の授業は、そうした話合いの先のゴールとして子供たちが設定した内容でした。子供たちが発表で使った資料は、すべて子供たちが必要だと考え、自分たちで自発的に作りました。授業の間、指示がなくても、自分たちで考えたことを自分たちで実行できる子供たちをとても頼もしく感じました。
 合意形成ができるようになるとともに、学年目標に大きく一歩近づいたことを感じました。

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カッターを使おう〜3年生

 今、図工の授業で、「ステンシル版画」をしています。
 この版画制作の中で、カッターを使っています。今までの図工でカッターを使ったことがないので、今回初めて使う子どもが多いです。
 カッターは、使い方を誤ると、大きな怪我につながることがあります。そして、上学年になると、版画で彫刻刀を使うことが多いです。
 3年生でも版画で刃物を使いたいと思い、カッターを使うステンシル版画にしました。刃物のルールや使い方をしっかり守り、怪我のないように作業を進めています。

 レインボー学年の子どもたちは、「先生、カッターを使うことが楽しい。」「初めてカッターを使った。」「きれいに切り抜くことができた。」など版画を楽しんでいる様子が伺えます。次は、版画に色をつけていきます。子どもたちの想いがつまった作品が出来上がりそうです。

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卒業文集作成に取り組んでいます〜6年生

 卒業式まであと2か月。
 スター☆学年は、今、卒業文集作成に取り組んでいます。
 「3年生の時,なぜかリコーダーをもってアオーレに行ったら…」や「2年生の時のピザ作りが…」と,これまで経験してきたことを思い出し,それぞれから学んだことを書き表しています。
 子どもたちの下書きを読みながら「懐かしいなぁ」と感じています。
 きっと子どもたちも同じ気持ちで作成しているのではないかと思っています
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伝統を受け継ぐ〜4年生

 鼓笛隊移杖式に向けての練習が始まりました。リコーダーの演奏だけではなく、姿勢や挨拶などにも気を付けて取り組んでいます。挨拶の声や、教えてくれる6年生の話を聞いている姿からは、鼓笛隊を受け継ぐことへの期待ややる気が感じられました。
 「リコーダーの持ち方を初めて知った!難しいね。」
 「指揮を見ながら演奏するのは大変だ。練習しなくちゃ。」
 「演奏しながら歩くことができるように、やってみよう!」
 など、教わったことを復習する様子や、友だちと声を掛け合って休み時間にもリコーダーの練習をする姿が見られています。
 
 6年生は、自分たちが教わったことや大切なことを思い出しながら、やさしく、丁寧に教えてくれています。そんな先輩の姿も心に刻みながら、練習に励んでほしいと思います。

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動けるかな〜3年生

 24日(木)に下学年のスキー教室が予定されています。
 しかし、現在のところ残念ながらグラウンドにも雪がない状況です。
 そこで、体育館でスキー授業をすることにしました。体育館にマットを引き、そこでスキー靴を履いたり、スキー板を履いて歩いたりしました。
 子どもたちは、スキーの着脱を自分でやり、すべて自分で片付けることができました。「冬休みに練習をした。」という声をたくさん聞くことができました。体育館でも十分な練習ができます。子どもたちと楽しくスキー練習をしていき、24日(木)に備えたいと思います。
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児童会役員選挙を通して〜5年生

 10日(木)に来年度の児童会役員を決める選挙が行われました。
 この選挙には、フェニックス学年から多くの子が立候補者としてチャレンジしました。 立候補者は、12月中から演説原稿作成に取り組み、3日間に渡る昼の教室訪問演説と、選挙前の立会演説会を立派にやり遂げました。勇気をもって立候補した子供たちは、児童会役員選挙を通して貴重な経験をしました。

 立候補者の頑張りを支えたのは、自発的に責任者を引き受けた子供たちです。
 立候補者と共に選挙ポスターを作ったり、教室訪問演説に同行してアピール演説をしたりしました。立候補者と責任者が演説で不在のときには、残った数名で全員の給食準備をしていました。
 振り返ってみると、児童会役員選挙はフェニックス学年にとって総力戦でした。子供たちはそれぞれ違った立場でしたが、全員で選挙に立ち向かっていました。
 11日(金)、給食の時間に、放送で選挙結果が発表されました。
 発表と同時に、子供たちからは誰からともなく拍手が起こり、全員に広がりました。教室は、とても温かく、清々しく、前向きな雰囲気に包まれました。
 リーダーを中心に、自分たちが次の町校をつくっていくという、静かで強い意志を感じました。
 フェニックス学年が、児童会役員選挙を通して大きくチーム力を高めたことを目の当たりにして、とてもうれしく思いました。

