どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

鼓笛隊の移杖に向けて2 〜5年生

 鼓笛隊のオーディションをすべて終え、6年生から引き継ぐパートが決定しました。オーディションですので、当然合格、不合格があります。それを理解した上で、どの子も自分の希望する楽器のオーディションに、勇気をもってチャレンジしました。ライバルとなる子供たちと一緒に6年生に指導を受けるのですが、変に意識することなく、教え合い、助け合って練習に励む姿が印象的でした。

 オーディションは、毎年昼休みに音楽室で行います。当日の朝の子供たちは、いつもどおりのように見えました。しかし、給食になり、その時が近づくと、緊張からか集中しているからか、だんだんと言葉少なになりました。
 ときどき「あー、緊張する。どうしよう。」と、独り言も聞こえてきました。いよいよ本番です。オーディションに向かう5年生に対して、6年生が声を掛けたり、励ましたりしてくれました。

 身支度を整えて本番に臨みます。教師の「どうぞ」の声の後、「失礼します!」と元気にあいさつをして入室します。どの子からも緊張と真剣さが伝わってきました。
 練習どおりにできた子もいれば、うまくいかなかった子もいました。しかし、どの子も最後まで逃げ出さずに予定されていた演技・演奏をやり遂げました。

 1度目のオーディションの結果は、翌日伝えました。結果がどうあれ、その場で子供たちは表情を変えません。しかし、教室を出ると感情があふれ、お互いに健闘をたたえ合ったり、慰め合ったりする姿がありました。

 結果発表後すぐの昼休みのこと、教室で演奏練習をする姿がありました。1回目のオーディションで落選した子でした。そして、その子の周りで練習に付き合う仲間の姿がありました。「町校魂」「不撓不屈(ふとうふくつ)」。その言葉が脳裏をよぎり、その姿に本当に感心しました。短い期間ではありましたが、オーディションを通して子供の成長を垣間見ることができました。
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差別をなくすために自分たちができることは・・・?〜4年生

 12月4日から10日まで人権週間でした。それに関わって表町小学校では、人権教育強調期間を設け、全学級で人権教育・同和教育の授業を公開しました。

 4年生は14日に「ざるにはざるを」という題材を使って学習しました。
 この話は、ある村の人が物を買う時にだけ、店の人はお金を柄のついたざるに入れさせ、受け取ったお金は水で洗ってから銭箱に片付けていたという話から始まります。
 子どもたちは、まずこの場面を読み、「なんで?」「どうしてこの村だけこんな事をされるのだろう?」「同じお金のはずなのに・・・」と、店の人たちがしていることの不条理さに気付いていました。
 しかし、発言の中に「きっと昔悪いことした人がいたんじゃない?」「店の人を怒らせるような何かがあったんだと思うな。」という言葉も出てきて、「差別される側にも原因がある」といった見方もありました。

 そこで「いわれのない差別をされている人や地域があること」「どんな理由であれ差別は絶対にしてはいけないこと」を改めて確認し、差別をなくすために自分たちができることをグループで考えました。
 たくさん意見を出し合い、一人一人が「差別をしない」決意をもち、差別のない世界には何が必要か真剣に考えていました。
 その中で、「差別をしている人は、差別していることに気付いていないことが多いから、ちゃんと周りが注意することや、勇気を出して立ち向かうことが大切だ」と話したグループがありました。まさに、この授業で考えてもらいたかった事です。

 差別をするのも人間、差別をなくすのも人間です。
 差別のない世界をめざし、この学習で考えたことを心にとどめておいてもらいたいと感じた授業でした。

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先生、わたしがやります!〜1年生

 最近の1年生の教室では、子どもたちが「先生、わたしがやります!」と話し掛けてくる場面がたびたびあります。
 給食当番の子どもが欠席だったり体調が悪かったりすると、「○○君がいないから、わたしが代わりにやります。」「じゃあ、明日も休みなら、ぼくがやるね。」という調子で、子どもたちが自ら「気付き、考え、行動して」学級のフォローをしています。

 この助け合いの輪は少しずつ広がりを見せています。給食当番が気付かぬうちに汁物を廊下にこぼしていました。それに気付いた女の子は、教室で普段やっているように新聞紙をもってきて、汚れをふき取り始めました。また、その女の子に気付いたほかの1年生や6年生も手伝ってくれたのです。
 毎日の学習や生活の積み重ねの中で、2年生進級に向けて確実に成長している瞬間を間近で見ることができました。
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町校物語リリック上演に大きな称賛!〜6年生スター学年

