自分たちでよりよい生活をつくっています【自学の心】〜4年生
レインボー学年では,「明日,来た時に気持ちよく過ごせる学級を」ということで,終学活前の整理整頓や軽清掃を行っています。机の縦横を揃えたり,棚の整理をする他,埃や消しカスが目立つ時に掃き掃除を行ったりします。黒板下にチョーク汚れがある時には,拭き掃除も行います。一人一人の担当は特に決めておらず,個々人ができることを見付けて取り組むようにしています。
4月から行ってきたこの活動ですが,年度当初は清掃や整頓をする子どももいるのですが,遊んだり談笑したり,何もしなかったりする子どももいました。担任の指示ではなく,自分たちの力でよい環境をつくり,その中で学習や生活をすることを当たり前にしてほしいとずっと考えていました。 そんな中,先日の学活前に少し遅れて教室に戻ると,全員着替えを終え,ランドセルを机に乗せて座って待っていました。 「わぁ,支度を終えたのだね。遅くなってすいませんでした。じゃぁ帰りの会を…」と話すと,子どもから「もう終わりました。あとは先生の話です。」と返ってきました。 そして「あと,整理整頓と軽清掃も終えています。2階の窓も閉めておきました。」と続きました。 これに驚いて,「どうしてそうなったの?」と尋ねると,環境係が帰りの会の係からの連絡の時に皆に伝えたのだそうです。 「自分たちでよい環境を作ろうとしたこと」,「仲間の提案を聞いて,皆で行動に移したこと」,「自分たちにできることをできるだけたくさん見付けたこと」,子どもたちは大きく成長していました。自分たちの判断でよりよくしようと考え行動できたこと,嬉しく思っています。 |
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