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学校保健委員会を行いました〜6年生

 今年度の学校保健委員会は,6年生家庭科「目的に応じた献立を考えよう」の学習をもとに開催しました。

 これまで子どもたちは,食品に含まれる栄養素の役割について学び,それらが有効に働くような観点で,一食分の献立を考えてきました。最初は,一食分の昼食を考え、主菜と副菜のバランスや分量を考えたり,役割を知ったりすることの大切さについて学びました。
 その上で,今回は「中学生になった時の具体的な場面」を想定して考えた献立を発表し,栄養教諭からアドバイスをもらうという内容でした。
  
 具体的な場面は「試験がある日の朝食」「午後から部活動がある昼食(運動部)」「帰宅が夜遅くなった日の夕食」という3場面です。どれもこれからの自分たちに起こり得る具体的な場面です。どのグループも,「朝食は作りおきを有効に活用する」や「頭を働かせなければならないので,身体を温めるものや,エネルギー効率のよいものがいい」「部活では身体を動かすわけだから,筋肉をつくるたんぱく質をとりたい」といった「目指す姿を実現するために,何を食べるか」を真剣に考え,じっくりと相談したことが分かる献立でした。

 また、どの子どもも真剣に仲間の発表を聞いたり,栄養教諭の指導をメモしたりしている様子があり、「自分のこと」として真剣に学習していました。
 つい「なにかしら食べていればいいでしょ」や「食べたいものを食べたいよね」と考えてしまいがちですが,「自分がどんな姿を目指すのか」と「実際に体内に取り入れる食事」は密接に関わっています。6年生の段階でそのことを学び,これから実践していこうとする姿に出会えたことはとても嬉しいことでした。

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平成31年の幕開け〜6年生

 平成31年がスタートし、スター☆学年が表町小学校で過ごす日々も,残すところ2か月あまりとなりました。
 冬休み明けからは「児童会役員選挙」「鼓笛隊移杖式」「JRC修団式」そして「卒業式」が行われます。それぞれの活動や行事は,6年生から5年生以下の学年にバトンを渡す意味があります。表町小学校で学び,培ってきたものを自覚し,発信する時になりました。
 
 8日の1時間目に鼓笛隊移杖式に向けての顔合わせ会を行いました。
 それぞれの楽器ごとに5年生や4年生に指導するペアがあり,昼休みやみゆきの時間を使って一緒に練習をしていきます。楽器を演奏する技能だけでなく,挨拶や返事,時刻を守る,物を大切にする,整理整頓,そして「決してあきらめることなく,自己の最善を尽くす」といった姿勢や態度を伝えていきます。

 顔合わせ会を行った日の昼休みから,移杖式に向けて打ち合わせをしたり,練習を行ったりする姿が見られました。どのパートも,どの子どもも真剣に教えていました。子どもの成長を感じる一場面です。

 もちろん,「挨拶や返事,時刻を守る…」といった姿勢や態度を全て,6年生の子どもが完璧にできているわけではありません。
 しかし「教える」という立場は「範を示す」ことが求められます。6年生の子どもが,教え伝える活動を通して,鼓笛の伝統を改めて自覚し,「これが町校の卒業生だ」と背中で語れるようになってもらいたいと思っています。

 今のスター☆学年は,まさに「町校物語」の最後のセリフにある、
 「僕たちは、確かに見てきました。この学校の歴史を。そしてたくさんの卒業生たちを。今度は、僕たちが卒業生になって、この町校の魂をバトンにして、受け渡していく番」なのです。

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一筆入魂〜1年生

 9日に校内書き初め大会が行われました。
 きらめき学年にとって初めての書き初め大会。
 これまでどんなことに気を付けながら練習してきたかを思い浮かべながら集中力を高めました。
 いよいよ本番。一画一画手本を見ながら真剣に書きました。
 これまでは、急いで書いていた子どもも、ゆっくりじっくりとよい姿勢で書いていました。
 「すっごく上手になった!」
 「書き初め大会の日が一番上手にできた!」
 そんな感想をもった子どもがたくさんいました。これまで練習した成果が表れたようです。今後もよい姿勢で丁寧に字を書く習慣を身に付けていきたいです。