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 平成最後の年も、年の瀬が近付いて来ました。今年は長岡開府400年、戊辰戦争から150年という節目の年でした。長岡空襲からは73年です。創立147年の表町小学校は、児童109名の尊い命が長岡空襲の犠牲となりました。この73年の年月は、町校の歴史の半分の時間ということになります。

 この節目に、6年生が町校での学びの集大成として、演劇「町校物語〜明治4年 大橋佐平と描く未来」の制作にチャレンジしました。
 長岡市教育委員会からは熱中!感動!夢づくり教育:夢企画事業の助成を受け、二人の本物、山本タカ様、荒井和真様からは、それぞれ脚本、演出を担当していただきました。
 先週13日には学校で全校児童を前に壮行上演を行い、昨晩、リリックホールにて無事上演を終了することができました。

 リリックホールには、保護者や御家族、地域の皆様をはじめ、教育委員会の皆様、学校関係者の皆様など、250名ほどの来場者がありました。6年生スター学年が、思いを込めて演じたこの場限りの演劇をじっくり鑑賞していただきました。
 皆様からは、感動の面持ちで称賛の声をいただきました。皆が、町校魂、町校への愛着と誇りを共有できた素晴らしい時間芸術になりました。ありがとうございました。

 なぜ、町校と呼ばれるのか? なぜ、校歌が二つあるのか? 町校魂とは?など、子どもたちは、表町小学校147年の歴史を学ぶ中で、幾多の困難を克服してきた多くの先人の願いや苦労に思いを馳せながら、感謝の念と、町校への愛着と誇りを一層強くし、これからの自分の在り方、生き方を見つめることができました。

 伝統の鼓笛隊パレード、海の学校、山の学校など、価値ある体験を積み重ねながら、今年度、町校の顔として活躍してきた6年生も、あと三月で町校を卒業し、新たなステージに立ちます。
 町校で学んだことへの自信と誇り、不撓不屈の町校魂を見失うことなく、生涯をかけて、自分と世の幸せを創り出す志を立て、未来に向かって、賢く、優しく、たくましく、前へ!前へ!と歩み続けてくれるものと信じております。
 
 6年生に併走していただいた山本様、荒井様をはじめ、長岡市教育委員会の皆様、保護者、地域の皆様、そしてサポートしていただいた全ての皆様に、感謝申し上げますとともに、これからも町校を支えていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

鼓笛隊の移杖に向けて〜5年生

 先週、「鼓笛隊の楽器オーディション」が行われました。
 フェニックス学年の子どもたちは、このオーディションに向けて熱心に練習していました。
 6年生が指導者となり、演奏方法や行進の仕方から、心構えや態度について丁寧に教えてもらいました。鼓笛の練習に向かう子どもたちの行動は、とても主体的です。

 教えてくれる先輩に対しては、朝のうちに予定を伺い、練習のお願いをします。練習では、「お願いします!」や「ありがとうございました!」というあいさつを欠かしません。いつも以上に緊張感をもち、礼儀を大切に行動していました。
 その他にも、服装を整える、時間を厳守する、楽器は手袋をはめて丁寧に扱うなど、厳格なきまりがあります。これらは、「鼓笛の伝統」だと子どもたちみんなが理解しています。伝統を引き継ぐことを通して、人として大切なことを学んでいます。

 表町小学校の鼓笛隊は、結成から今年で58年目を迎えています。
 鼓笛パレードのときに、鼓笛隊一期生の方が結成当時は楽器を調達するのに苦労したことや、先生が一生懸命に教えてくれたことを話してくださいました。
 鼓笛隊は、そこから1年ずつ年を重ねて今があります。現在の鼓笛隊は子どもたちによる主体的な組織であり、子どもたちが「気付き、考え、行動する」主体性を育てる教育活動となりました。

 そのことから考えると、「伝統の継承」とは、「今までと変えずに行うべきもの」でもあり、「今までとは変えていかなければならないもの」でもあることが分かります。
 つまり、引き継ぐべきものは「積み重ねてきた精神(スピリット)」であり、変えるべきものは「環境や自分たちに合った方法」なのではないかと思います。

