どんな困難にも負けずに、最後の成功を目指して自己のベストを尽くす町校の伝統精神

20人で助け合い、教え合った『未来の学校』〜6年生

 17日のリリック公演には、たくさんの方からおいでいただきました。
 この日を迎えるまでに、さまざまな試練がありました。
 校内発表の1週間前、台詞はほぼ完ぺきに入り、自分たちの演技はかなり上手にできていると思っていた子どもたちでした。でもビデオで見ると「全然、声が聞こえない」「ジェスチャーが小さすぎて何をしているか分からない」ことが判明しました。「一人で頑張るのももちろん大事だが、劇団員になるために町校物語をしているのではないよね。」と投げ掛けると、子どもたちは「みんなで見合って、アドバイスをし合おう」と動き出しました。
 そして、何度も「これでいいのか」「この台詞の時にこの動きでいいのか」と考え、話し合っていました。

 しかし、一番難しいのはここからでした。演技をしてみて、「やっぱりまだ伝わらない」「気持ちが表現できていない」と壁にぶつかっていました。マンツーマンで教え合う姿が休み時間にも見られ、子どもたちの真剣さが伝わってきました。「ぼくだったら、こんな風に言うよ。」と演技をしてみる子。「驚く時は、顔を見合わせてから2秒待とうよ。」と具体的に動きを確認する子。まさに全員が一致団結して、「自分の殻をやぶる」という全員の目標に向けて練習をしていました。
 自分たちで考え、演技をして確かめるという過程を通して、子どもは大きく成長していきました。
 
 そして、本番。一場は緊張している様子が見られましたが、徐々に慣れ、練習の成果を発揮していました。いきいきと演技をし、楽しんでいる姿も出てきました。ステージの脇では、「がんばれー。」「いいよ、その調子。」と励まし合っていたことも印象に残っています。
 八場まですべて終わると、上手くできたという喜び、みんなで頑張ったという達成感で多くの子がうれし涙を流していました。本当に20人全員がよく頑張ったと思います。
 卒業まで、あと3か月ですが、みんなで養ってきた団結力を発揮し今後も学校生活を送っていこうと思います。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
学校行事
1/20 CRT(国 理)
1/21 CRT(算 社)、代表委員会
1/23 下学年スキー教室(長岡市営)
1/24 委員会17
1/26 ↓A週19