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真剣!書き初め大会〜4年生

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 9日、校内書き初め大会が行われました。寒い体育館で、気持ちを引き締めて臨みました。
 始めに放送で校長先生からのお話を聞きました。どんな字を書きたいか、これまでどんなことに気を付けながら練習してきたかを思い浮かべながら集中力を高めます。
 いよいよ本番。一画一画手本を見ながら真剣に書きました。始筆の入り方、折れや曲がり。丁寧にじっくり書く姿が見られました。「とても上手く書けた!」「春の花の『の』の字が難しかったけれど今日は1番上手に書けました」と、満足そうな表情が見られました。

 書き初め展に掲示する作品を選ぶ時にも、「冬休みより断然上手にできた!」「会心の一筆!」などの声が聞かれました。冬休みにたくさん練習した成果が表れました。

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校内書き初め大会にて〜3年生

 9日に校内書き初め大会がありました。
 3年生は、はじめて体育館で毛筆の書き初めを行いました。

 子どもたちは、12月から書き初めの練習を始め、冬休みにも「心の友」という字を一生懸命練習してきました。この書き初め大会で練習の成果を出せるように、真剣に取り組んでいました。
 書き初め大会の後には、「今回の字が一番うまくいった。」「上手に書くことができた。」など、喜びの声を聞くことができました。

 書き初め大会が終わると、後片付けをします。
 後片付けが終わると教室へ戻りますが、その時、3年生の何人かが体育館に残っていました。何をしているのかなと思って見ていると、「先生、水飲み場が墨で汚れています。掃除していいですか」と、全校が使っていた水飲み場を掃除しはじめたのです!

 とてもすばらしい行動でした。気付き、考え、行動することを実現した姿だったと思います。
 この気付き、考え、行動することをレインボー学年ではとても大切にしています。
 人に何か言われてするのではなく、自分から気付いて、考え、行動することを目標とし、最近は言われなくても行動できる子どもが増えてきました。着々と上学年になる準備ができてきたレインボー学年です。

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2019年がスタート!〜1年生

 2019年がスタートしました。
 まずは書初め大会、スキー教室、柿川雪まつり、そして、新1年生の1日入学、6年生を送る会、卒業式と大きなイベントがたくさんあります。
 「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」といいます。油断していると、あっという間に過ぎてしまう3か月。1日1日を大切にし、学力や体力を高め、仲間の絆を強くし、たくさんの思い出を作っていきたいと思います。

2019年、2学期後半のスタートです!〜5年生

 新しい年となり、表町小学校も今日から2学期後半がスタートしました。
 フェニックス学年が5年生として過ごすのは、あと3か月になりました。
 学習面では、5年生で学んだことがしっかりと身に付くように、復習しながらまとめの学習をしていきます。
 学校生活では、1月の「児童会役員選挙」、2月の「鼓笛隊移杖式」、3月の「6年生を送る会」と、次年度最高学年となるための準備が進んでいきます。一人一人が力を発揮し、成長を実感できるよう活動していきます。

 4月からは6年生に進級します。自分自身を成長させながらも、さらに人のために考え、実行する力が求められます。希望と自信をもって進級できるように、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

鼓笛隊の移杖に向けて2 〜5年生

 鼓笛隊のオーディションをすべて終え、6年生から引き継ぐパートが決定しました。オーディションですので、当然合格、不合格があります。それを理解した上で、どの子も自分の希望する楽器のオーディションに、勇気をもってチャレンジしました。ライバルとなる子供たちと一緒に6年生に指導を受けるのですが、変に意識することなく、教え合い、助け合って練習に励む姿が印象的でした。

 オーディションは、毎年昼休みに音楽室で行います。当日の朝の子供たちは、いつもどおりのように見えました。しかし、給食になり、その時が近づくと、緊張からか集中しているからか、だんだんと言葉少なになりました。
 ときどき「あー、緊張する。どうしよう。」と、独り言も聞こえてきました。いよいよ本番です。オーディションに向かう5年生に対して、6年生が声を掛けたり、励ましたりしてくれました。

 身支度を整えて本番に臨みます。教師の「どうぞ」の声の後、「失礼します!」と元気にあいさつをして入室します。どの子からも緊張と真剣さが伝わってきました。
 練習どおりにできた子もいれば、うまくいかなかった子もいました。しかし、どの子も最後まで逃げ出さずに予定されていた演技・演奏をやり遂げました。