 子どもたちは「次は自分たちが鼓笛隊を引っ張る」「演奏方法や行進の仕方を完璧にマスターする」という目標と意欲をもち、伝統の鼓笛隊と向き合っています。そして、技術と同時に精神(スピリット)も学んでいます。本当の意味の伝統を引き継ぎ、立派に鼓笛隊をリードしてくれると確信しています。

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親子行事を楽しみました〜3年生

 11日に3年生親子行事を行いました。
 
 最初の「親子ドッジボール」では、親子みんなで楽しくゲームすることができました。
 「3年生の子どものボールがあんなに速いとは思わなかった。」
 「お母さんにボールを取られた。くやしい。」
 など様々な声が聞かれました。
 勝ち、負けに関係なく、みんなの笑顔をたくさん見ることができた親子行事でした。

 給食試食会のあと、午後からは親子ブラッシング教室でした。
 明倫短期大学の講師の方から、虫歯のことや、虫歯にならないためには、どのように歯磨きをすればいいのかなどを教えていただきました。
 子どもたちは、なんだか照れているような表情でしたが、お家の人と楽しく歯磨きをしていました。歯は、毎日磨きます。毎日の歯磨きをどうするかがとても大切です。家庭でも、学校でも、食後の歯磨きにしっかり取り組んでいきたいものです。
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What do you want ?〜4年生

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 先週の外国語活動はJTLの小野先生と一緒に学習を進めました。
 これまでは、“Do you like〜?”や“Do you have〜?”というような
 【Yes/No】で答えられる問いかけ(答え)の学習をしてきましたが、12月からはステップアップです。
 今回は、手元にあるフルーツカードを使ってペアの友だちにフルーツパフェを作りました。
 
 どのペアも、相手に“What do you want?”と問いかけ、相手の欲しい果物を聞き取り、最後には好みにあったパフェをプレゼントすることができました。
 完成した後、担任から“Let’s try eat”と話しかけると・・・
 「Oh!delicious!」や、「sweet!」「Yummy♪」など知っている言葉で会話を続ける子どもたちでした。きっと耳からたくさんの英語が入ってきているのだと思います。

 英語(外国語)に抵抗感なく、コミュニケーションを図れるあおぞら学年との外国語活動は毎回楽しいです!
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音楽朝会、大成功!〜2年生

 11日の音楽朝会で「小ぎつね」と「ジングルベル」の2曲を発表しました。
 2組の児童が小ぎつねの歌詞に合わせた振付を考え、踊りながら歌い、1組の児童は短い立奏用の歌口で鍵盤ハーモニカを演奏しました。
 音楽の時間に一生懸命練習した成果を発表したい!と、「笑顔で」「心を一つに」を合言葉でがんばりました。

 少し緊張した様子でしたが、上手に発表することができました。他の学年から「歌う声が大きくてよかった」「リズムにのって楽しそうだった」と褒められ、とてもうれしそうでした。

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6年生が「町校物語」を上演しました

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 本日、体育館で全校児童のほか、御家族や地域の皆様など、たくさんの来場者を前に6年生が演劇「町校物語」を上演しました。

 町校児童、町年寄り、大橋佐平に直談判した武士、長岡空襲後に学校を復興しようとした教師、幕府軍、新政府軍、長岡藩士、実況、大橋佐平、三島億次郎、5年生担任など、総がかりのキャストで、全15場面にわたり、これまでの学習の成果を披露しました。

 なぜ、町校と呼ばれるのか。なぜ、校歌が二つあるのか。そして町校魂とは。・・・
 1年生から5年生も、御来場いただいた皆様も、終始熱心に6年生の熱演に注目していました。

 18日(火)のリリックホール公演(開演午後6時30分)に向けて壮行の意味もあった上演でしたが、6年生の姿を目の当たりにした児童からは、口々にすごかった、おもしろかった、かっこよかったなどの声が聞かれました。御来場いただいた皆様からも、そのチャレンジと出来栄えに、たくさんの激励、感動や感謝の言葉をいただきました。

 6年生の演技を通して、町校の歴史、町校魂、先人への感謝、町校への愛着と誇り、これからの志を全校児童、教職員、そして家庭地域の皆さんで共有できた時間となりました。ありがとうございました。 
 
