感謝の気持ちを伝えたい〜5年生
5年生は、あと2か月足らずで卒業を迎える6年生に感謝の気持ちを伝えようと「6年生を楽しませようプロジェクト」を立ち上げました。実行する内容は「6年生を楽しませる会」「6年生との会食」「6年生と遊ぶ会」の三つです。
はじめにこのプロジェクトを通して、6年生にどんな気持ちになってほしいか」考えました。「楽しい気持ちになってほしい」「振り返った時に、良い思い出になってほしい」「私たちが伝統をきちんと受け継ぐので、安心して卒業してほしいということを伝えたい」などが挙がりました。それから、そのためにはどんなプログラムにすればよいか、どんな役割が必要か、学級委員や運営委員が中心となって話し合い、準備を進めています。 しかし、プロジェクトの準備や話合いは、いつも順調にいっているばかりではありません。話合いの様子を見ていると、子どもたちからいろいろな意見が出てきますが、それを学級全体の意見として、まとめることに苦労している様子が見られます。 一度「先生が話合いを進めた方が早く決まるので、お願いします」という声が子どもたちから出ました。そこで「先生が決めるのは簡単だけど、それで本当にいいの?」と問い返したところ、5年生はしばらく考え、もう一度自分たちで話合いを再開しました。 自分たちの意見をぶつけ合いながら、最終的に「6年生が楽しい気持ちになってほしい」という合意形成に向けて、もっともよい方法を学級で選択していく経験は、来年度の町校のリーダーになるために大切です。 5年生が力を合わせて行事を成功させ、「来年度の町校のリーダーは自分たちが受け継ぐんだ」という意識が高めていってほしいと思います。 |