 1度目のオーディションの結果は、翌日伝えました。結果がどうあれ、その場で子供たちは表情を変えません。しかし、教室を出ると感情があふれ、お互いに健闘をたたえ合ったり、慰め合ったりする姿がありました。

 結果発表後すぐの昼休みのこと、教室で演奏練習をする姿がありました。1回目のオーディションで落選した子でした。そして、その子の周りで練習に付き合う仲間の姿がありました。「町校魂」「不撓不屈(ふとうふくつ)」。その言葉が脳裏をよぎり、その姿に本当に感心しました。短い期間ではありましたが、オーディションを通して子供の成長を垣間見ることができました。
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差別をなくすために自分たちができることは・・・?〜4年生

 12月4日から10日まで人権週間でした。それに関わって表町小学校では、人権教育強調期間を設け、全学級で人権教育・同和教育の授業を公開しました。

 4年生は14日に「ざるにはざるを」という題材を使って学習しました。
 この話は、ある村の人が物を買う時にだけ、店の人はお金を柄のついたざるに入れさせ、受け取ったお金は水で洗ってから銭箱に片付けていたという話から始まります。
 子どもたちは、まずこの場面を読み、「なんで?」「どうしてこの村だけこんな事をされるのだろう?」「同じお金のはずなのに・・・」と、店の人たちがしていることの不条理さに気付いていました。
 しかし、発言の中に「きっと昔悪いことした人がいたんじゃない?」「店の人を怒らせるような何かがあったんだと思うな。」という言葉も出てきて、「差別される側にも原因がある」といった見方もありました。

 そこで「いわれのない差別をされている人や地域があること」「どんな理由であれ差別は絶対にしてはいけないこと」を改めて確認し、差別をなくすために自分たちができることをグループで考えました。
 たくさん意見を出し合い、一人一人が「差別をしない」決意をもち、差別のない世界には何が必要か真剣に考えていました。
 その中で、「差別をしている人は、差別していることに気付いていないことが多いから、ちゃんと周りが注意することや、勇気を出して立ち向かうことが大切だ」と話したグループがありました。まさに、この授業で考えてもらいたかった事です。

 差別をするのも人間、差別をなくすのも人間です。
 差別のない世界をめざし、この学習で考えたことを心にとどめておいてもらいたいと感じた授業でした。

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先生、わたしがやります!〜1年生

 最近の1年生の教室では、子どもたちが「先生、わたしがやります!」と話し掛けてくる場面がたびたびあります。
 給食当番の子どもが欠席だったり体調が悪かったりすると、「○○君がいないから、わたしが代わりにやります。」「じゃあ、明日も休みなら、ぼくがやるね。」という調子で、子どもたちが自ら「気付き、考え、行動して」学級のフォローをしています。

 この助け合いの輪は少しずつ広がりを見せています。給食当番が気付かぬうちに汁物を廊下にこぼしていました。それに気付いた女の子は、教室で普段やっているように新聞紙をもってきて、汚れをふき取り始めました。また、その女の子に気付いたほかの1年生や6年生も手伝ってくれたのです。
 毎日の学習や生活の積み重ねの中で、2年生進級に向けて確実に成長している瞬間を間近で見ることができました。
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町校物語リリック上演に大きな称賛!〜6年生スター学年

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 平成最後の年も、年の瀬が近付いて来ました。今年は長岡開府400年、戊辰戦争から150年という節目の年でした。長岡空襲からは73年です。創立147年の表町小学校は、児童109名の尊い命が長岡空襲の犠牲となりました。この73年の年月は、町校の歴史の半分の時間ということになります。

 この節目に、6年生が町校での学びの集大成として、演劇「町校物語〜明治4年 大橋佐平と描く未来」の制作にチャレンジしました。
 長岡市教育委員会からは熱中!感動!夢づくり教育:夢企画事業の助成を受け、二人の本物、山本タカ様、荒井和真様からは、それぞれ脚本、演出を担当していただきました。
 先週13日には学校で全校児童を前に壮行上演を行い、昨晩、リリックホールにて無事上演を終了することができました。

 リリックホールには、保護者や御家族、地域の皆様をはじめ、教育委員会の皆様、学校関係者の皆様など、250名ほどの来場者がありました。6年生スター学年が、思いを込めて演じたこの場限りの演劇をじっくり鑑賞していただきました。
 皆様からは、感動の面持ちで称賛の声をいただきました。皆が、町校魂、町校への愛着と誇りを共有できた素晴らしい時間芸術になりました。ありがとうございました。