 上演後は素晴らしい青空が広がりました。今日の成果と課題をもとに、来る18日(火)には一層進化した演劇を披露してくれることと思います。多くの皆様の御来場をお待ちしております。

どうしよう?〜3年生

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 今週から来週にかけて、人権教育、同和教育の授業を行っています。画像は、今日の3年生の授業風景です。

 県の同和教育副読本「生きる2」に掲載された題材をもとに、女子だから、男子だからという決め付けがあるとどうなるのか? 
 決め付けが差別につながることやお互いの個性を認め合うことの大切さについて、自分たちの問題として捉え、これからどう行動していくか、考えました。

 いじめ見逃しゼロの学びを経て、今回の学習につなげています。これからも、性別をはじめ身の回りにある決め付けやレッテル貼りの不合理さに気付き、考え、お互いのよさを大事にしていこうとする態度を育んでいきます。

教室の広さは?〜4年生

 4年生は、算数で「面積」について学習しました。
 公式という言葉が出てきたり、日常生活で見ないほど大きな面積を考えたり。
 学習が難しくなってきたな・・・と感じた子も多かったようです。

 「教室の面積は、平方メートル?アール?」という疑問が湧き、みんなで議論していきました。
 「教師用の1mものさしを使う」、「巻尺を貸してほしいと言い出す」などを予想していましたが・・・

 寝転び出しました!みんなが寝転んで・・・「私たちが8人並べなきゃ平方メートル!」「10人いけばアールだよね。だって1aは一辺が10mで・・・」と算数用語を使いながら確かめる姿。
 いつもいつも予想を超えてくれるあおぞら学年の力に感動でした。

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「卒業まで3か月と少し」となりました〜6年生

 12月に入り、「卒業まで3か月と少し」となりました。
 11月30日(金)に,今年度の鼓笛隊オーディションについての説明会を行いました。
 このオーディションで5年生フェニックス学年の鼓笛のパートが決定します。そして,2月19日(火)に実施される移杖式をもって6年生スター☆学年の鼓笛のパートは終了となります。 
 子どもたちは、表町小学校を卒業するという実感をあまりもてていないかもしれませんが,卒業に向けた場面に一つ一つ出会っています。
 
 説明会の場面で「表町小学校の鼓笛隊は58年続いています。それは,先輩方から脈々と受け継がれているものがあるからです。曲も隊形も発足当時とは変わっていますが,それでも変わらないものがあるはずです。それは,何だと思いますか?」と尋ねました。
 子どもから返ってきた答えは,「物を大切にする心」「時間を守る姿勢」「最善を尽くそうとする態度」「団結する心」「相手を大切にする心」などです。
 それらは,鼓笛隊固有のものではなく,私たちが社会生活をしている中で「大切だ」と感じていることです。つまり,鼓笛隊は社会生活をしていく上での大切なことを体現していることになります。そして,諸先輩方はそうした「魂」のようなものをこれまで大切に引き継いできてくれたのです。
 そのことを考えると,卒業を目前にしたスター☆の子どもが,すべきことは自ずと決まってきます。自分たちも引き継いできた「魂」を忘れることなく生活するということと,そして後輩のフェニックス学年に伝えるということです。
 説明会後に,鼓笛の楽器を紹介する場面を設けましたが,どのパートのどの子どもの様子からも,後輩に一生懸命に伝える姿がありました。

 現在取り組んでいる「町校物語」も,5年生の鼓笛オーディションをきっかけとし,表町小学校の先輩方が引き継いできた「魂」を感じながら旅をする内容となっています。
 
 これからの3か月と少しの間で,鼓笛や町校物語などの行事や日々の生活や学習を積み重ね,子ども一人一人が,自信をもって「表町小学校で学んだことは…」と,語れるようになって,卒業していってもらいたいと思います。

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今年も素敵な贈り物をお届けしました

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 本日、音楽部が長岡赤十字病院を訪問し、コネクションホールで、Happy Christmasコンサートを行い、素敵な町校サウンドを皆さんに聴いていただきました。

 毎年恒例となっている年に一度のこのコンサートは、19年目となりました。音楽部が日頃の練習の成果を発表するとともに、入院されている方々と音楽を通して交流することで、思いやりの心を育むことをねらいとしています。

 今日は、1〜3 かえるの合唱〜キラキラぼし〜よろこびの歌 4 君がくれた夏 5 スリラー 6 君のひとみに恋してる 7 全力少年 8 シュガーソングとビターステップ そしてアンコールに応えて、9 ラストクリスマスの9曲、さらに歌唱付ビリーブの計10曲を披露し、会場はありがとう!のたくさんの笑顔と大きな拍手に包まれました。

 音楽部の皆さんも、ホールに集った皆さんも、楽しく価値ある時間を共有できたことと思います。御協力いただきました多くの皆様に感謝いたします。

 なお、この模様は明後日13日(木)17:00からNCTの番組で放映されます。

あえて教えない〜3年生

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 今、体育の時間に「跳び箱」をしています。きれいな開脚とびができるように練習中です。
 跳び箱は、準備と後片付けに時間がかかります。これをいかに早く行うかがとても大切です。子どもたちは、声をかけ合い、協力しながら準備や後片付けをしています。
 その後片付けの中でロイター板がありますが、表町小学校のロイター板は、片付けるスペースがジャストサイズになっているので、考えて入れないと全部が入りません。

 レインボー学年の子どもたちは、このロイター板の片付けに苦労しています。運ばれてきたものから、スペースに入れているので、いつも最後のロイター板が入りません。教師がそこに入って教えればすぐに片付けられるのですが、あえて教えることはしないようにしています。
 どの順番でロイター板を入れればいいのか、自分たちで考えてほしいからです。片付けに苦労していると、子どもたちが教師の方をちらちら見てきます。しかし、あえて何もしないで、見守っています。
 すると、子どもたちは、本気で話合いを始めます。「これは、このスペースの方がいいんじゃない?」「いや、それだと最後が入らない。」「じゃあ反対の向きにしてみる?」「一回やってみようよ。それで入らなかったら、また考えよう。」など、どんどん話合いが進んでいきます。

 自分たちでなんとかしなければいけない状況だからこそ、子どもたちは、本気になります。これから生きていく上で、自分たちで考えて自分たちで行動することはたくさんあります。自分たちで考えたことが成功するとも限りません。そんな中で、どうしていけばいいのか仲間と話し合って、考えていくことが大切です。

 少し時間がかかりましたが、最後には、子どもたちの力だけでロイター板を片付けることができました。その時、子どもたちから自然に拍手と喜びの声がありました。教えるよりも何倍も価値あるものだと思いました。

いえのしごとにチャレンジしよう!〜1年生

 先週、生活科で「いえのしごとしらべ」を行いました。
 「家では、どんな仕事があるんだろう?」
 「ぼくはいつも風呂そうじをしているよ!」
 「自分がしていることは分かるけど、他にはお料理や洗濯、掃除かな。」
 など予想をしながら宿題に取り組みました。

 この学習を通して、「家族の一員としての自分の責任や役割を果たすこと」「家族のために自分ができること」について、子どもたちが自分で気付き、考え、行動できるようになってもらいたいと考えています。

 冬休み期間は、年末の大掃除や、お正月の料理、新年を迎える準備等、この時期だからこそできる仕事にチャレンジできるよい機会です。
 ぜひ、家族の一員として、たくさんの仕事にチャレンジしてほしいと思います。
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素敵な昼のひとときをありがとう!

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 昼休みの体育館で、音楽部のコンサートがあり、「君の瞳に恋してる」「全力少年」「シュガーソングとビターステップ」「Last Christmas」の4曲が披露されました。

 日頃、積み重ねてきた成果を楽しく力強く演奏し、子どもたちやご家族、地域の皆様にも喜んでいただきました。

 御礼の言葉とともに、6年生部員からは、新入部員歓迎します!のメッセージもありました。やってみよう!と受け止めた子どもたちもたくさんいたのではないでしょうか。コンサートで素敵な昼休みを過ごした町校の子どもたちは、元気に5時間目に入りました。

 音楽部は11日(火)に恒例の日赤病院訪問コンサート(開演午後3時40分)を行います。ここでも、多くの皆様に喜んでもらえる町校サウンドを届けてくれることでしょう。

いじめ見逃しゼロスクール集会

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 11月7日に東中学校区で行われた「いじめ見逃しゼロスクール集会」に,学校代表として6年生全員が参加しました。
 それを受けて6年生が中心となり,11月27日に「表町小学校いじめ見逃しゼロスクール集会」を行いました。
 