 なぜ、町校と呼ばれるのか? なぜ、校歌が二つあるのか? 町校魂とは?など、子どもたちは、表町小学校147年の歴史を学ぶ中で、幾多の困難を克服してきた多くの先人の願いや苦労に思いを馳せながら、感謝の念と、町校への愛着と誇りを一層強くし、これからの自分の在り方、生き方を見つめることができました。

 伝統の鼓笛隊パレード、海の学校、山の学校など、価値ある体験を積み重ねながら、今年度、町校の顔として活躍してきた6年生も、あと三月で町校を卒業し、新たなステージに立ちます。
 町校で学んだことへの自信と誇り、不撓不屈の町校魂を見失うことなく、生涯をかけて、自分と世の幸せを創り出す志を立て、未来に向かって、賢く、優しく、たくましく、前へ!前へ!と歩み続けてくれるものと信じております。
 
 6年生に併走していただいた山本様、荒井様をはじめ、長岡市教育委員会の皆様、保護者、地域の皆様、そしてサポートしていただいた全ての皆様に、感謝申し上げますとともに、これからも町校を支えていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

鼓笛隊の移杖に向けて〜5年生

 先週、「鼓笛隊の楽器オーディション」が行われました。
 フェニックス学年の子どもたちは、このオーディションに向けて熱心に練習していました。
 6年生が指導者となり、演奏方法や行進の仕方から、心構えや態度について丁寧に教えてもらいました。鼓笛の練習に向かう子どもたちの行動は、とても主体的です。

 教えてくれる先輩に対しては、朝のうちに予定を伺い、練習のお願いをします。練習では、「お願いします!」や「ありがとうございました!」というあいさつを欠かしません。いつも以上に緊張感をもち、礼儀を大切に行動していました。
 その他にも、服装を整える、時間を厳守する、楽器は手袋をはめて丁寧に扱うなど、厳格なきまりがあります。これらは、「鼓笛の伝統」だと子どもたちみんなが理解しています。伝統を引き継ぐことを通して、人として大切なことを学んでいます。

 表町小学校の鼓笛隊は、結成から今年で58年目を迎えています。
 鼓笛パレードのときに、鼓笛隊一期生の方が結成当時は楽器を調達するのに苦労したことや、先生が一生懸命に教えてくれたことを話してくださいました。
 鼓笛隊は、そこから1年ずつ年を重ねて今があります。現在の鼓笛隊は子どもたちによる主体的な組織であり、子どもたちが「気付き、考え、行動する」主体性を育てる教育活動となりました。

 そのことから考えると、「伝統の継承」とは、「今までと変えずに行うべきもの」でもあり、「今までとは変えていかなければならないもの」でもあることが分かります。
 つまり、引き継ぐべきものは「積み重ねてきた精神(スピリット)」であり、変えるべきものは「環境や自分たちに合った方法」なのではないかと思います。

 子どもたちは「次は自分たちが鼓笛隊を引っ張る」「演奏方法や行進の仕方を完璧にマスターする」という目標と意欲をもち、伝統の鼓笛隊と向き合っています。そして、技術と同時に精神(スピリット)も学んでいます。本当の意味の伝統を引き継ぎ、立派に鼓笛隊をリードしてくれると確信しています。

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親子行事を楽しみました〜3年生

 11日に3年生親子行事を行いました。
 
 最初の「親子ドッジボール」では、親子みんなで楽しくゲームすることができました。
 「3年生の子どものボールがあんなに速いとは思わなかった。」
 「お母さんにボールを取られた。くやしい。」
 など様々な声が聞かれました。
 勝ち、負けに関係なく、みんなの笑顔をたくさん見ることができた親子行事でした。

 給食試食会のあと、午後からは親子ブラッシング教室でした。
 明倫短期大学の講師の方から、虫歯のことや、虫歯にならないためには、どのように歯磨きをすればいいのかなどを教えていただきました。
 子どもたちは、なんだか照れているような表情でしたが、お家の人と楽しく歯磨きをしていました。歯は、毎日磨きます。毎日の歯磨きをどうするかがとても大切です。家庭でも、学校でも、食後の歯磨きにしっかり取り組んでいきたいものです。
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学校行事
3/18 卒業式会場準備
3/19 給食最終日 5限放課 下校指導
3/20 終業式、卒業式練習