 最初に6年生がいじめの一場面を劇で表現しました。劇では、登場人物の心情も語られました。
 以前は自分がいじめられていて,ターゲットが変わったことに安堵しているEさん。
 いじめる理由はないけれど、断ったら自分が仲間外しに合うことを恐れ,加担してしまうNさん。
 何とかしなければと思いながらも,自分が無視されたり外されたりすることを恐れ,止められないHさん。
 
 「この場面について,どう考えますか。」と,6年生から投げ掛けられ,近くの友達と話し合ったり,自分の考えを発表したりしました。
 集会後には,各学級の道徳の時間でこの話を取り上げ,学級で話し合う時間を設けました。

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「町校物語」山場です!〜6年生

 来週に迫ってきた「町校物語」の校内発表会。子どもたちの練習も山場です。

 一人一人が「セリフを覚えなきゃ」と必死に確認をしたり,衣装の着脱の練習をしたり,自主的に小物を作ったりと,張り切って頑張っていることが伝わってきます。

 時空がゆがむ場面や戊辰戦争の場面など,演出家の荒井さんからアドバイスをいただきながら,みるみるよくなっていくことが分かります。
 荒井さんのアドバイスが的確なのと,子どもがそれに柔軟に対応し,努力をすることによってよくなっているのだと思います。

 学年目標である「40人一致団結!!全力疾走!!」を体現するため,みんなで全力で「学び」「想い」「鍛える」時です。どうぞご期待ください。応援よろしくお願いします。

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すっきりしました!!〜3年生

 「とてもすっきりしました。」
 これは、3年生の一人が日記に書いた言葉です。

 27日、「表町小学校いじめ見逃しゼロスクール集会」がありました。
 6年生がいじめについての劇を考え、1年生から5年生がいじめについて考えるという集会でした。集会の中で、6年生が意見を求めた時、レインボー学年の子どもたちがたくさん手を挙げ、全校の前で自分の意見を発表しました。

 その時、自分(日記を書いた子ども)は、意見を発表したかったけれど、なかなか手を挙げることができませんでした。
 しかし、勇気をもって手を挙げ、全校の前で自分の意見を言うことができたのです。
 意見を言うことができた時、「とてもすっきりした」のだそうです。日記の続きには、「勇気を出して発表することができて本当によかった。」「これからも自分の意見を言うようにしたい。」とありました。

 何か一歩踏み出すことは、とても勇気がいります。それが自分の言いたいこと、やりたいことの場面であればなおさらです。
 勇気を出して一歩踏み出したことは、とてもすばらしいことです。
 日々、一生懸命頑張っているレインボー学年。想像を超える姿に出会うことがたくさんあります。
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互尊文庫のひみつを見つけたよ〜2年生

 11月27日に互尊文庫へ見学に行きました。
 互尊文庫の歴史を教えてもらったり、絵本があるところだけでなく、昔からずっと保存してある書庫も見せてもらったりして大興奮の子どもたちでした。

 カウンターで本を借りるだけでなく、自分で借りる手続きをする「セルフ貸出機」の体験をさせてもらったり、休日に本を返す返却ボックスの中を見せてもらったりと、普段、体験できないことも経験でき、互尊文庫のひみつをたくさん見つけることができました。
 
 書庫の中は、本の棚がずらりと並んでいました。本を食べる虫が付かないように、スリッパに履き替えて中に入り、湿気が出ないよう注意しました。戦前の資料、長岡の大事な歴史資料を目にし、「うわー、すごいね。戦争の時、燃えないでとっておけたのだね。」と感嘆の声を上げていました。

 互尊文庫の外には、図書館を設立した野本互尊翁の石碑が立っていました。「互尊」の意味は「自分を大切にし、他の人のことも尊敬する」と習い、子どもたちは「なるほど。すてきな意味だね。本を読んでそうなりたいね。」と言いながら、しっかりメモを取っていました。
 
 長岡の素晴らしい公共施設を巡ることができ、今後、他の施設も見学に行きたい!と意欲も高めることができました。

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学校行事
3/26 後援会会計監査
3/28 PTA会計監査
4/1 学年始休業 新任職員着任 職員会議1 挨拶回り